渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

義勇兵

2022年03月03日 | open









義勇兵だろうと傭兵だろうと、外地
での戦闘に参加すると、内外の様々
な法に抵触します。
戦地で敵を射殺したり、刺殺したり、
爆殺した場合も、帰国したならば、
立件されれば罪に問われる。
また、旅券法違反等、多くの犯罪に
触れます。
そして、一生、公安当局の監視下に
置かれる。テロリストとして。
これはどんな戦争・紛争に参加し
てもです。
日本人が海外で戦闘に参加すると
そうなる。
立件していなくとも、お上は全て
お見通しです。マルタイについては
行動履歴は掌握している。
唯一の例外は、正規軍であるフラ
ンス外人部隊やスペイン外人部隊
に入隊したり、米国籍を取得して
米軍に入ったり、他の国の正規軍
に正式に入隊する事。
今回の義勇兵は、国際法上も国内
法からも、かなりいろんな問題を
含みます。
そこをまず知ってから。
行かないように政府が呼びかけてい
るのは、渡航はあくまで任意だから
です。
でも、戦闘参加は渡航目的が異なる
ので、まずそこで違法になる。
よーくお考えください。
観光で海外に行って、現地募集で
傭兵部隊に参加して戦闘行為をする
のも犯罪となります。傭兵ではない
義勇兵も然り。
志願兵の気持ちは痛い程解ります。
解り過ぎる程に解る。
でも、よーくお考えください。
ウクライナへの支援は、ぜひとも
別な方法で。

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