にちにち蛙鳴蝉噪

大阪・兵庫・京都・奈良で食べられるトルコライスの紹介を中心に。制作:近藤亨 2004-2023

ブラリ

2006-10-28 01:50:25 | その他
しなくていい苦労をしていると本当に腹が立ってくる。

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デイリーポータルZ10月27日付記事「ブラリちんちん電車一人旅」

ブラリちんちん/電車一人旅だったらすげえなあ。
「東京から品川まで出しっぱで来たけどまだ捕まってないよ!」とか。
ぜひともライブ更新でお願いしたい。

「ブラリ」は「一人旅」にかかるわけだから、「ちんちん電車ブラリ一人旅」が正しいのだと思う。

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ああやだやだ。自分のむかつきをこんな形で表現するなんて。



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実践豆知識

2006-10-27 00:07:48 | その他
まじしんどい。

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たまには役に立つことでも。

車検の有効期限が切れた車を車検に出す場合、その車両の車検場までの運搬が一番安く済む方法は仮ナンバーの取得である。大まかな流れはこのサイトに詳しい。
ちなみに申請書類の項目に「車両の運転経路」というのがあり、「出発地」「経由地」「到着地」をそれぞれ書き込むよう指示があるのだが、いわゆる民間車検場に車検を依頼する場合は、出発地に加えて到着地にその車検場の所在地を書き込むだけでよく、経由地の記入は省略してよい。

伊藤製作所でTシャツを買う時、新作の伊達巻きTシャツを選ぶ場合は、プリント部分の面積が巨大なせいか最初の洗濯での縮みがほとんどないため、172cm68kg位の体格の人はMサイズを選ぶとちょっと大きいかも。

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この二つの知識が両方とも役に立つ人って日本にどれくらいいるのだろうか。「笑っていいとも」テレフォンショッキング内の、名前は忘れたが「観覧者の中のひとりだけに当てはまる条件を出すコーナー」みたいな気分だ。
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ピザハウスF(兵庫/神戸市灘区・六甲)

2006-10-23 15:07:39 | 関西トルコライス巡礼

「トルコ」という名称は日本では受難の歴史がある。
いうまでもなく「トルコ風呂」問題である。
1970年代頃から、性風俗店としての「トルコ風呂」は広く通用する言葉になっていて、それはさらにしばしば「トルコ」と略して呼ばれた。また当時「大使館」という名前の店が50音別電話帳に「トルコ大使館」と載せていたため、本物のトルコ大使館に間違い電話がかかってくることもしばしばだったという。
これに対し、日本に滞在するトルコ人の間では、祖国の名称や伝統文化が性産業と結び付けられて使用されていることに対する反発が生まれた。81年に東京大学に留学していたあるトルコ人学生も「トルコ風呂」の名称にショックを受けたひとりであり、彼は再来日した84年に当時の厚生省に「トルコ風呂」の名称変更を直訴するなど、改名運動を行った。
この運動が当時のマスコミに大きく取り上げられ、同年10月に横浜市の業界団体が「トルコ風呂」の名称を用いないことを決定、同年12月には一般公募の末、新たな名称として「ソープランド」が決定された。
これが「トルコ風呂」名称問題のあらましである。

この店のトルコライスは一見ただ生卵が乗ったカレーに過ぎない。どんな仕掛けがあるのやら、と思い食べ始めると、これが本当にカレーそのものなのだ。ルーもごく普通のものである。
ただ、一口目の「濃さ」が明らかに普通のカレーとは違う。よく確かめてみると、ルーの下のライスはミックスベジタブルと軽く炒めあわせた痕跡が見て取れる。そういえばご飯が少し香ばしい。初めて食べたけれど、炒めたご飯とカレーの相性というのは最高なのだ。カレーの香りに違う角度の香ばしさとコクが加えられて、空腹感をより刺激し、かつ味が重層的になっている。初めて中華料理店で炒飯に麻婆豆腐をかけて食した時の感動がよみがえった。
家で食べるレトルトカレーもこのやり方でひと味もふた味も違ってくるのではないだろうかと思う。早く自分でも試してみたい。

しかし美味いことは美味いのだが、気がかりなのは、この店における「トルコ」という概念が「ご飯をミックスベジタブルと炒める」というただ一点に集約されていることである。これが無ければただのカレーなのだから。
それってなんか、中華っぽいというか、早い話が炒飯だよなあ。
多分店側もそのあたりは自信が無いのだと思う。調理してくれた女性が「こういう代物です」と言いながら出してくれたのを思い出す。
近隣の神戸大学や神戸松蔭女子学院大にトルコ人留学生はいるのだろうか。このメニューを見つけて「コレガ『トルコ』ッテドウイウコトデスカ!」と憤慨しないことを祈るばかりである。

あ、トルコライスというカテゴリー自体が彼らにとっては納得いかないか。



トルコライス 650円

兵庫県神戸市灘区宮山町2-4-4 五光マンション1F   
電話 078-821-3994
営業時間 12:00~14:30(L.O.14:00)、17:30~1:00(L.O.0:00)
無休







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日本シリーズ

2006-10-22 01:33:15 | その他
いらいらする。

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仕事からの帰り道、電車の中でどこかの高校野球部員(持っているバッグで分かった)数名と一緒になった。
友達が耳にはめているヘッドフォンを外して自分の耳に入れ「何これ」といった彼にその友達が「m-flo」と答えると、その彼「エムフロ?何それ?」と。
ああ、野球に打ち込んでいるあまり音楽にかなり疎いのだな、とほほえましく聞いていると、また別の友人が「お、今日から日本シリーズやん」と。するとその彼は「うそ、今日から?マジ?」。
おいお前野球部だろ、一応好きで野球やってんだろ。
単なる馬鹿であったという話。

―――

その後テレビで野球中継を流している飲食店で食事をしていたら、団体で入ってきた客の数人が「あ、今日からなんだあ、日本シリーズ」と言いながら席に着いた。
僕なんか、別の仕事の最中に18時をまわってどうもそわそわしてしまい、チャンスを見つけてはラジオのイヤフォンを耳に突っ込んでいたというのに。
やっぱり野球人気はやばいんですかね。
それとも阪神が絡んでないからですかね。
いずれにせよ何となく悲しくなってビールを余分に飲んだ。
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たらこキューピー

2006-10-20 01:19:46 | その他
デイリーポータルZ10月19日付記事「たらこキューピーになりたい」

この記事自体は素晴らしいと思うのだけど、そもそもたらこキューピーがもてはやされているのって、そのたらこ性というよりも、単にキューピーが赤いタオルケットにくるまっているように見えるから、つまり生まれたての赤ちゃんがそう扱われるような格好をしているからなのではないか?
キューピーはどう見ても乳幼児なのだから、そんな格好が似合うし、可愛いに決まっている。

と、子供嫌いの僕が言うのも何なのだけれど。

―――

昨日阪急宝塚線の車内で、イスに座ってやおら向かいの席の人を鉛筆でスケッチし始めた女性を見かけた。
いやあ芸術の秋、とか感心している場合ではなく、最近はこういうのが個人の趣味として市民権を得始めているのだろうか?
通勤に電車を利用していないとこういう時に判断に困る。

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日南線

2006-10-17 18:22:41 | その他
日南市から一両編成の電車に乗って宮崎市へ。
車内に唐突に近隣の小中学生の習字作品が貼ってある。
しかし酷く揺れる。一両だけということに関係しているのだろうか。
身体を揺れに預けながら「納涼列車」「海風」という筆文字をぼんやり眺めていると、遠くヘ来たんだなあとしみじみ感じる。

(携帯から)

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イソジンとノーベル賞

2006-10-14 00:45:11 | その他
昨日の続き。
これからの季節、うがい薬もお忘れなく。CMキャラクターはこの人で決まりだ。

―――

TSUTAYA EBISUBASHIのブックコーナーに村上春樹の文庫本がほぼ全種類平積みにされていた。おそらくノーベル文学賞受賞を当て込んでのことではないかと思うが、残念だった。
ただ、これはあくまでこれまで彼が著したエッセイなどから受ける印象でしかないのだけれど、そんな賞に本人はあまり関心がないのではないかという気がする。
「せっかく選んでもらったものをつき返すほどの理由はないけれど、そもそも賞の有無にかかわらず、これからも僕は自分の書きたいものをこりこりと書いていくしかないと思っている。それはもう既に選び取られてしまった僕の人生なのだ」とかなんとか。
でも昔は「車がなくても特に不自由ないというケースが少なからず存在している」「世の中にひとつくらい車の走っていない町があってもいいのではないかと僕は思う」(いずれも「村上朝日堂の逆襲」所収「自動車について」)等と書いていたのが、いつの間にか「イタリア車は楽しい」(「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」)とか書いている変節ぶりもあるし、実は今回の件も臍を噛んで悔しがっていたりするのかもしれない。

平積みになっている文庫本の中に「雨天炎天」があった。ギリシャの修道院巡りと自動車でトルコ一周というダイハードな旅の模様を記した旅行記なのだけれど、あまりにも終わり方があっけないというか素っ気無いというか、読むたびに唖然とさせられる。

「ガイドブックによれば、このディヤルバクルの町にはトルコで最も荒々しいと言われる公認売春地域があるということである。(中略)値段は約5ドル、とある。僕は5ドルもらったって冗談じゃない。そんなところに行きたくない。
それがディヤルバクル、いわゆる中東のパリである」(新潮文庫版同書187ページより抜粋)

約190ページにわたる旅行記がこの記述で突然終わってしまうのだ。あとがきもない。おそらく日本でも一、二を争う乱暴な終わり方をしている旅行記だと思う。

「彼はこんな乱暴な結末の、いや、結末ともいえないような終わり方をしている旅行記を書いています。この点で偉大なるノーベル文学賞にはふさわしくないと考えます」と選考委員。

いや、まさかね。



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ダル

2006-10-13 00:54:10 | その他
ヒット商品、キリンの缶チューハイ「氷結」。
入っている酒は実はウォッカだということを今日初めて知った(リンク先の商品画像にマウスオンで原材料表示)。
チューハイのチューって焼酎の酎だろう。まあ酔えればそれでいい部分はあるが、なんだか騙され続けた気分だ。酔っ払いを騙しちゃいかん。

―――

そろそろ風邪が流行る季節だ。
全薬工業の風邪薬「リコリス」のCM(リンク先は動画、音が出ます)には「ミニダルちゃん」というダルメシアンを模したキャラクターが出てきて、風邪の諸症状でとにかくだるがる。
今後はやはりここに、日本シリーズで本格的に全国区になるであろう日ハムのダルビッシュをはめ込みたいところだ。
地井武男とダルビッシュ有のツーショットなんて、想像しただけでその非現実感にくらくらする。
実際くらくらした人が風邪と勘違いして商品を買ってくれるかもしれない。

―――

おめでとうファイターズ。

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MEGANE

2006-10-10 20:44:50 | その他
改装中のJR大阪駅、構内に太い角柱が多すぎる。改札を通っても目指すホームがどこにあるか一瞬分からないし、柱の影から現れた人とぶつかりそうになることもしばしばだ。
結局利用者のことは二の次という体質は変わってないのではないか。

―――

「メガネ男子」が売れているらしい
次は「MEGANE男子」がくるのではないか。
ルノーの「メガーヌ」に乗っている男子だけどな。
しかしメガネをかけてこの車を運転しようものならまさにMEGANEの特盛だなあと思う。
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2006-10-06 04:14:25 | その他
約半年ぶりに宿直勤務に入ったら、仮眠部屋で一睡も出来なかった。
もともと枕が変わると寝つきが悪くなるほうだけれど、我ながらこの神経の細さにうんざりする。そして神経は細いくせに、細やかには使えないときている。最悪である。
大きな溜息ひとつ。
夜中に起きているとろくなことを考えない。

―――

某有名カー用品店で車検を受けたら「キャンペーン中なのでお米か発泡酒かお好きな方をプレゼントしております」と言われた。
かつてないほどに飲酒運転に対し厳しい目が注がれているこのご時世に、車で帰る人間に発泡酒をプレゼント!
すげえなあと思った。これ、「飲酒運転の幇助」にはあたらないのだろうか。
もちろん発泡酒を選んで帰った。

―――

一昨日から有料のアクセス解析を導入した。このブログをご覧いただいている方々がどんな検索ワードでここへたどり着いたかも一目瞭然で、なかなか楽しい。
中でも最大のインパクトがあったのは「玉袋が痒い」。
43600件中堂々の2位にランクインである。
キャッシュを調べてみても「袋」という字は当ブログには一度も出てこないのだが。
ひょっとしたらそこはかとなく玉袋臭がする文章なのかもしれない。

―――

やはり夜中に人はろくなことを考えない。
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のらくろ(京都/京都市左京区・下鴨)

2006-10-03 23:28:06 | 関西トルコライス巡礼

田川水泡の漫画「のらくろ」の主人公「野良犬黒吉」は「性格は明朗快活、マイペースでお調子者のところもあるが、孤児であることにコンプレックスを感じている(Wikipedia)」という設定だった。退役後は大陸に渡り、金山を掘り当てて成功を収め、帰国後は、職を転々とした後、喫茶店のマスターを務めたという。

ここ「のらくろ」のトルコライスは優しい味がする。
ケチャップライスと半熟薄焼卵、そしてそれにとじられた一口カツという構成それぞれがやや薄味で、デミグラスソースもほんのりとした風味だ。これが京風の味付けというものなのか。いや、まさか。だいいち洋食なのだし。
実家の母にトルコライスの概要を教えて作ってもらったような味、という例えがしっくりくるような気がする。

店は繁華街を遠く離れた下鴨神社近くの住宅街にあり、気取らぬ格好の老若男女が席を埋めていた。おそらく地元住民の愛顧に支えられての営業なのだろう。あまり大きな声で話をする人はいない。店内道路側にはすりガラスがはめ込まれていて、そこから初秋の京都のやわらかな光がこぼれてくる中、ひそやかな、しかし親密そうな囁きがその空間を埋めていく。
おだやかな、優しい空気。

孤児だったのらくろが開いた喫茶店はどんな店だったのだろうか。
そこには、自分が体験できなかった母の穏やかな愛情への憧憬があったのでは。
とすれば、と思う。
この店みたいな感じだったのかも。



トルコライス650円

京都府京都市左京区下鴨宮崎町69 
075-781-2040
定休日:火曜日・第3水曜日
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00

        


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ゲータレード

2006-10-02 00:17:13 | その他
たまたま駅の自動販売機で見つけてゲータレードを久しぶりに買った。
中学野球部時代は毎日のように飲んでいた懐かしさがある。昨夜飲み過ぎて、とにかく水分が欲しかったというのもあるのだが。
「世界最速レベルの水分吸収力」とボトルに記されているキャッチコピーも勇ましい。どんなもんかな、と思って蓋を開けたら、飲み口が一般的なペットボトルより数段広かった。
吸収力の速さは正直よく分からないのだけれど、とりあえず口の中に液体が普通以上にガボガボ入って来ることは確かである。
525mlと、普通のペットボトル飲料より量が多いのも嬉しい。量が多くて喜ぶ、というのも中学生レベルの思考だけど。


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