キュー切れの秘訣

ビリヤードのキュー切れの秘訣は、

野球の速球を投げる時の感覚で

撞く事。

野球のボールの投げ方は、身体

全体を使うが、特に上半身では

肩、肘、手首、指、指先の使い

方が重要だ。

ブーンと振っては速球は投げら

れない。徐々に加速して、パン

タグラフのような動きで振る側

の腕が動いて、最後にビュッと

スナップを利かせて投げる。

手榴弾や火炎瓶の投げ方は肘を

伸ばして遠心力のみで投げるが、

これは野球ボールの投げ方とは

全く異なる投法だ。

ビリヤードにおいては、キュー

切れの撞き方は野球ボールの投

球と同種動作であり、ただ振る

だけの慣性利用の張り子突きは

手榴弾・火炎瓶投げの用法に近

いといえる。

実は、野球の投球、日本刀での

斬撃、ビリヤードでのキュー切

れ撞き出しは、極めて似た動作

の原理がある。

三者は非常に似通っている。

キュー切れに秘訣あり。

キュー切れよく撞くやり方は、

野球の投球における速球の投げ

方のようにキューをさばくのだ。