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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

敷石 ~shikiishi~ (渓流詩人オリジナル)

2022年01月06日 | open

敷石 ~shikiishi~ (渓流詩人オリジナル)

参ったねえ。
あの時からもう54年になり、
この時からもう20年になる。

この曲は西岡恭蔵=ゾウさんが
作ったJAZZシンガーの安田南を
歌った曲「プカプカ」への返歌
して、南が「うたう」としたら、
もしかするとこんな気持ちだろう
というところで私が作った。南も
南の亭主も酒は飲まないが。

私はセロリが嫌いだったが、南
が作った料理でセロリが食べら
れるようになった。
南の亭主のMは私の二輪の師匠的
存在でもあった。義塾から同志社
に行った飛龍伝の人。

12年程前、南は死んじまったと風
の便りで聞い
た。
Mは今頃どうしているのだろう。
彼が出演した映画は『野性の証明』
だけだった。
太一喜和子と同期だった女優でも

あった南は、ある映画出演が決ま
っていたのにばっくれたので出演
してはいない。音源だけはサントラ
盤で残っているが、別人のクレジッ
トになっていた。
もしかしたら、南と同じくMも今
はこの世からばっくれてるかも知
れない。ゾウさんがクロさんを思っ
てそうだったように。
ピアフが作ったイムアラムールの

歌詞は絵空事ではないから。
「うたうたい」は、たとえ歌詞は
仮想であっても、絵空事で「うた」
などはうたわ
ない。


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