弦を張り替えた。
この弦は高校の時に使っていた
神田神保町のカワセの弦のよう
な音質なので気に入っている。
激安。
カワセも激安だった。
1970年代当時、アコギを弾く
プロミュージシャンの多くが
カワセを使っていた。
石川鷹彦さん然り、かぐや姫、
風然り。
旬は異様に短いが、音質は最高
に良かった。
今世紀初頭、ダダリオが一時期
流行ったが、私はきらびやか過
ぎると感じた。
象牙のピンやブリッジでは、音
質が派手過ぎて、鳴かせる音と
してはどうかなぁと思った。
過ぎたるは、の類なのではと
感じた。
象牙のパーツを人工樹脂にあ
えて替えて、そして目指す音
を求めた。
えて替えて、そして目指す音
を求めた。
何でもかんでもドンシャリが
いい訳ではない。
いい訳ではない。
フィンガーピッキングでは、
弦を摘んで上から下に叩き落
とすバチバチとした津軽三味
線のような音をあえて出した
い時もある。
弦を摘んで上から下に叩き落
とすバチバチとした津軽三味
線のような音をあえて出した
い時もある。
ジャジーという一元性ではない、
やさぐれた音を出したい時に。
そうした時に応えてくれる弦は、
マーティンのような鈴鳴りの
ゴスペルのバックに合うよう
な音ではない。
ゴスペルのバックに合うよう
な音ではない。
2002年のステージ。
この私の曲は友人である安田南
を想って作った。死んじまう
前に。
を想って作った。死んじまう
前に。
死んじまった恭蔵さんが南を思っ
て作ったあの「プカプカ」への
返歌でもある。南の側からの。
南も亭主の牧園も二人して酒飲
まないが。
80年代前半、よく二人と共に夜
を徹して議論した。
ちなみに、この時ステージの私
のギターは「アコースティック
ギターマガジン」編集部が私
にプレゼントしてくれたシダー
単板トップ、マホガニーのギター
を使った。メロウな音のギター
だが、あえてバチバチいわせる
音をステージでは出してみた。
のギターは「アコースティック
ギターマガジン」編集部が私
にプレゼントしてくれたシダー
単板トップ、マホガニーのギター
を使った。メロウな音のギター
だが、あえてバチバチいわせる
音をステージでは出してみた。
本当はフラットピックでクリア
に音出しするのが私の原曲。
広島の有名なライブハウスで、
営業はけた後にオーナーと飲ん
でいて、弾いてみてくれと言
われてカウンターでギター
弾いて静かに弾いてソロで
うたったら、めちゃくちゃ
いいから今度演ってくれと
でいて、弾いてみてくれと言
われてカウンターでギター
弾いて静かに弾いてソロで
うたったら、めちゃくちゃ
いいから今度演ってくれと
か言われた曲。オーナー曰
く、「『あたい』というの
がいい」との事だった。
く、「『あたい』というの
がいい」との事だった。
ゾウさんと南と私の世界観は解っ
てくれたみたいだった。
このステージではギターは指弾
き。サムピックは着けていない。
今夜弦を替えたハカランダのギターは相方が使い、リード
ギターでその音を奏でている。
私がチョーキングしまくりで
フレットが限界寸前まですり
減っているギター。