渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

燐寸(マッチ)

2022年02月20日 | open


マッチがいいね。
古いオイルライターも味があって
いいが、やはりマッチが好きさ。

戦前。
「辻を曲がれば撞球場」という
景観だった頃の東京は、ほかの
飲食店のようにマッチが重要な
広告だった。

私がかつて勤めた西新橋に戦前に
あったビリヤード場の店のマッチ。

戦前のマッチは、ビリヤードに
限らず、古い資生堂のポスター
のようにセンスあるデザインが
多い。


大井町水神下のビリヤード。


帝大(東大)前のビリヤード。


新橋ビリヤード。シュール。


戦前のビリヤード場マッチラベル
のコレクション。


私は今でも、キューケースの中
には、使わなくとも「お守り」
としてもう閉店になったビリヤ
ード場のマッチを入れている。
「心に灯火を灯せ」という気持ち
で。


マッチがいいね。
特にパイプなどではマッチが必須だ。
マッチがいいね。



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