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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

雨の日に革ジャンは着ないのか?

2023年11月18日 | open

【カスタム完成】
AN-BU custommotors SUZUKI GS750G
カフェレーサー,セパハン,アルミ叩き出し,
スズキ,鈴菌,旧車,Caferacer



名古屋のプロに作ってもらった
カスタムマシンも凄いが、何よ
りもこの
言葉が響く。
大雨の中「カッパ着ないんすか?」
の質問への答え。
こんなもんだ。本当は。
この答えが正統正解正答だ。
プロの革ジャン屋が言うのだか
ら間違いない。
私が生まれた時の家のすぐそば
(中目黒)の革ジャン屋さん。
これが1950年代、60年代、70年
代、80年代の乗り屋の常識だっ
た。
というか、このスタンスがスタン
ダード。
映画『彼のオートバイ.彼女の島』
(1986年/大林宣彦監督)の中で
「雨なのに革ジャンなんて着や
がって」と女から無理やり革ジャ
ンを剥ぎ取る事が如何に絵空事で
あるか。
現実では、乗り屋は雨だろうと
革を着ていたし、今で
もそうだ。
これ、二輪乗り屋たちの歴史の
真実だ。

考えてもみて。

武士がいました、通常は雨に刀が
濡れないように注意はしています、
でもここは合戦場です、大雨が
降ってきました、さて貴殿
が武士
だとして、刀を抜かずに
刀が大事
だと称してそのまま貴殿
は敵に斬
られますか?

という話。
それだけのことなんだよね。
雨の日に革ジャン云々てのは。
本質的なところでは、雨だからと
革ジャンを脱ぐ、着ないなんての
は、本末転倒なわけ。
転倒に備えてさえいない(笑
魂が。

乗り屋はこんなもん。



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