「海洋国家=海軍国家」日本は、「海主陸従の思想」を固く守り、陸上自衛隊を海外派遣してはならない

2015年10月20日 06時17分07秒 | 政治
◆「海洋国家=海軍国家」日本の海上自衛隊が、太平洋、南シナ海、インド洋、アラビア海などで、「存在感」を高めつつある。
 安倍晋三首相は10月18日、海上自衛隊が神奈川県沖の相模湾で挙行した3年に1度の「観艦式」に出席して護衛艦「くらま」艦上から自衛隊最高指揮官として訓示、このなかで安全保障法制整備関連法(9月19日成立)について「国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜くための法的基盤だ。積極的な平和外交も今後、一層強化していく」と強調した。観艦式には米国や豪州、フランス、インド、韓国各海軍の艦艇も参加した。仏印韓の各海軍の参加は初めて。なお、安倍晋三首相は、自民党総裁任期3年が2018年9月末で満期となるので、これが最後の観艦式出席。
 この後、安倍晋三首相は海上自衛隊のヘリコプターで米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備の原子力空母「ロナルド・レーガン」(10月1日入港)に着艦、現職首相として初めて乗艦・視察。米海軍第3艦隊のタイソン司令官らと懇談した。視察には、麻生太郎副総理兼財務相と中谷元防衛相が同行した。
◆原子力空母の「ロナルド・レーガン」は、米海軍が保有する10隻の原子力空母の1つで、東日本大震災の際に米軍の「トモダチ作戦」に参加した。
 「海洋国家=海軍国家」米国は、大日本帝国海軍を「ミッドウェー海戦」(1942年6月5日=米国標準時では6月4日から7日にかけてミッドウェー島をめぐって行われた海戦)で壊滅させた。帝国海軍は航空母艦4、重巡洋艦1沈没、重巡洋艦1大破、駆逐艦1中破、戦死者3057人(航空機搭乗員の戦死者は110人。
 この結果、「太平洋覇権」は、米国が握った。しかし、大東亜戦争敗戦後70年を経て、日本は、【大日本帝国敗戦=大東亜戦争敗北の教訓】を忘れつつある。
[1]地政学の鉄則に反した(「海主陸従」思想を「陸主海従」思想と取り違えた)
 (「大陸国家=陸軍国家」は、「海洋国家=海軍国家」になれず、「海洋国家=海軍国 家」は、「大陸国家=陸軍国家」になれない。故に「海洋国家=海軍国家」日本は、大陸に出兵してはならない。「要害堅固」な地形に阻まれて、大損害を蒙る。
[2]「仮想敵国(戦争をしてはならない国)の順位」を間違えて、1.米国 2.英国 3.中国 4.ロシア→1.ロシア 2.中国 3.英国 4.米国とした。「海洋国家=海軍国家」米国の戦略を読み違えた。「大陸国家=陸軍国家」ソ連(ロシア)を信用しすぎた⇒「情報収集(スパイ活動)」を軽視しすぎた。
[3]海戦の主力が、航空母艦・航空機・潜水艦に移っていたのに、「大艦巨砲主義」に固執した。cf.「戦艦大和=艦内神社・大和神社、戦艦武蔵=艦内神社・武蔵一の宮氷川神社」
 この反省に立って、日本は、「太平洋覇権国」である米国と共に、海洋国家=海軍国家としての使命と役割を果たさなくてはならない。その際、決して「大陸国家=陸軍国家」である中国、ロシア、中東、アフリカ、欧州などの土地に、陸上自衛隊を派遣してはならないことを肝に銘じる必要がある。あくまでも「海主陸従の思想」で日本民族の安全と平和を確保、堅持しなくてはならないのである。
◆海上自衛隊は5月12日、フィリピン海軍とともにフィリピンのマニラ湾とスービック湾の間の南シナ海で、突発状況に備えた協調システムを構築する合同軍事演習を行い、護衛艦2隻、フィリピンのフリゲート艦1隻、ヘリコプターなどが参加した。南シナ海は、中国とフィリピンの領有権紛争地域である
 なお、日本の海上保安庁とフィリピンの沿岸警備隊は5月6日、フィリピンの海岸で、海賊退治、武器密売・人身売買取締りなどのための初の連合訓練を実施、また、日本とベトナムは5月14日、ベトナムの海岸で調査・救助連合訓練を実施している。
 海上自衛隊は6月22日、フィリピン海軍と南シナ海に面するフィリピン南部パラワン島沖で合同軍事演習(海上自衛隊のP3C哨戒機を使った災害救助訓練も含む)を行った。また、同日、フィリピン海軍と米海軍も合同軍事演習を始めた。
 海上自衛隊の護衛艦「ふゆづき」は、米国とインド両海軍が10月14日からインド洋のベンガル湾で始めた共同訓練「マラバール」(共同訓練は原則的に毎年、インド近海と太平洋で交互に開催、16~19日、チェンナイ東方海域で対空戦や対潜戦、捜索・救難などの訓練)に参加した。米海軍は原子力空母「セオドア・ルーズベルト」、インド海軍はラジプート級駆逐艦など訓練に参加、日米印3か国海軍の艦艇は計10隻。海上自衛隊がインド洋の訓練に参加するのは、2007年にインド洋での訓練に初参加した際、中国が猛反発したため参加していなかったので、今回が8年ぶり4回目。日米印3か国は、東・南シナ海やインド洋への進出を活発化させている中国共産党人民解放軍の海軍をけん制する目的で、海上安全保障協力を強化している。

【参考引用】
 読売新聞YOMIURIONLINEは10月18日午後9時51分、「首相、米空母に初乗艦…日米同盟の結束アピール」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 安倍首相は18日、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に今月から配備された原子力空母「ロナルド・レーガン」に乗り込み、艦内を視察した。現職首相が米空母に乗艦するのは初めて。安全保障関連法成立を踏まえ、日米同盟の結束をアピールする狙いがある。
 首相は海上自衛隊のヘリコプターで着艦し、米海軍第3艦隊のタイソン司令官らと懇談した後、ブリッジや格納庫を視察した。搭載されている戦闘機の操縦席に座り、説明を受けた。首相は視察中、同空母が東日本大震災の被災地支援活動「トモダチ作戦」に従事したことに触れ、「日米の絆のシンボルだ」と米側に伝えた。視察には、麻生副総理兼財務相と中谷防衛相が同行した。
 これに先立ち、首相は神奈川県沖の相模湾で行われた海自の観艦式に出席した。首相は訓示で、安保関連法について、「国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜くための法的基盤だ。積極的な平和外交も今後、一層強化していく」と強調した。観艦式には米国や豪州、フランス、インド、韓国各軍の艦艇も参加した。防衛省によると、3年に1度の観艦式に仏印韓の各軍が参加したのは初めて。


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オバマ大統領は、中国への巨額借金返済を日本に肩代わりさせる「密約」を習近平国家主席と結んでいる?

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 米国オバマ大統領は、中国への巨額借金返済を日本に肩代わりさせる「密約」を習近平国家主席と結んでいるという。米連邦政府は、再び「デフォルト」に直面しており、借金返済のメドが立たないため、安倍晋三首相に無断で勝手に肩代わりさせる「密約」をしたというのだ。海上自衛隊の3年ぶりの「観艦式」(10月18日)の後、米海軍原子力空母「ロナルド・レーガン」に現職首相として初めて乗艦・視察できたのを安倍晋三首相は、感激しているけれど、オバマ大統領は、「原子力空母を体感」させて、「しっかり肩代わりするように」と脅し、監視しているのだという。これは、日米中3国の財政に詳しい筋からの情報である。一体、どうやって肩代わり返済をさせようとしているのか?

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