渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ビリヤード場のラシャ

2022年04月07日 | open



これがビリヤード場の台のラシャ。
めちゃくちゃ綺麗だが、これが
普通だ。
ここは池袋ロサ会館。ピンクの
ビルの鉄火場(笑)。
撞いているのは芸人さんのくじら
さん。早稲田大学正門前の老舗玉屋
イナホの元店員さんA級。正門前と
いっても門の無い大学だけど(笑)。

これが一般的なネットカフェなどの
アミューズメントのビリヤードテー
ブルのラシャ。


台はしっかりした物でも、客?が
とんでもねえ連中しか来ないので、
ラシャは破けまくりで突っつき痕
だらけだ。
また、ラシャの上に飲み物を置い
たり、ハウスキューの腹で玉を
ぶっ叩いたり、キューを叩き折っ
たり、そんな奴らしか来ない。
大抵は20代。
玉が入らないので、最後には集団
で台を囲んでカラーボールを一斉
に突っつき出す。
上の画像からでも、ラシャの上に

飲み物のコップを置いて飲み物を
こぼした痕跡がカメラに収まって
いる。
ネカフェは店員が注意などはしない。
まさに無法地帯のように無軌道な
乱暴が日常茶飯事で発生している。

そういうことをする連中は、本物
のビリヤード場には
行かない。
そういう事をすると叩き出される
だけでなく、ラシャ破りは1センチ
で10万円請求されるからだ。
そして、本式の玉屋では、店主や
常連高齢者によりまず礼儀から躾け
られる。
今のアミューズメントでギャー!と
か大声で騒いでいる連中は日常的
な人間
生活の躾も何も無い野生
動物みたいな生き物なので、本物
ビリヤード場に行くのはまず
無理。
摘まみだされるのがオチだ。
本物の玉屋育ちの玉撞き者たちは
とても対人関係が礼儀正しい人間
たちばかりだが、それは日本の
ビリヤードの文化の歴史として
ある。極めて日本の撞球場は
「日本的」であった。

日本の本式撞球場では、武道の
道場のように、常連者の持ち点
(階級=クラス)並びに名札が
壁に掲げ
られていて、まさに道場
そのもの
だった。無礼・失礼は
絶対に許さ
れない。
これがフィリピンやアメリカなど
では無礼千万、どチンピラみたい
なのがウヨウヨいる。
そして、日本でも、フィリピンや
中国人の玉突き人が多く入国して
来るようになった頃から、日本人
も含めて無礼で
失礼な慮外者が
非常に多く玉台がある場所に湧き
出した。
ただ、そうした連中は、大抵は
人間としての最低限の礼儀さえも
不存在の無法地帯のネットカフェ
等のアミューズメントに屯している。

本式玉屋に行きたいのだが、田舎町
には玉屋=本物のビリヤード場が
無く、玉屋までは40kmも離れている
という信じがたい状態なので、
やむなく近場の「玉台置き場」に
行く。
早稲田のイナホなどはうちから
300mの距離だった(笑)。
神楽坂の老舗店も近かった。
ただ、私の常連店は別な店だったの
で、イナホや神楽坂にはあまり
通わなかった。
イナホはかつてはポッケは箱台の
店で、入り口ドアの内側に白い
大きな雑種の老犬のワンコがドア
ストッパーのように寝ていた。
店をやっていたのはおいちゃん
だったが、今は代替わりしたよう
だ。良い店。
神楽坂の店は今は無くなったが、
そこも「ザ・玉屋」で申し分ない
本格派の店だった。
ワー!ギャー!ドギャー!のガキ
たちなどは寄り付かない。


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