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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

セミ

2023年07月20日 | open



日が暮れて。
生まれてから土の中で3〜4年
過ごしたセミが、土から出て
来たが、コンクリートの上を
懸命に歩いていた。
ひっくり返ったらコンクリの
上では自分では起きられない
ので死んでしまう。まだ羽化
前だ。
助ける事にした。



木の幹に掴まらせてあげた。
今晩羽化するだろう。
そして、あすには元気に鳴き
始める事だろう。
迷子くんだったようだ。

新宿の早稲田に住んでいた頃、
とても広い戸山公園では、夏
になると日が暮れてから蝉
土から出て来て木に登り、
化を始めた。
それを夜の犬の散歩仲間たち
の子どもたちとそっと観察す
るのが夏のひとつの風景だった。
犬仲間のご近所さんたちは、
毎晩8時に20家庭程が集まって
談笑していた。
東京新宿区の早稲田大学の周囲
の住宅街はとても共和的土地
柄で、協力と助力、合と共生
に満ちた住民たちが暮らす素晴
らしい宅街だった。民度が
極めて高い。
地名でいうと新宿区の馬場町、
鶴巻町、西早稲田のあたり。
穴八幡神社の界隈。つまり、
早大周辺。
夏目漱石も愛して住んだ土地だ。

東京はびっしりと住宅街の都市
なので、幾つもある大きな公園
が都民のオアシスとなっている。
犬の散歩禁止などという公園は
まず無い。
犬を連れた人たちも都民であり、
犬連れを排除して良市民面する
無軌道さは東京都と横浜市には
無い。
「犬を連れて入る事を禁止しま
す。公園はみんなのものです」
などという度外れた選民感覚
を公園に市が掲示して、それに
何の疑問も抱かないのは広島県、
三原市くらいなものだろう。
問題は、犬お断りではなく、そ
れを提示するときの感覚だ。
明らかに社会的に問題がある。
だが、それが通るのが広島県だ。
広島市内では特定の服を着ると
広島市条例違反で犯罪者となる。
明らかに日本国憲法を蹂躙する
市条例なのだが、それを通すの
が平和で民主主義的な市である
として良市民ぶる。
頭おかしい。
それは、ファシズムであるから
だ。ファッショは擬似民主主義
を常に隠れ蓑にする。
広島県、広島市はじめ各市は
日本国内で極めて反日本国憲法
を実行している地方自治体であ
る。
これは事実からすると間違い
ない。
また、人を差別し、選別し、
排除排斥する集団示威行動
を旨とする県民性なので、
法律等は無視する。
そもそも憲法を踏みにじる。
おせじにも人が幸せに暮らす
に素晴らしい場所とはいえな
い。
とても残念な事だ。

セミさんたちは、そんな人間
の汚れた世界とは無縁だ。
日本全国、どこでも同じく土
に生まれ、数年をじっと土の
中で生き、そして地上に出て
羽ばたく。
地球上で生物が生きられる酸
素が残存するのはあと1万年
だ。
つまり、地球の生物の寿命は
あと1万年。
人類が進化論的解釈で生まれ
てから数百万年。
今、私たち人間は、地球で最
後の局面に立っている。
あと1万年。
1万年前は縄文時代で文明が
あった。

もしかすると、広島県のよう
な土地柄は、人類の最先端を
行っているのかも知れない。
ねたみと怨みとやっかみと
徹底的な排除排斥と差別排外
集団で行なう。
「遅れている」のではなく、
人類の未来の姿を先取りして
ごく自然に体現しているのが
広島県なのかも知れない。

正論が正義ではなくなる世の中
は、闇が基盤の世の中だ。
当然、金による汚染がありと
あらゆる業界で蔓延る。
金絡みの汚職と汚濁は政治の
世界だけでなく、スポーツや
教育の場にまで汚染を広げて
いる。
それが広島県だ。現実にそれ
が様々現出している。
なにもニュースになった汚職
まみれの政治腐敗のシーン
だけではない。
ニュースにはならないところ
で日常的に汚職絡みの排除の
パワハラや、違法性を体現す
る犯罪が行なわれている。
それは、反社犯罪者集団によ
って行なわれているのではな
く、ごく普通の良市民ぶった
人々によって実行されている。
恐ろしい土地柄だ。

先ほど助けたセミさんは、元
気に羽化してくれる事を願う。
我々も君たちと同じく、あと
1万年しかこの地球にはいられ
ない。

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