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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

パン屋さんの紙袋

2021年08月24日 | open

 
三原市内で私がよく行くパン屋さん
がある。そのお店で作られるパンが
私は一番好きだ。特に塩パンがうま
い。
以前は三原には「たかちゃんパン」
というおいしいパン屋さんがあった
のだが、クリームパンを作って店名
を八天堂と変えてからは東京に進出
し、三原市内でのそれまで愛されて
てきた常食のパンは消滅した。
すべて、東京での販売戦略を中心に
事業展開する「企業」となった。
元々は古くから市民に愛された「たか
ちゃんパン」だった。今は無い。
東京での販売を中心に事業展開して
いる。
三原の港町ではクリームパンなどは
定着して来た歴史は存在しない。
それを大昔からあったかのような
イメージ戦略でTVにも何度も出て、
爆発的ヒットになった。
美味しかった、主婦などのおばちゃん
たちが焼いていた「たかちゃんパン」
は消滅した。クリームパンは確かに
かなりウマいけど。戦術ではなく戦略
勝利の感はある。
八天堂は莫大な利益を上げ、店舗や
製造工場をバンバン新築し、海外拠点
も設ける程になった。躍進だ。
古くから三原の人たちに親しまれて
来たのは「たかちゃんパン」であり、
八天堂ではないというのはある。
古い屋号だけど。
私は創作パンの「赤ちゃんのおしり」
というパンが大好きだった。
だが、消滅した。あれ、食いてえ。
 
三原には「たかちゃんパン」と「オ
ギロパン」という老舗のパン屋があり、
オギロパンは戦後は学校給食にも関与
して親しまれていた。オギロパンの
オーナーは三原の剣道連盟の重職を
務める指導者の先生でもあった。
オギロパンは健在だ。
 
私が好きなパン屋さんは「スワン」と
いうパン屋さんで、三原にパン屋は
数々あれど、そこのパンが一番好きだ。
少量製造なのだが、なんとも懐かしい
味のパンで、おいしい。
「たかちゃんパン」に一部味の方向
性が似ている。






その「スワン」は、レジ袋の代わりに
サービスで新聞紙を折ったパックを
お客さんに無料提供している。
この新聞紙パックも何とも懐かしい。
昔、子ども時分に作ったカブトみたい
だ。
だが、折り方がカブトとは異なる。
これは便利だ。
キャンプなどでのちょっとしたクズ
入れにもなる。車内用のダストボッ
クスとかにも。
ちょっとした気遣いが嬉しいパン屋
さん「スワン」。
パンがおいしくて店員さんが感じ良
くて、気遣いもいい。
おすすめ。
三原警察署近所、百均のダイソーの
隣り。
 
↓リンク
 
 

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