渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

最長一日走行距離

2023年06月21日 | open


 
今まで一日で最長距離をオート
バイで走ったのは、横浜から
大阪の桃山学院大まで行った
時だ。往復1,200km程。行って
戻る。それを走り抜いた。
高速道路訴訟の学生オルグの
ため、学二連関係者の間に関西
拠点を作る目的で弁護士と2台
で高速道でひとっ走りしたのだ。
滞在地での面談勧誘交渉は1時
間程だ。
二度行ったが、2回目は先方の
学生寮に1泊した。
行きは中央、帰りは東名を使っ
たが、往復東名のほうがよかっ
たと思う。二度目は往復東名に
した。そのほうが若干距離が
短い。
私は横浜から大阪への往復は
2ストの250マシンで行った。
途中、1回目の行きの時、諏訪
SAでリヤタイヤに太い釘が刺さ
っているのを発見し、同行者に
も付き合ってもらい、一旦高速
を降りて街中のバイク屋でリヤ
タイヤを新品ミシュランに履き
換え、また高速に乗った。
このリヤのミシュランは、その
後FISCOでスポーツ走行でF3マ
シンと取り換えながら走らせた
ら、1コーナーで面圧をかけると
グニュグニュと旋回中に腰がな
くスライドして、あまりマッチ
しないなと感じた。
スリック車との比較ではサイド
の剛性不足は明白だった。
まだ現在のような一般公道車用
でサーキット走行もカバーする
タイヤは出ていなかった。
今は本当にタイヤが素晴らしく
なった時代だ。

この大阪往復の時は快速の二輪
だったのでまだ高速巡行は楽だ
った。
だが、50ccで川崎から広島県まで
一気に走った時には、背筋や腰
は痛くはならなかったが、いつ
までも着かないので、かったるく
なってきた。50ccなのでずっと
下道一般道だからだろう。
一般道ゆえ、いつでも脇道や公園
で休息できたのはよかったのだが。
大きな排気量でピューと高速を
2ストロケッター弾丸特急で行く
のとは、かなり勝手が違う。50cc
での長距離走行は身体はなんと
もなくとも、とにかくだるい。
いつまで経っても目的地が来な
いのだから(笑
結局20時間ほどで走りついたが、
長かった。

この距離を下道で50のカワサキ
2ストロードモデルで一気に走り
抜いた。
理由は、買ったばかりの新車なら
ば、神奈川から広島まで行って
帰ればナラシが終わるから。
帰りは横浜の隣の部屋に住む名
古屋出身のカワサキ乗りの友人
の実家で一泊した。
名古屋に立ち寄ったのは、東山
公園内の一方通行周回コースを
走ってみるためだ。(現在車両
通行禁止)ミニサーキットみたい
な道路だった。
友人は名古屋港とかも案内して
くれた。彼もバイクで名古屋に
帰省していた。

オートバイには、私は不具合ない
乗車姿勢で乗る為、ロングライド
で「手が痛い」とか「腰が痛い」や
「姿勢がきつい」などという事に
はならない。これはミドルティーン
の頃から。たとえセパハン車で
あっても。(中途半端なハンドル
よりもセパハンのほうが疲れない。
完全前傾姿勢で下半身で乗るから。
上体が直立したポジションモデル
は、路面からの衝撃がもろに来る
ので存外疲れやすい)
身体的には脳が疲れる程度で、四
肢のどこかがどうにかなるなどと
いうことは皆無だ。
仮にそうなるとしたら、それは乗
り方が確実に間違っていると思え
る。
箸の持ち方が悪いから食事の時の
箸使いで手が疲れるのと同じで、
やり方次第かと思う。

ただ、睡眠はとても大切で、オー
トバイに乗る前日には、きちんと
睡眠を取っていないと危険だ。
別段、走りの予定や約束が無いなら
ば、前日の仕事等で睡眠不足の時は、
オートバイに乗って外乗りに出ない
ことを選択するのも一つの正解で
ある。
二輪ライディングは気持ちの充実が
とても大切だからだ。
オートバイはとても危ない乗り物
だから。

 


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