「拉致問題」を解決できない安倍晋三首相は、小野啓一・北東アジア課長をNSC事務局へ異動させる

2015年10月19日 06時13分05秒 | 政治
◆安倍晋三首相は、就任して3年にもなろうとしているのには、「第2の日本」と言われる北朝鮮(金正恩第1書記=元帥)による日本人拉致問題を解決できないでいる。根本は、「外交能力の欠如」していることに起因している。あえて言えば、小泉純一郎元首相と比べて、決断力も突破力もないのだ。それは、北朝鮮との人脈をまったく持っていないうえに、「報復措置」に力を入れて、北朝鮮に嫌われているからである。交渉は「外務官僚任せ」にしている。この拙劣さが、厳しく問われている。
 拉致問題に対する安倍晋三首相の「やる気のなさ」は、第3次安倍晋三改造内閣で、加藤勝信内閣府特命担当相に「①少子化対策担当、②男女共同参画担当③一億総活躍担当④女性活躍担当⑤再チャレンジ担当⑥拉致問題担当⑦国土強靱化担当」と7つもの担当を所掌させたことで如実に表れた。このため、拉致被害者の家族は「拉致問題を片手間の仕事としか見ていない。軽視しているのか」と失望し怒りを爆発させている。
 安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相は、日朝政府局長協議の裏で、「拉致被害者救出」をそっちのけにして、朝鮮総連中央本部ビル(東京都千代田区富士見2-14-15、土地約2390平方メートル、地上10階、地下2階建て)の建物・敷地売却問題をめぐり、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相((韓国の朴槿恵大統領就任式に招かれており、韓国寄りであり、北朝鮮による拉致被害者問題には冷淡)が、壮絶な利権争奪戦を繰り広げていた。北朝鮮との交渉は、「外務省に任せっきり」だった。こんなことでは、北朝鮮が、安倍晋三首相の足下を見るのは当たり前である。
 北朝鮮は、金丸信元副総理が築いた北朝鮮人脈を引き継いでいる小沢一郎代表が、首相に就任するのを待ち望んでいる。小沢一郎政権の下で、小泉純一郎元首相が、「北朝鮮問題担当相」に就任し、「平壌宣言」で決めた内容を実現すべく、直接交渉のため平壌市に乗り込み、「拉致問題解決・日朝国交正常化・国交樹立」を図ることを切望している。安倍晋三首相では、埒が明かないのである。
◆しかし、このことを悟っている安倍晋三首相は、「拉致問題」に取り組んでいる姿勢を国民有権者にアピールしようとしている。
 埼玉新聞は10月18日付け朝刊「2面(第2総合面)」で、「拉致問題 官邸主導で立て直し 外務省の交渉担当交代」という見出しをつけて、以下のように報じている。
 「外務省は16日付けで、アジア大洋州局長を伊原純一氏から石兼公博氏に代えた。在任が5年を超えた小野啓一・北東アジア課長は、国家安全保障会議(NSC)事務局へ11月中に異動することが有力視されている。小野氏の後任には、金井正彰・中東2課長が就任する見通しだ。北京の日本大使館には北朝鮮担当公使のポストを新設し、拉致問題対策本部の幹部が派遣された。国内外で、拉致協議を担うメンバーが刷新されることになった」
 小野啓一・北東アジア課長は、横田滋さん、早紀江さん夫妻が2014年3月10~14日の間、実質3泊4日の日程でモンゴルの迎賓館2階で、横田めぐみさんの長女・金恩慶
さんと夫、その長女で曾孫(2013年5月に生まれ10カ月)と初めて面会した際、日赤の田坂治・国際部長、朝鮮赤十字会の李虎林事務総長、北朝鮮外務省の劉成日課長(日本担当)らが同席していた。横田滋さん、早紀江さん夫妻は帰国して、3月17日午前11時半から、神奈川県川崎市の自宅近くの集会所で記者会見、このなかで「夢のような時間が実現した」「本当に奇跡的な事で大きい喜び」「めぐみの生存への確信は全く揺らいでいません」とコメントした。一体、何があったのか。
 詳しくは、「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」の過去記事「モンゴルから帰国の横田滋、早紀江夫妻の「奇跡的」発言と「安堵感」あふれる表情に込められた真実とは?」(2014年3月26日5時58分配信)で説明している。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相は、ある大物政治家を介して、小泉進次郎前復興政務官に自民党農林部会長を受けさせた

◆〔特別情報①〕
 安倍晋三首相は、小泉進次郎前復興政務官をまだ34歳ながら「入閣」させて、2016年7月の参院議員選挙の際に「自民党の人寄せパンダ」として活躍させようとして打診したものの、「まだ早いので、雑巾がけに専念します」とあっさり拒否されたので、止むを得ず、「自民党農林部会長」の重量級ポストを提示して、やっと受けさせることができた。この裏舞台で、安倍晋三首相から「小泉進次郎前復興政務官取り込み工作」を指示された菅義偉官房長官が、ある大物政治家を介して、この人事を受けさせることができたという。ある大物政治家とは、一体誰なのか?

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目次

第一章 「鳩山家の使命」を語る

「鳩山友愛塾」をつくる


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