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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

国道61号

2023年05月13日 | open
 

ハウンドドッグの「嵐の金曜日」
に出てくる歌詞がある。
 
 夜明けのHIGHWAY 
 飛ばすぜ 61
 
ここで歌われている61号線は
日本の国道の事ではない。
日本の国道で61号は欠番だ。
これはU.S.61の事を歌ってい
るのだ。




矢沢永吉も
 きつい旅だぜ
 お前に分かるかい
 あのトラベリング・バスに
 揺られて暮らすのは
と歌ったルイジアナからのルー
だ。
日本ではドカーンロードの66
のまっつぐもんの道がアメリ
カ風味で大人気だが、アメ
カ合衆国のハイウェイは
主要
都市を
結ぶ道路はかな
り面白い
らし
い。
これはアメリカを1年車で旅し
たイトコの兄貴から聞いた。
永ちゃんの歌詞のルートを辿っ
たらしい。好きだねー。


ちなみに、ハイウェイ=公道
道路を走るのに料金徴収
したり
してるクソバカな国は
世界で
日本の道路だけだ。
あと、日本を猿真似した韓国。
日本でも高速道路網有料化の
際には国会で大問題となった。
だが、騙されて飼い慣らされ
日本人は、道路走って金払
のが当たり前かのように勘
してしまった。
道路を通るのに料金徴収を
するという前代未聞の決議
審議では国会でも保守党議
員たちから疑問が呈されて
議論されたが、結果は国策
押しで決定。
だが、それが当たり前と思
っているのが先進国となっ
た日本に初めて高速道路が
できた国、日本の国民だっ
た。道を通るのに料金を別
枠で徴収するのが当たり前
かと思い込んでいる。
飼い慣らし易い呑気な国民だ
よ。
ガソリン税、重量税、その他
たっぷりと道路財源払ってる
のに。
だから俺らライダーは16,000
人の原告団で訴訟して、せめ
29人乗りのマイクロバスと
同額
だった不当な二輪料金に
別枠を設定さ
せる勝利を収め
た訳。80年代
に。
この裁判闘争は、日本の歴史
中で行政訴訟の奇跡と呼ば
れて
いる。
嘘まみれの道路行政を天下に
明らかにして、ゆくゆくは日
本の
高速道路すべてを世界と
同じく
無償にするのが目的だ
った。
二輪乗りは、今みたいに騙さ
損のいい子ちゃんぶる連
中ばか
りではなく、ちゃん
とした自立
したポリシーを
持っていた。
史上初の500台での合法バイク
デモ
も俺らがやった。
きちんと適法にデモ申請して。
50台の梯団ごとに分かれて明
治公園からの出発という規制
はあったが、梯団はガンマに
乗る私が先頭で牽引した。
当時テレビなどのマスコミで
多く報道された高速道路上や
一般道での集団アピール走行
(届け出合法走行)なども、
私が先頭で引率した。毎回私
がトップでの集団走行だった。
これは当時の報道映像にも残
っているが、先頭での引率は
高速道路料金訴訟原告団事務
局書記長(兼編集長)の私の役目
だった。


なぜ走る。
それは、そこにロードがある
から。
あいつがいる町に続くロード
あるから。
見知らぬ場所に向かうロード
あるから。


 

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