渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

河川敷私設コース

2024年05月17日 | open
 
【独自】河川敷に勝手に“本格レース場” 全長1.5km 住民は騒音に悩む(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース

【独自】河川敷に勝手に“本格レース場” 全長1.5km 住民は騒音に悩む(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース

埼玉・熊谷市の荒川河川敷を上空から撮影した映像に映る、ヘビのようにクネクネと広がる謎の模様。謎の正体を探るため、河川敷につながる細い道を抜け、その場所へ。そこ...

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さすがにこれはあかんやつ。
私がオートバイに乗り始めて
練習をしたのはこんな河川敷
だった。1973年、12才の時
の事である。
ただ、重機を入れてオフロー
ドを敷設したりしたもので
ない。河川敷の入会権に
き、近隣地元の人たちが
二輪
を原野で乗っていてでき
がコースになったのだ
った。
凸凹も多くあり、ジャンピング
ポイントもいくつかあった。
私はそこをヤマハミニトレで
走る事で二輪の基本操作を覚
えた。今から51年前に。
かなり利用者が多かったが、
会的にも何も問題にはさ
れな
った。
多摩川河川敷にも荒川河川敷に
も利根川河川敷にも、そうした
自然にできた「コース」は各地
結構な数があった。
多摩川の場合、馬場の近くにあ
り、荒川では戸田や浦和や大宮
や桶川にあった。
 
この報道でのコース敷設はさす
がにやり過ぎかと思う。
ただ、付近の住民が騒音に悩む
という取ってつけたような報道
は大嘘かと思う。
遥か遠くでバイクの音がウィン
ウィンウィーンとか聴こえるだ
けだ。
国道沿いを走るハーレー軍団の
ほうが遥かにデシベルが高い。
遠方遥かに聴こえる二輪の音を
さも騒音迷惑罪であるかのよう
に報じる姿勢には問題がある。
フレームアップだからだ。
だが、今回の報道のこの走行コ
ースはやり過ぎだ。
これではまるで本格的なモトク
ロスレーシングコースではない
か。
これは度外れ過ぎているだろう。
「ああ、バイク好きの人たちが
河川敷で乗ってるなぁ」では済
まない。
 
なお、「河川敷の畑」などは
それも違法耕作であるのだが、
その事について報道はまるで
合法の私有地かのような報道
をしている。
これまた、とんでもなくあかん
やつ。
物権としての範疇を逸脱してい
る。
「住民は騒音に迷惑」という
フレームアップ偏向報道以上
に問題だ。報道者の姿勢として。
 
ニュースを視聴する際には、見
聞きする側がしっかりしないと、
大本営発表をそのまま戦意高揚
プロパガンダとして報じていた
戦中の朝日新聞を鵜呑みにして
騙された時のような事になる。
そして、朝日新聞は戦後は掌返
しで民主主義の旗手のような
をした。一切の反省もな
く、社
名さえ変更しもせず
に厚顔ぶり
を発揮した。
朝日新聞の姿勢は戦中から一貫
している。
単にその時の時流に乗れば売れ
る、その事だけを狙う。
戦後は民主主義的ポーズを取れ
ばウケが良かったのでそうした
だけだ。
そういう種族は報道人でもジャ
ーナリズム、ジャーナリストで
もない。
社会的に極めて問題。
いつでも国権の発動の手先の戦
争推進装置になる。
それは報道ではない。
国家権力を向こうに回してでも
国民の側に立つのが真の報道だ。
明治の自由民権の民主人士のよ
うに。
だが、朝日等の巨大資本の大新
聞はそれらとは異なる。
だから、ブルジョワ新聞=ブル
新と真の革新的民主勢力たちか
ら批判されるのだ。
ゼニカネと保身でしか動かない
から。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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