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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ナイフのエッヂを整える

2020年07月11日 | open


光にかざしてアングルを変えて見て精査
しないと判らない程の微細な刃まくれが
生じたので、刃先を超マイクロベベル付け
をして整える。

ナイフを研ぐと砥石はこうなる。
これは#1000の荒砥石なので、このナイフ
を研いだのではなく、別なナイフを研いだ
直後の砥石の状態だ。
この後、まっ平になるまで砥石の面磨りを
する。


本山あいさのみで刃先仕上げ。


刃持ちの為に超極小の小刃=マイクロベベル
を付けた。


プーッコの優れている点の一つに、シース
の構造がある。
プーッコナイフのシースには、中にイン
ナー=内鞘が仕込まれていて、万一転んだ
時などでもブレードが革シースを突き破る
ことが無いように考えられている。
インナーは木製やプラスティックやポリ
ウレタン樹脂だったりするが、鞘内で刀身
がガッチリと固定されていて、全くぐらつ
かない。これは素晴らしい。


このマルティーニはブレードバックの角が
キンキンに立っており、ここでマグネシウ
ム棒をこすると、強烈なスパークが出る。


あ。


その顔は・・・


やっぱり。


舐めるなって。こちらの顔色窺いながら。
完全にわざとなんだよなあ。危ないよ。


さて、切れ味は。
試し切りすると、背筋が冷たくなる程の
切れ味だった。まだストロッピングして
ないのに。うわ、みたいな。

何事も、試してみないと分からないよね。
特に切れ味や切り味、その物が持つ特性
などは。接してみないと本当の姿は分か
らない。
昨日7月10日に全容が初めて公開された
こいつも、かなり切れ味が良さそうだ。
プーッコのように、小さいながらも切れ味
が鋭い、てのが私は個人的には好き。
山椒みたいなピリリとスパイスの利いた
やつね。北欧ナイフのプーッコ最高だよ。







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