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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

日本撞球界の体質

2022年08月24日 | open


なぜ女子だけ優遇措置で参加費等
が安いのでしょうか?
これ、女性を格下と蔑視してませ
んか?
剣道などは参加資格は完全男女平
等です。
フォーマットはビリヤード団体が
作成したのでしょうが、政府の教
育機関である文科省の大臣賞が
これでは、今の日本のビリヤード
界の体質がどのようなものか、
如実に表しているかと思います。

そして、整合性の不在はルールに
も見て取れます。
階級制ですが、女子級はB級より
厳しく、A級に準じたルールにな
っている。
それなのに、参加費を安くして
格下扱いにしている。
こうした不整合、不条理がまかり
通っています。
これでは、スポーツの健全な運営
形態とは到底呼べません。

この形式は仮にプロになっても
逆説的に適用されます。
賞金に男女格差がつけられる。
アマの出場資格での男女差の思
考法の裏返しとして。
如何に女性差別的な旧態然とし
た運営である事か。
しかし、日本のビリヤード界の
体質は、数十年前から一切変わ
っていません。

数年前まで、アマチュア最高位
の一つである球聖戦の覇者では、
今世紀初頭の14期以降はずっと
プロになる人がいませんでした。
選手は業界の姿、いろいろな実態
をよく知っているからでしょう。
日本では、ビリヤードが腰掛け
スポーツのような位置に貶められ
ているのです。
プロ世界もアマ世界も統括運営者
たちによって。

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