渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

教えたがり魔

2025年01月26日 | open





どこの世界にもいる、という
か海外でもこういうおっさん
いるんだなぁ(笑
日本ではビリヤードの世界や
武術の世界、バイクの世界に
教えたがり魔がかなり多い。
異様に多い。
私などは請われない限り絶対
に何かアドバイスしたり教え
たりはしない。リアル世界で
は。このウェブ日記でいろい
ろ能書き垂れてるのは、それ
はここが手記であり「内的
独白」の場だからだ。リアル
世界での対応とは別次元。
リアル世界では、請われたな
らば、あくまで私
自身ができ
る範囲、理解して
いる限りに
おいて、分かり易
く咀嚼して
「伝える」事はす
るが、相手
が希望もしない事をしはしな
い。求めない者に与えるもの
も供与するものもない。それ

ほど私は自信家ではない。
俺の後ろには立つな、じゃな
いけどさ。

上掲動画のようなこういう教
えたがり魔は時々
この動画の
ような事をやらか
す。
教えた相手のほうが遥かに実
力あったりするのを見抜けな
いへっぽこであるから尚更だ。
私も何度もそうした経験があ
るが、ああそうですかと流す
ようにしている。
大抵は見当違いの思い込みで
技術論を語って「指導」しよ
うとしたりする。
そういうのは、銀行屋に対し
て「私は貯金が100万円もあ
る」とか、弁護士に対して法
律論垂れるとか、しょぼくて
頓珍漢な
事を言うのに等しい。
面白いのが、刀屋に来て刀屋
に対して「私の家には刀があ
った」とかを自慢げに話すよ
うな「客(ただの来店者)」が
実はかなり多いという社会現
象がある。
銀行屋に金の事を言うのと同
じ類だ。
教えたがり魔たちもその種族
に似ている。

「おめえ、誰に物言ってん
よ(笑」てなとこなのだが、
オト
ナは笑ってそうですか
と流し
ていたりする。
つい先日もそのような事が
った。
私に直ではないのだが、私
連れのある道のオーソリ
ティ
ーに対して、それと知
らずに
延々とわかったよう
な事を
蘊蓄垂れているのが
いた。
私は思わず噴き出しそうだ
たが、延々と続けてる。
そしてそのオーソリティー
ほうは「ああ、そうなん
です
かぁ」と聞き入ったふ
りをして
いる。
延々と講釈垂れてる人間を
ずかしいなぁとは思った
が、
私は黙って聴いていた。
ああ、噴飯物というのはこ
れだよな
、と飲み物噴き出
すのを堪
えながら。
その手は、意外と結構世の
中に
いる。本格的なバーに
行って、バーテンダーに酒
の蘊蓄垂れるトンチキとか。
その現象、その傾向性とい

うのは一体なんざましょ?

Youtubeなんかでも多いよ
ね。キャンプ初心者なのに
キャンプ用品をレビューし
ますとか、まだ使ってない
けど良い物です、とか言っ
ちゃうような人たち。
バイク動画でもその手がか
なり多い。
解ったように物を語ってい
るが、見てると知見のレベ
ルが実はかなり浅く低くて、
しかも正鵠を射るのとは程
遠い頓珍漢な事をさも解っ
たように語ってい
る人たち
が。解るどころか、分かる
でも、判るという入口にさ
えも
来てないのがよく見え
て、滑
稽だったりする。
わかってねぇなぁ、という
か、その浅い所見披露の精
神的
発動発起の根拠は何な
のか、
心理学的に興味はあ
るが、
まあ、岡山弁でいう
ところ
の「やっちもねえ」
という
類の域は出ないだろ
う。



 





 
 
 

 


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