にちにち蛙鳴蝉噪

大阪・兵庫・京都・奈良で食べられるトルコライスの紹介を中心に。制作:近藤亨 2004-2023

ファン心理

2006-03-30 20:25:43 | その他
パ・リーグに続き、いよいよ明日、セ・リーグも開幕する。球場周辺をレプリカユニフォームを着た熱心なファンが闊歩する光景が今年も見られるのだろう。

レプリカユニフォームを着たカップルも少なくない。男女で違う選手のユニを着ていることもあれば同じ選手のそれを着ている場合もあるが、お気に入りの選手の名前と背番号が入ったユニを着ている彼女を見て、彼氏の方はこう考えないのだろうか。

その選手と俺、どっちが好きなんだと。

彼女のお気に入りの選手がチャンスで登場、声を張り上げその選手に声援を送る彼女。こいつ、やっぱり俺よりあの選手のほうが好きなんじゃないか。俺なんか最近「ねえ」とか「おい」とかしか呼ばれないじゃないか。ペアルックも嫌がったくせに、野球のユニフォームはいいのか。くそ。写真撮ってる。携帯の待ち受け画面にするのか。俺のことなんか写してくれたことないじゃないか。うう。などと思いながら彼氏の拳は細かく震えるのだ。

球場の馬鹿騒ぎもこういう小さな地獄を内包していると思うと少しは味わい深く見えなくもない。
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平身低頭

2006-03-27 22:59:04 | その他
心から申し訳ないなと思うとき。
宅配便の不在連絡票の案内に従って再配達日と時間を指定したにもかかわらず、それを忘れて飲みに行ってしまったとき。

今日投函されていた再度の不在連絡票に、おそらく怒りに震える字で「お早めに再配達の日時等御連絡下さい」書かれてあるのを見て痛感した。

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ユンケル

2006-03-25 22:27:20 | その他

「疲れに。」というぞんざいな売り文句の値札。
気の利いたフレーズを考えることすら面倒だったのだと思われる担当者の疲労ぶりに共感してつい買ってしまった。

(携帯から)

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世界一

2006-03-21 21:31:47 | その他
日本がWBCの初代王者に就いた。

今大会のハイライトは、やはりイチローの韓国に対する過剰な敵意だと思う。なんでまたあそこまで、と思って調べたら朝鮮日報にこんな記事が
「大リーグのシーズン最多安打更新という偉大な記録には『韓国パワー』も大きな役割を果たしたということを見過ごしてはならない」。

262安打と韓国料理は関係ねえ、という憤りか。
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カフェレスト とまと(大阪/大阪市中央区・アメリカ村)

2006-03-19 22:55:17 | 関西トルコライス巡礼

アメリカ村は疲れる。

いやいや何情けないこと言ってるんだ僕はまだ若い、たかが若者人口密度が高い街くらいなんだ、と胸を張り大股に街に飛び込んでいくのだが、まず歩道が狭く自転車が停めてあるせいで車道を歩かざるを得ず、その結果歩行中に何度も車をよける羽目になる。そしてたむろする若者は何故か歩みが遅いため、いらいらしながら追い抜かねばならない。そこにカジュアルショップから大音量で流れるヒップホップやらJポップやらの音の洪水が襲いかかってくる。ご丁寧に店舗ごとに違う音楽が、はかったように同じくらいのうるささなのが腹立たしい。歩きながらこの時期に驚くほど薄着の女の子を見かけては寒そうだなとこちらが身を縮め、黒人二人組が母国語でなにやら会話しているのを見つけては何の悪だくみだろうと身を硬くする頃になると、いつのまにか視線は落ち、背中は心なしか丸くなり、早くここを抜け出そうとピッチが早くなっている。
そんな感じでアメリカ村の南西のはずれにたどり着くとこの店がある。

ドライカレー、薄焼き卵、ポークカツ、上からデミグラスソースとオーソドックスな構成だが、構成要素ひとつひとつが濃いのが特徴だろう。
まずデミグラスソース。液体というよりかなり固形寄りで、ぼてっとなるまで煮詰めた印象だ。味も甘さとコクが共に強く、曖昧な部分がない。
そしてドライカレーは舌触りにざらっとしたカレー粉感があり、かなり辛い。
通常は両者の間に挟まる薄焼き卵が味をまろやかにブレンドする役割を担うのだが、およそ歯が立たず、両者の味が口の中でまともにぶつかり合う。濃さ二倍どころか二乗と表現してもよいかもしれない。
そこへ割って入ってくるのがボリュームあるポークカツ。肉と衣、共に厚みは十分で肉汁も潤沢だ。デミグラスソースとドライカレーのぶつかりあいに「脂を注ぐ」格好になる。
そんな味の強さにこちらもしっかり腰を据えて食べることになるが、セットの味噌汁が力の入った舌をほぐしてくれありがたい。これはただのサービスではなく、完食するために必要だからついているのだな、と気付く。
食べ終わったところで、ひとつ大きな息をついていた。

若さを試される味だと思う。僕はいつまで食べきれるだろうか。



トルコライス 950円

大阪市中央区西心斎橋2-17-13  
06-6212-0646
年中無休・24時間営業


 



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人生の宝探し

2006-03-18 00:35:46 | その他
Amazonで「WORKS THE BEST OF TRF」を買った。
先日「BOY MEETS GIRL」をたまたま立て続けにFMで耳にして、学生時代、この曲をカーステレオでエンドレスにかけながら男4人で海水浴に行ったという恥ずかしい思い出が蘇り、懐かしさに押されて購入した次第である。
小室哲哉プロデュースのユニットの御多分に漏れず、「思想が感じられない」とか「全部同じに聞こえる」やら「歌詞が恥ずかしすぎる」だの「すぐサビから入って安易」という意見に加え、「SAMの肋骨が気になる」「いやそれより名前が分からないけど女性の方のダンサーの地蔵顔が夢に出そう」といろいろ批判されがちではあるけれど、角度を変えて見れば、これだけ無思想で大量生産的かつ快感原則に忠実で若年層だけに訴える曲・ユニットはなかなかないし、その徹底ぶりには凄みすら感じる。
まあそう難しく考えなくても、何も考えずに高速道路をぶっ飛ばすには最適な曲じゃん、ということだ。

ところでアルバムをじっくり聴いているうちに思ったのだけど、TRFのレコーディング風景ってどんな感じなのだろう。
音は基本的に打ち込みだと思われるので、楽器を演奏する必要がない。そもそもメンバーに楽器担当がいない。いるのはボーカルとダンサーと「サウンドクリエーター」という役割の人だけだ。レコーディングで踊られても仕方ないから、ダンサーはまず用なしである。となると、サウンドクリエーターが作ったバックトラックにボーカルが歌をのせていくという、主にふたりの作業になるということか。

T(とりあえず)R(レコーディングは)F(ふたりで)

実はこれがユニット名の由来だったら素敵だと思う。
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家焼酎

2006-03-14 23:37:09 | その他
焼酎サーバを使ってかれこれ半年になる。一升瓶を軽々飲み込む2ℓの容量で、飲むときは寝酒で舐める程度。加えてたまに注ぎ足しを行うので、自然に甕での熟成が進んでいくという寸法だ。
必ずロックで飲むので結構実感できるのだが、中の焼酎は確かにまろやかになって飲みやすくなっている。いかにもアルコールっぽい角がなくなり、喉越しが柔らかくなっている、というところか。酔いも優しくじんわりとまわってくるので、少しだけ以前より多めに飲むようになったのが問題といえば問題かもしれない。

・アルコールっぽさがなくなり
・まろやかで
・優しい酔い

素面で考えてみると、えーと、これひょっとしたら、単にアルコール成分が揮発しているだけの話なのではないかと思うのだが。
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2006-03-13 14:04:10 | その他
大阪市内に現在雪が降っている。
子供の頃は雪でも降ろうものなら大はしゃぎだったけれど、最近は何となく面倒臭いなと思うだけだ。特に会社勤めをしている身にとっては、雪など移動の障害に過ぎない。

雪が好き→子供
雪が好きではない→大人

こんな風にざっくり分けられると思う。

ついでに、
ユキが好き→古代進

これが分かる人は30過ぎだと思う。
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ワレモノ

2006-03-10 00:59:26 | その他
エアロバイクトレの効果を最大にすべく、サウナスーツをネット通販で買った。
今日宅配便の不在通知が届いていたのだが、

ワレモノって何だ、おい。

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もどリッチ

2006-03-07 00:20:40 | その他
NHK-BSで、日本時間3月3日に行われたクロアチア-アルゼンチン戦を見た。
クロアチア代表デビューのモドリッチという選手が頑張っていたのが印象的だった。

モドリッチと聞いて即座に思い出したのが、三井住友海上の自動車保険商品「もどリッチ」。確か黒木瞳がCMに出ていたように思う。

クロアチアは日本の予選リーグ2戦目の相手。超高視聴率の中、実況アナは何度も彼の名前を口にし、テレビカメラは何度もその姿を捉えるはずだ。

W杯後、CM起用もあると見たが。
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グリルはぜ(大阪/堺市) 閉店

2006-03-06 14:21:46 | 関西トルコライス巡礼
ここで紹介されていたグリルはぜ、2月15日をもって36年間の歴史に幕を下ろしたとのこと。
トルコライス食べてみたかったなあ。

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Kitchen TACO(大阪/大阪市中央区・南船場)

2006-03-04 23:45:56 | 関西トルコライス巡礼

天井が高い店はいい。
開放感があるのは当然ながら、音が上に抜けるせいか、他の席の話し声や食器の音等が心地よいざわめきに変わる。ちょうど空港ロビーのようなノイズ、と言えば分かりやすいだろうか。
この「Kitchen TACO」の天井も高い。大阪農林会館というビルの1Fにあるのだが、昭和5年築のこのビル、経済性より風格を建築に求めたようなところがある。少し古びたアーチ状の天井が目にも心地よい。EH bankGREEN HOUSEなど、神戸の天井の高い店はいくつか知っていたけれど、ここの雰囲気も負けていないと思う。

鉄皿に入ったトルコライスにはカツも薄焼き卵もなく、ドミグラスソースもかかっていない。かわりに千切りしてある胡瓜と人参、そしてみじん切りの黄ピーマンとトマトが鮮やかに食欲をそそる。ライスはややべたっとしたドライカレーで、鶏肉と椎茸がボリューム感を出している。そして中央には温泉卵が鎮座し、味をまろやかにしている。
これまで紹介してきた関西トルコライスが持つお子様ランチ的小型豪華感はないのだが、かえってこのカジュアルさが「ひょっとしたら、これってトルコ国内でほんとに食されているメニューなのではないか」という気にさせる。
いや、多分そんなことはないのだが。

実際にこのメニューを目の前にしたら「えー、いくらなんでもこれはトルコライスじゃないよー」と、店主を怒らせる恐れのある言葉を思わず口にしてしまう方もいるだろう。
でも御安心を。
頭上に大きく広がる空間が、その言葉を優しいノイズに変えてくれるはずだから。

僕の「ランチタイムにはやってねえのかよ!」という嘆きもやわらかに吸い込まれていった。



トルコライス800円

大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館1F 
06-6243-9900
営業:17:00~01:00(L.O.)
(平日の11:30~15:00もランチタイム営業しているが、4種類のランチメニューのみ。トルコライスは食べられない)

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直腸

2006-03-01 22:32:38 | その他
ホテル併設のスパ施設で足裏マッサージを受けた。足裏中央やや踵よりを強くこすられて思わず声をあげてしまうと、すかさず施術士が
「直腸ですね」。
そう。足裏マッサージを受ける度いつも同じところで声をあげ、その都度指摘されるのは直腸である。
まだ胃や腸なら暴飲暴食に気をつけたりと対処のしようもあるけれど、直腸と言われてもどう対処したらよいのかいまひとつわからない。

とりあえず渡哲也の半生記「俺」、読んでおくべきなのだろうか。

(携帯から)

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