渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ライディングの肝

2023年11月19日 | open

祝!最後の峠でアメリカンバイク
のヒザすり成功【FZX750】



安全靴でもいい。
肝は heel's important なん
だよね。

これ、モーターサイクルのロー
ドモデルでのライディ
ングでは、
ほんまの話。

逆にオフ車ではぺたんこソール
ほうがいい。特にトライアル
とか。

それと四輪車。四輪は陸上競技
ような平らなソールでないと
巧く
運転操作はできない。
シフトチェンジする四輪では特
にヒール付は×。
あと、ロッククライミングや

ボルダリングでもヒール付は×。
人間も適材適所が大切だけど、
使う道具も目的に沿った物を
選択するのが肝要。要の肝かと。
人に当てはめると、適材適所
よりも適所適材や量才録用の
ほうがニュアンス近いかな。
高下駄履いて陸上戦闘はでき
ないから、京都市中の斬り合
いの前には脱いで裸足になる
ようなもん。
これは時代劇の演出だけかも
しれないけど(笑

西伊豆のここもなぁ。
飛んだら救急車来るまで2時間
コースだから、絶対に飛べない。
転倒や事故=死と考えていない
と走れない。
峠では絶対に転倒はダメ。
峠でなく街中でもだけど。
転倒しないのは、転倒させない
乗り方をすればいい。
それには、二輪車の操縦につい
て知悉する事。脳内だけでなく
身体が脳のいうことをきくよう
になる事。
でも「身体で覚える」なんての
は無い。すべては脳で理解して
から始まる。
やみくもにやっていてもスポー
ツで技術が向上することは一切
無い。反復練習は必要だが、
何がどうなってどうしてそう
なる、というのを理解していな
いと運動の技法は進化しない。

あと、オートバイの場合、多く
の人が勘違いしていて転倒した
り事故を起こす。
それは「低速度=安全」とか
誤認している事。
安全確保と低速度走行は無関係
ではないがイコールではない。
これ、かなり二輪の無事故無転
倒では大切な重要事項だ。
しかし、世の中、速度を落とし
さえすれば安全かと勘違いして
いる二輪乗りがやたらと多い。
速度落とせば安全ならば、常時
時速5km/hで走れば二輪車は安
全なのかという事になる。
「制御不能速度での運転」は
自動車運転処罰法で禁止され
ているが、それは時速何キロ
であるとは明記されていない。
ただし、交通には法的な制限
速度や法定速度がある。
しかし、「法定速度」の意味を
理解せずに制限速度の事を法定
速度と言い回ししている人らも
ネット界には溢れかえっている。
私はそういう人たちは事故誘発
予備軍だと捉えている。
物事をきちんと正確に判断理解
していないからだ。
そういう因子を内在させたまま
道路を走るのが一番危険。
それゆえ、技術以前にまず脳の
働きありき、と私は言うのだ。
走行知力なくして車両の運転
などはできない。

あとですね。
自動車運転処罰法の第2条と3
には6項目の違反事項が明記され
ている。人を死傷させた時の
消極要件として。
その三つ目に重要な事が規定さ
れている。
それは「技能欠如危険運転」と
いうもの。つまり運転技量不足。
こういう人は運転してはダメと
法で定められている。
厳密には法文ではそういう人が
運転して人を死傷させた場合と
して。
要約すると、技能欠如運転とは
「進行を制御する技能がない
まま運転してしまう行為」の事。
ハンドル操作やブレーキ操作等
の技量が乏しいまま車両を走行
させてしまう事です。
最近の二輪乗りたち、このケース
多くない?
それは、法的にも「運転しては
いけない」事になっています。
ただでさえ技量不足で立ちゴケ
や握りゴケとか後輪ロックごけ
とかわけわからない事やってる
連中が、ず~っとヘルメット内
で無駄話をしながら録画運転
とか、運転に集中しないなどと
いうのは、もうそれは技能以前
の問題。
完璧に「危険運転」に該当する。
はっきし直截に言うと、二輪は
降りたほうがいい。
それにより人を負傷させたり死
亡させたりする法律違反を犯す
可能性大である上、事実上危険
をまき散らしているから。
「立ちゴケ容認=誰でもやる
事」とか「立ちゴケ女子を応援
します」とか、絶対にマイナス
の風潮だ。ナンセンス。
卒検や一発試験で立ちゴケして
免許くれますか?
一発で検定中止、不合格ですよ。
それは、そうした人が道路で
車両を運行させるのは危険だか
らです。
立ちゴケや脱輪転倒等は、やる
としたら教習所での訓練期間中
で終わりにしましょう。
現代の考えられない不見識の
代表格の公道に出てからの立ち
ゴケ容認風潮は、あってはなら
ない風潮なんです。
目を覚ましてください。


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