渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

アウトドア最強アイテム

2020年07月27日 | open


アウトドアでの最強アイテムはこれよ。
これが一番凄い。
人類の偉大なる発明。
火打石も可燃物も、すべてその原理をこれ
詰め込んである。
木片が燃えるのも木が燃えてるのではな
く、可燃ガスが発生して燃えている。
ライター。
これは人類の大いなる発明だ。
マッチよりも古い発明だからね、ライター
は。

包丁は堺

2020年07月27日 | open

裏の研ぎはやっかい。裏は元に戻らない。

べらぼーに良い仕事してる。
さすが堺、本場の本物だ。
包丁の再生仕事も隙が微塵もない。
いいなぁ、こういう本物系の仕事師の
手わざは。

金床ひとつみればできる人かどうかが
わかる。


凄く良い仕事。


輪島塗りなどもそうだけど、こうした
本物
の人たちが今も残って仕事している
に計り知れない感動を覚える。
数こそ正当、お手軽な楽さは正義、自分
の勝手こそが最優先、自由を侵害するな
とばかり流され続けている
今の軽佻浮薄
なヒャッハー大発生な世に、こういう
本当の技術と
気配りを残し伝えている
方々には心の
底から私は敬意を抱く。
それは、他のどんなジャンルであれ。


スーパー看板

2020年07月27日 | open


スーパーの看板のお魚さん。
後ろの魚はマスのような気がする。

キャンプの裏技

2020年07月27日 | open
 


裏技という程ではないけれど、
キャンプで
は、食材カット専用
に作られた刃物が何だ
かんだい
って一番働く。
このような小さなペティナイフ
でも十二分
に働いてくれる。
 
ステンレスがおすすめ。


スノーピークから発売されて
いるまな板
セットの中には
さなペティナイフが
入って
いる。
ただ、あまりにブレードが薄
すぎるので、
私は頑丈な骨サ
を中に仕込んでいる。
標準包丁より大きいので、
納める板内部
中グリ彫り
して包丁に合わせてある。
純正ペティは家のキッチンで
使う。
この骨サキがとんでもなく切
れる。ステン
レスだ。


別段、もっと薄い板をまな板
にしても
よいのだが、これは
これで便利だ。
 

ダブルホール ~フライキャスティング~

2020年07月27日 | open
 
フライフィッシングのキャスティング
のうち、上級テクニックのダブルホール
について、とても良い
GIFアニメがあった
ので紹介。

私はダブルホールは渓流でも止水でも
多用する。止水の場合は必須技法。
 
こちら元サイト
 

虎だ、虎だ。お前は虎になるのだ。

2020年07月27日 | open


ドピャ〜!
最下位ドベから3位まで上がって来た。
優勝決戦は阪神ー巨人でやってくれ。
おながいすまほ。

切れ味と切り味

2020年07月27日 | open

越乃一刀(新潟県)

切れ味と切り味のテスト動画である。
切れ味は、切れるか切れないかの次元
の案件。
切り味は、どのような質性を持ち如何
なる状態であるかに関する案件。
両者は似て非なる事項であり、弁別して
識別認識しなければ刃物は研げない。

上掲動画では、腕を振る切り下ろしでは
一切手の内の冴えをあえて使わずに刃物
の特性を感知する切り方をしている。
これは切れ味の試しの「切り」。
一方、ゆっくり切り代を使って切っている
「切り」は、すべて異なる切り方をして
刃味だけでなく切り味を確認している。

「切り」というものは、大変複雑で奥が
深く、被切物が切れたか切れないかと
いう物理現出にのみ捉われていたならば、
「刃物で切る」ということについての
高度な知見を得ることはかなわない。
切れることなどは当たり前の大前提
だからだ。書けない鉛筆が書けるよう
になったからと喜ぶ愚はこの世には
無い。
また、些末な切れた切れないに拘泥する
と、「刃物」そのものについても深部を
考察することができなくなる。

けだし、これは日本刀そのものと日本刀
の用法にも通じる。
つまり、「刀術」そのものである「剣技」
と「日本刀」を的確に適切に間違いなく
核心部分を捉えられるかにかかってくる。
畳表と藁の区別も識別つけるもこれ肝要。
刀と術と「切り」は、畳表が切断できた
かできないかという表層部分に代表され
るそんな単純なものではない。
現代においては、日本刀遣いよりも、
腕の立つ料理人や楽器職人や宮大工の
ほうが峻厳に緩み無く厳しく刃物を
見つめて捉えている。真剣だ。
日本刀遣いの者たちのほうが彼らに
遅れを取っている。

「切り味」というものは、「刃味」という
物理的現象についての感知とも異なる
ので、その概念差異にも注意を要する。
切り味は、料理や酒のテイスティング
による知覚者の所見に似ている事項で
ある。


研ぎ

2020年07月27日 | open


鎬がグダグダに蹴られていた和式包丁の
鎬を立てる。









鎬線の具合は光の反射と目視で確認して
研ぎ進める。成形研ぎだ。


切れ味が落ちて切り味が変化した洋包丁
刃を付ける。








この左右の向きには物理的な意味がある。


実用刃物は常に切れ味を保ち、使い手が
好む切り味を保持してやるように研ぐ。
また、砥石は使いこなしにより、粒度を
超える仕事をやりのける。


切れたか切れないかなどはかなり低い
次元の話で、刃物は切れて当たり前だ。
当たり前の事は当たり前であり、ありき
たりであるので、それは検討の対象には
ならない。
私個人はそのずっと先の「任意の切り味」
を求めて刃物を研いでいる。


「切り」の世界は冷徹で峻厳だ。
地獄の沙汰も研ぎ次第。


刃物研ぎ

2020年07月27日 | open
































自分の刃物は自分で研ぎます。
日本刀以外。
日本刀も刃付けや補修はするが、本研ぎ
は日本刀研磨師でないとできないので、
こには手を出さない。研磨師ではない
ら。日本刀は素人が研いではならない。
ただし、実用刃物は私はすべて自分で研
いでいます。
炭素鋼の場合には、鋼の素顔を出してやる
ように。

(素顔を引き出した600円の全鋼肥後守)