ローマ法王は、「第3次世界大戦」状態を懸念、解決策は「第1次世界大戦」の原因のなかに発見できる

2015年11月17日 06時45分23秒 | 政治
◆フランスの首都で起きたテロ事件(11月13日夜、死者129人、負傷者352人=うち99人重傷)で、バルス首相が11月16日、「テロはシリアで計画され、組織されたものだ。新たなテロが今後、数日から数週間以内に再び起きるおそれがある。フランスだけでなくヨーロッパ全域が標的になる」と述べたという。NHKNEWSwebが11月16日午後6時58分、配信した。
 シャルリー・エブド襲撃事件(1月7日午前11時30分)のときは、パリ11区にある風刺週刊誌を発行している「シャルリー・エブド」本社に覆面をした複数の武装した犯人が襲撃し、警官2人や編集長、風刺漫画の担当者やコラム執筆者ら合わせて、12人を殺害した。テロ犯は、ターゲットを特定していた。これに対して、今回のテロ事件は、「無差別テロ」だった。これは、テロ戦争の戦場が「中東からEU全域」に広がったことを意味している。次の段階は、米国を中心とする有志連合国(日本も参加)に拡大であり、その予兆でもある。
◆ローマ法王フランシスコ1世は2014年9月、「地域紛争、大量虐殺、人間の殺害、その他の侵略者やテロリストたちの犯罪の中で行われていることを第三次大戦である」と述べている。情報通信・ラジオ「スプートニク」は2014年9月14日午前11時44分、「ローマ法王 第三次大戦はすでに始まった」という見出しをつけて、以下のように配信していた。
 「ローマ法王フランシスコはミサの中で、欧州全土から訪れた数万人の巡礼者たちに向けて、世界は第三次大戦の状態にあるとの懸念を表明した。英The Telegraph紙が伝えた。
ローマ法王は、『戦争は神が創造した最も素晴らしものを破壊する。戦争は、人間を殺害する』と語った。オーストリアのKronen Zeitung紙が報じた。ローマ法王は、戦争はイデオロギーによってよく正当化されるが、実際のところ戦争は常に誰かの強い欲望や権力志向の結果であると述べた。ローマ法王は、『2つの世界大戦後のこんにちでさえ、地域紛争、大量虐殺、人間の殺害、その他の侵略者やテロリストたちの犯罪の中で行われていることを第三次大戦であると述べることができる』と語った。西側のマスコミが伝えた。
リア・ノーヴォスチ」

◆大日本帝国陸軍の四王天延孝中将(1879年9月2日~1962年8月8日)は、著書「猶太思想及運動 付・シオンの議定書」(内外書房1941年刊)の「第2章 第1世界大戦」の冒頭、「第1世界大戦は20年前に終りを告げ、今や第2世界大戦も幕が開かれつつある際に、第1世界大戦の原因や様相を研究するなどは閑人のやることなどと考えると大なる錯誤に陥るので、実は人類の実演する大連鎖劇の第1幕、第2幕の関係である。第1幕の精神が判らなければ、第2幕は判らぬ、従って現今相手役の腹が判らずに舞台に現われてヘマばかりを演出することになる」
 第2次世界大戦は1939年から1945年までの6年間の出来事であった。大日本帝国海軍が1941年12月8日、パールハーバーを奇襲し、東條英機内閣は「大東亜戦争」と命名した。この本は、その5か月前に発刊された。1945年8月15日に終戦となり、70年を過ぎたけれど、「第3次世界大戦」に入っているというローマ法王フランシスコ1世の発言に照らし合わせると、この第3幕は、一刻も早く幕を閉じさせなければならない。四王天延孝中将の言葉を借りるならば、「第1幕の精神が判らなければ、第2幕は判らぬ、第1幕と第2幕の精神が判らなければ、第3幕は判らぬ」ということになる。逆に見れば、「第3次世界大戦」の原因は、「第1次世界大戦」の原因のなかにあるのであるから、これを徹底的に研究すれば、解決策を発見できるはずである。

【参考引用】
 NHKNEWSwebは11月16日午後6時58分、「仏首相『再びテロ起きるおそれ』万全の警戒態勢」というタイトルをつけて、以下のように配信した。
 パリで起きた同時テロ事件を受けてフランスのバルス首相は16日、「テロは今後、数日から数週間以内に再び起きるおそれがある」と述べて万全の警戒態勢をとる方針を強調しました。一方、警察が、容疑者の関係先を含む150か所以上を捜索するなど事件の全容解明に向けて捜査を進めています。
 今月13日夜、武装したグループが、フランスのパリ中心部のコンサートホールなどで銃を乱射したり爆発物を爆発させ、さらに、サッカースタジアムでも相次いで爆発物を爆発させ、一連の同時テロ事件でこれまでに129人が死亡し352人がけがをしました。事件のあと、過激派組織IS=イスラミックステートを名乗るグループが「フランスの空爆への報復だ」とする犯行声明を出しています。
 フランスのバルス首相は、16日朝、地元メディアのインタビューで、「テロはシリアで計画され、組織されたものだ」としたうえで「新たなテロが今後、数日から数週間以内に再び起きるおそれがある。フランスだけでなくヨーロッパ全域が標的になる」と述べ、万全の警戒態勢を取る方針を強調しました。また、今月30日からパリで開かれる地球温暖化の対策を話し合う国連の会議COP21について、コンサートなどの関連イベントは中止する方針を明らかにしました。
 一方、バルス首相は、フランスの捜査当局がフランス全土で15日夜から16日朝にかけて事件の容疑者の関係先を含む150か所以上を一斉に捜索したことを明らかにし、フランスのメディアは捜索で複数の武器が押収されたと伝えています。捜査当局は、容疑者とISとの関わりについて裏付け捜査を進めています。


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相の政治姿勢に批判的な自民党の大物OBが、「野党再編→小沢一郎政権づくり」の仕掛け人

◆〔特別情報①〕
 「安倍晋三首相は、2016年7月の次期参院議員選挙に併せて、総選挙を行ういわゆる『衆参同日(ダブル)選挙』を決断している」という情報が、現実味を帯び始めている。その最中、民主党の前原誠司元外相と細野豪志政調会長、維新の党の江田憲司前代表が野党再編に向けて民主党が「解党」を決断すべきだとの認識で一致し、「自民党に対抗できる勢力づくり」に動き出したのに続いて、民主党の細野豪志政調会長、馬淵澄夫元国土交通相、長島昭久元防衛副大臣の3人が11月16日、東京都内で「野党再編」をテーマに公開討論会を開いた。野党再編と政権奪還のための超党派勉強会を年内に発足させるという。「野党再編→小沢一郎政権づくり」の動きは、安倍晋三首相の政治姿勢に批判的な自民党の大物OBが、仕掛け人になっているという。自民党の大物OBとは、だれか?

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