
このクシタニのウインドブレー
カーというか化繊ジャケット
は、1983-84年頃にレーシング
ウエアをオーダーしたらオマケ
でくれた。
は、1983-84年頃にレーシング
ウエアをオーダーしたらオマケ
でくれた。
しかし、単品で購入したら定価
で8,000円した。(クシタニは
値引きは無し)
当時新卒大卒初任給は135,800
円。2023年が218,324円。
今の金額に換算すると、1着が
12,860円相当になる。
ペラッペラのナイロンだ。イベ
ント屋さんの上っ張りのよう
な。
とても高額に感じる。
な。
とても高額に感じる。
ただし、米軍の軍用迷彩服と同
じリップ織りのナイロン生地
だった。
だった。
数ミリ四方の四角で区切る織り
方で、破れにとても強い。破け
ても四角枠で裂けが止まるのだ。
そして、化繊生地物は案外安く
はなく、今も昔も武術着の袴
や上はとても高い。
や上はとても高い。
もしかするとクシタニのジャケ
ットは「高く」はなかったのか
も知れないが、当時としては額
面的にはとても高く感じた。
レーシングウエアはオーダーで
27万円台(現代換算で44万程)で
も高くは感じなかったが、ペラ
ペラの上っ張りとしては高いと
感じたのだった。
ところが、このジャケはとても
快調で、かなり着倒した。
着過ぎで2年ほどで穴が空いた
のでお役御免となった。
作りも良い「いい仕事」をした
ジャケットだった。
クシタニは今は無い羽田店の
店長が感じ良くて、いろいろ
お世話になった。
その数十年後、岡山店に行く
と、これまた店長感じ良い。
しかも、職人さんでもあり、
レザーウエアをその場で直し
てくれた。
カドヤも、浅草本店の方は
非常に感じ良い。
両者は業界ライバル店だが、
ただ店長や店員さんが感じが
良いだけでなく、どちらも極
めて確かな製品を作る。
とても良いウエア屋さんだと
思う。
世界的に見ても、技術はトップ
クラスではなかろうか。
技術職の職人さんも腕の良い
人たちを抱えていると思われ
る。
仕事が良くて、人当たりも良い。
値段も良いかというと、それは
適正価格だ。
ただ、両店とも大人気老舗なの
で、フルオーダーやフルリペア
ではかなり納期がかかる。
革ジャンのリペアでは、カドヤ
さんで大体4〜5ヶ月。
カドヤさんはリペア金額は驚く
程に安い。
実はクシタニさんも「え?」と
いう程だ。
カドヤ、クシタニ、日本のレザー
ウエアメーカー、かなり良い。
カドヤとクシタニは自社ブラン
ド販売専門だ。カドヤはほんの
一時、上野のバイク街の店の
製品として製品卸をした事も
あったが、基本は自社製品
は別銘柄としては卸さない。
製品として製品卸をした事も
あったが、基本は自社製品
は別銘柄としては卸さない。
一般的にはバイク屋量販店な
どは自社でレザーウエアなど
作れる筈もなく、どこかのメ
ーカーの製品を卸仕入れして
自社製品として販売する。
有名なレーシングウエアのあ
そこもそこも、量販店のあ
そこもその店も、実は製造
はあそこだったりする(笑
そこもその店も、実は製造
はあそこだったりする(笑
プロショップ○○も○○部品
も、製造は○○○だったりと
か。
まあ、なんというか、1990年
代末期までは、日本のモデル
ガンはMGC以外は全社マルシ
ンダイカストで製造されてい
た、というのに似てる形態。
カドヤとクシタニのみはカドヤ
とクシタニである。