
私は東京生まれだ。
日常会話では東京弁を話す。
ある時、日常雑談をしていて、
九州の友人から「『ちと』
ですかー?(笑」と言われた。
ですかー?(笑」と言われた。
あ、すまん。
それ東京弁(笑
大小の小の意味でなく、東京
弁の「ちょっと」や「ちょい
と」はveryとかenoughとか
everytimeやeveryoneやmore
やno moreの意味があるので
す。
弁の「ちょっと」や「ちょい
と」はveryとかenoughとか
everytimeやeveryoneやmore
やno moreの意味があるので
す。
なので、仕事でうちの会社側に
ミスあって、気の置けないお客
さんに「ちょっとしくじり
ました」と言ったら、西日
本の人たちには結構言われ
る。
ました」と言ったら、西日
本の人たちには結構言われ
る。
「ちょっとやないやろ」と。
関東以外では「ちょっと」は
微量の意味でしか解釈されて
いないので関東人は注意が必
要だ。
微量の意味でしか解釈されて
いないので関東人は注意が必
要だ。
江戸弁「ちょっと」にはhey!
の意味もある。
の意味もある。
「ちょいと!おまえさん!」(喧
嘩屋右近の女房おげん)とか
「ちょほいと待ちなー」(日
活時代の小林旭)とか、キム
タクの「ちょと待てよ」とか。
嘩屋右近の女房おげん)とか
「ちょほいと待ちなー」(日
活時代の小林旭)とか、キム
タクの「ちょと待てよ」とか。
「少し」というところの大小
の小ではないニュアンスなん
す。
の小ではないニュアンスなん
す。
これらの「ちょっと」は「お
い」とか「よー!」とか
「Hey! you!」の意味。江
戸東京弁です。
い」とか「よー!」とか
「Hey! you!」の意味。江
戸東京弁です。
レイニーウッドの上綱さんの
名曲『青い瞳のステラ 1962
年夏…』に出てくる「ちょっ
といかしたステップ」という
のも、「かなりカッコいいス
テップ」という意味だ。多少
の小では全く無い。
名曲『青い瞳のステラ 1962
年夏…』に出てくる「ちょっ
といかしたステップ」という
のも、「かなりカッコいいス
テップ」という意味だ。多少
の小では全く無い。
その意味を取り違えると、あ
の曲のラストで死んだステラ
に「こんなに上手くなったん
だぜ。土の中で眠ってないで
見ておくれよ」という意味に
は繋がらない。西日本地方の
人、特に上綱さんの地元でも
ある広島の人は要注意だ。
「ちょっと」は「少ない」の
意味ではない。真逆だ。
の曲のラストで死んだステラ
に「こんなに上手くなったん
だぜ。土の中で眠ってないで
見ておくれよ」という意味に
は繋がらない。西日本地方の
人、特に上綱さんの地元でも
ある広島の人は要注意だ。
「ちょっと」は「少ない」の
意味ではない。真逆だ。
「とっても」の意味であの歌
の詩は作られている。
の詩は作られている。
東京もんは箱根から向こうに
行ったならば注意したほうが
いい。
行ったならば注意したほうが
いい。
全く言葉の意味を別な意味に
捉えられる事がかなりあるか
ら。
捉えられる事がかなりあるか
ら。
典型例ではもう一つある。
それは江戸弁での「勘弁して
くれ」は「よせよ」「いい加
減にしろい」「金輪際願い下
げだ」「ご遠慮いただこう」
「出直して来やがれ」の意味
なのだが、それが西日本で
くれ」は「よせよ」「いい加
減にしろい」「金輪際願い下
げだ」「ご遠慮いただこう」
「出直して来やがれ」の意味
なのだが、それが西日本で
それを言うと地面にひれ
伏して赦しを乞う事であ
ると誤解される。
伏して赦しを乞う事であ
ると誤解される。
これはもう完全にそのように
誤解される。
誤解される。
つい先日もあった。
「そいつぁ勘弁してもらおう」
と言ったら「そんなに掌返し
て急に詫びを入れて態度を
翻しても云々」と。
と言ったら「そんなに掌返し
て急に詫びを入れて態度を
翻しても云々」と。
こちとら詫びなんざこれっぽ
っちも入れてねえっつーの。
っちも入れてねえっつーの。
「大概にしろ、このスット
コドッコイ!おととい来や
がれ」という意味だ。
コドッコイ!おととい来や
がれ」という意味だ。
Too enough. Get away!
の意味だ、たぁけ!
と思った。
ただ、国が違うと言葉は通じ
ない事が普通なので、どちら
にも罪はない。
ない事が普通なので、どちら
にも罪はない。
気をつけろ、東京人。
諸君の言葉は、関東以外では
通じない。
通じない。