渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

走行技法 〜パーシャル〜

2021年12月23日 | open

kawasaki KR-1 試走 ~RML 下り~

 
本間ちゃんが言ってるパーシャル
とはこれだよ。
ここは筑波ではなく一般公道だけ
ど、操作操縦の内実と理論は本コ
ースも公道も同じ。公道とコース
はそれぞれ別なファクターが作用
するけど、マシンの操作自体は全
く同じ。同じオートバイという
なのだから。
旋回性や回頭を得るためにはパー
シャルが必要な区間がある。
それを設定しないと車の向きは
変わらない。
また、スロットルをオンかオフの
スイッチのように考えていてはで
ない。
スロットルの開度は無限にあるが、
コンマミリ単位の開閉でツキは
まるで変化する。
だから昔はスロットルには120通り
のアングルの開度があると知れ、
先達たちは教えた。
また、車速によっても要求される
適正適切な開度は違ってくる。
燃調の濃い薄いでも違ってくる。
そして走行はミリ単位のスロット
ル操作で操縦して行く。
パーシャルは特にその精密な操作
が要求される。
 
俺みたいな60才過ぎのそこらの
素人の一般人のおっちゃんが乗っ
ても、マシンとの対話走行を
する
とこの動画のようになる。
本コースではこれがさらに細密に
繊細かつデリケートに先鋭化され
る。
そういうもん。

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