198✖年、私は西ドイツのライン=ネッカーサーキットのパドックにいた。1周6.79kmの森に囲まれた超高速サーキットだ。妻がサインボードや工具箱を入れたコロ付き小型コンテナを引っ張って後ろからついてくる。私はTZ250を手で押しながらパドックを歩いている。というところで目が覚めた。朝5時45分。長い夢だった。原色の色付きの夢。現実には叶わなかった夢を眠った時の夢で見た。