渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

砂浜 〜瀬戸内海〜

2021年06月13日 | open


海岸の砂浜に出てみる。
関東とは異なり、瀬戸内海の浜辺の砂は
金色だ。
関東ローム層がある関東の海岸は海浜の
砂が公園や学校の砂場の色。濃い灰色の
砂浜の海岸しか無い。富士山の火山灰は
半端ない。
さらに、鎌倉海岸などは浜砂鉄が採れる
ので、海砂が黒いエリアもある。
これが、東北に行くと、瀬戸内海のよう
な金色の砂浜が広がる。砂漠色の。
さらに沖縄に行くと、砂が白っぽくなる。
沖縄の海は真冬でも眩しい。

(沖縄)

(瀬戸内海)


潮が引いて潟になる。
ここは「平潟湾」と呼ばれている。


湘南の片瀬海岸でもよく見られる渚の
現象。
海の水が川のように流れるのだ。
見ていると面白い。


やりがい君のような長い巻貝がたくさん
いる。当然、みんな生きている。


海は良い。

補修された?

2021年06月13日 | open
 
少し前に知り合った人から聞いた。
このロード、2018年にン十年ぶりに二輪
通行禁止が解除された。
そこで行ってみたが、私が学生の頃に横浜
から広島に行って走った時の路面とは雲泥
の差。路面ボコボコだった。
その後、数回行ってはみたが、やはり道が
良くない。
知り合った人によると最近かなり良くなった
との事だ。
改修されたのかな。
また事故死が増えて、二輪通行禁止になら
なければ良いのだけど。
 
 
 

寺猫

2021年06月13日 | open


鎌倉時代からある古刹で、猫が悠然と
歩いていたので、「ニャンニャン!」と
声をかけたら、「なぁに?」という感じ
こちらを振り向いた。
お寺のニャン玉みたい。



映画『夏美のホタル』の「たけ屋」に似た雰囲気の場所

2021年06月13日 | open


2年前、偶然見つけた田舎の萬屋さん。
ここ、『夏美のホタル』の「たけ屋」の
ようで、とても気に入ってるんだ。
時々ふっと行ってみたくなる。


たけ屋と違って目の前は海だけど。


こちら映画『夏美のホタル』に出てきた
「たけ屋」。千葉の田舎の萬屋さん。


この2016年の映画、進路に悩む女子大生
が亡き父が残したバイクに乗って、千葉
田舎町を訪れる話。
小さい頃、父親のバイクの後ろに乗せて
もらって二人でホタルを見に行った場所
だ。夏美はお父さんが大好きだった。
でも死んでしまった。




作品のロケは角屋さんという萬屋さんで
撮影された。


吉行和子がいい味。
たけ屋の年老いた母親役。


そして、主役の有村架純だ。
よい!


この作品は起伏のない展開だが、かなり
緻密に計算された撮りを行なっている。
あえて大学生の8ミリ自主映画のような
ハンドカメラで撮影している。
三脚を使うのは一部のみ。
大昔の大林監督の作品のような仕上がり。


有村架純が良い。
おねーちゃん、目が笑ってないから、
こえーけどなー。


こちら原作の表紙。
バイクは、やはり映画で採用されたSRの
ほうがどん決まりのように思える。

有村架純の主演映画「夏美のホタル」
予告編が公開 主題歌は新人歌手のUru

ふらりと一人で出かけた旅先で出会う
風景。
気分は『夏美のホタル』の絵の中。


















本日のベストショット。


空には雲龍

2021年06月13日 | open


風はあるが雨は無い。
昼八つ以降は雨の予報との由。

天気予報を見て「今のうち走って来れ
ば?」と妻が言う。
良き妻、元乗り人なりけり。

空には三匹の雲龍が泳いでいる。
一番大きな龍は左から右に向いていて、
その下に右から左に向く小龍がニ体。



アラビアのロレンスが最期に見た風景

2021年06月13日 | open

アラビアのロレンス 死の直前に見た風景
クラウズヒル
Lawrence of Arabia Clouds Hill 
トマス・エドワード・ロレンス





映画『アラビアのロレンス』(1962)

2021年06月13日 | open


『アラビアのロレンス』(1962年/英米合作)

めちゃくちゃいい。
ネット百科によるとこの作品の核は以下の
通り。
「映画では冒頭でバイク事故死させること
でアラブ時代の自身との決別を描き、また
映画の最後でロレンスの乗った車がバイク
に抜き去られるシーンは、非アラブのトル
人対アラブ人という民族対立の構図から
スンナ派のハーシム家対ワッハーブ派の
サウード家の部族間対立へと移り変わろう
とする時代の流れに置いていかれようと
するロレンス達のヒジャーズ王国を暗示
していた。
また、映画の公開時はイギリスがスエズ
運河を失った第二次中東戦争と第三次
中東戦争・第四次中東戦争の間という
中東の情勢が緊張した時期であったこと
から、アラビアに再び起きようとする資源
ナショナリズムという現実の時代の流れ、
即ちソビエト連邦とエジプト・シリア・
ヨルダンの行動や、米国がベトナム戦争
直前の情勢緊張から中東まで手が回らない
ことによりイスラエルを失う可能性、
イギリスがオイルメジャーの利権を失う
可能性を演出する極めて劇的な政治的
メッセージを持つ仕掛けだった。」


今、世界の覇権は、中東頼りのオイル
から別方向にシフトさせようとして
いる。偽のエコ脱炭素キャンペーンに
より。
だが、そのハードを生産するには石油
が無くてはならず、現在の脱炭素策動
は世界の歴史を見るに、大国の新覇権
確立の世界的政治対立の新方策にしか
過ぎない事は明白だ。
多くの人が「脱炭素=地球の為」とか
大きく騙されているが。
石油メジャーの覇権戦争が、脱炭素に
よる大同連合での中東の優位性を崩す
為の指針にシフトしただけであること
は明白であるのに、その世界危機を論
として日本の新左翼さえ指摘しない始末。
過激派さえもがネオコン帯同世界路線
に絡めとられている。
新左翼ではなく死んでる左翼。抜け殻
のくせに脱皮さえもできていない。
世界情勢の見抜きもメルクマールの
提示さえもできていない。騙されて
いる「大衆」と一緒だ。
そして1980年代以降の日本の社会運動は、
歪んだ環境主義と結合しやすい素地が
あり、新左翼運動などもそれに一気に
自閉的に流れ込んだ。
その結果、大国覇権主義者たちが、エコ
や環境問題を前面に出す欺瞞性を発揮
した時、その虚構の嘘を突く事ができ
ないでいる。もはや左翼は指導者とは
なれない。権力者の掌でもて遊ばれて
いるだけの存在だ。
そして、それは人民の真の幸せを作る
未来とは決定的に乖離している。

本映画作品では、ロレンス役をピーター・
オトゥールが好演している。
もしこの作品が20年後に撮影されていた
ならば、ロレンス役の適任はリチャード・
ハリス以外には考えられないように思える。
アラブと共に生きた英国人ロレンスは
オートバイで死んだ。道を遮る通行者を
よけようとして死んだ。

「スピードの中で精神は肉体を超越する」
(アラビアのロレンス)

【映画】アラビアのロレンス 予告

『アラビアのロレンス完全版』 
ニュー・プリントバージョン予告編



バネ

2021年06月13日 | open