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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

「民主主義国家」ニッポン

2022年09月07日 | open











民主主義?
そんなもん、最初からこの国には
ないですよ。
大正デモクラシーの頃のほうが
まだ政党政治らしかった。

でも、なんで皆さん気づかないの
かなあ。
今回の国葬強行は、大戦後にアメ
リカが昭和天皇を戦争犯罪人とし
て東京裁判にかけなかった事と
同質であると。
戦勝国の中には天皇を戦争犯罪人
として裁判にかける事を主張する
国もあった。
それを押し切ってアメリカは天皇
を戦争犯罪人とはしなかった。
それは「利用」できるからだ。
天皇を裁いて国民感情や旧帝国主
義勢力のかつての日本の実権者た
ちが再結集したら困るからだ。
政治的な利用措置として、天皇の
戦争責任は不問に伏した。
天皇が本当に真の統帥権を持って
いたならば、天皇は戦争犯罪人
である。これは論理としてそう
なる。
だが、天皇が裁かれる事は無かっ
た。
つまり、論理や事実が無視される
国際政治力学が働いたのだ。

安倍ちゃんは国葬にしないと、
この国の実権を握っている安倍派
が鎮まらないのだ。
でないと、また安倍と同じように
アメリカに本気で反抗する企てを
するかも知れない。
日本の実権者には本当の実権は
無く、すべて米国が間接支配して
いるのだが、ここで安倍晋三を
神格化しておかないとポチたちを
鎮められないのである。
安倍ちゃんは飼い犬であるのに
主を噛もうとしたから殺された。
それは自民党の深部は理解し切
っている筈だ。バカな新人議員
以外の中枢部は。

過去の事例をも無視する安倍晋三
国葬は、鎮めの作戦として米国と
安倍派や自民党全体としては必要
不可欠なセレモニーなのだ。

繰り返すが、安倍氏国葬強行に
ついては、民主主義のルールなど
は一切関与しない。
元々が、民主主義の法治の圏外
の仕組みによって安倍氏は消さ
れたからだ。
安倍氏が暗殺されたのも、過去
に類例を見ない国葬強行も、民
主主義とは関係のないカラクリ
によって実行される。
国葬という飴をしゃぶらせて、
逆らったら暗殺という鞭を使う。
アメちゃんの飴。そして鞭。
無知ではない生存者の自民党
中枢は今本気で震撼している
事だろう。岸田氏などは震え
切っているのではなかろうか。
突きつけられた現実を見て。
事と次第では自国の大統領にさ
も暗殺の鞭を使う真のアメリカ
の支配者の実態を見せつけられ
て。

なお、勝共連合統一協会は用済
みなので切り捨てる方向にシフト
した。
安倍氏暗殺の真実から大衆の目を
逸らす役目を統一協会には最後に
演じてもらう。
マスコミ操作も成功し、今はマス
メディアは統一協会叩き一色だ。
自民党にも襟元を正すかのような
ポーズをさせる。
それも開始された。

全ては「予定通り」なのである。
そんな真実は分かり切っている
事であるので、かつて政治に関
与した「見抜く」人たちはその
事を指摘しないのだろう。
指摘したとて、何も変わる訳で
はないから。
全ては「予定通り」に進められ
るのも見えているから。

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