ユダヤ暦の新年が9月14日から始まり、「天変地異」は、熊本県・阿蘇山から早速、現象として出てきた

2015年09月15日 04時55分23秒 | 政治
◆ユダヤ暦の新年が9月14日から始まり、世界の政治、経済、社会、軍事情勢が大転換するとともに、「天変地異」では、「大地震」など、何か恐ろしいことが起こるのではないかと予測されていたところ、早速、現象が出てきた。
熊本県・阿蘇山(複数の山からなる活火山、最も高い高岳は標高が1592メートル)の中岳第一火口が、9月14日午前9時43分ごろ、噴火したのである。NHKは、「噴煙の高さが火口から2000メートルまで上がり、火口周辺に大きな噴石が飛んだのが確認されました。気象庁は午前9時50分に噴火速報を発表するとともに、今後も同じ規模の噴火が発生する可能性があるとして、午前10時10分に火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルをレベル2から入山規制を示すレベル3に引き上げました」と報じた。
 阿蘇山は、2014年11月、中岳第一火口でマグマ噴火が起きてから、活発な噴火活動をくり返してきた。2015年5月末、噴火が停止、8月8日に再びごく小規模な噴火が発生し、9月3日、10日、11日に、小規模な噴火が発生していた。それが一気に活発化してきた。
◆日本には、活火山(概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山=日本の火山噴火予知連絡会・気象庁による定義)が、現在110ある。
 このうち、気象庁が2009年6月からランク分けにかわる示標として47火山を選定(
ランクA、B、C の火山などの47火山は、常時観測対象の火山に指定され、気象庁などの機関により常時観測態勢を整備)した。
 1.近年、噴火活動を繰り返している火山(・過去数十年程度の間、頻繁に噴火している・100 年以内の間隔でマグマ噴火を繰り返している)23。
2.過去100 年程度以内に火山活動の高まりが認められている火山(・過去100 年程度の山体浅部の地震活動・過去10 年程度のマグマ貫入等に伴う地殻変動・過去100 年程度の活発な噴気活動、地熱活動)18。
3.現在異常はみられないが過去の噴火履歴等からみて噴火の可能性が考えられる火山4。
4.予測困難な突発的な小噴火の発生時に火口付近で被害が生じる可能性が考えられる火山2。
 ●ランクAの火山(13山)は、十勝岳(北海道)=大雪山系の南縁に存在する活火山。大正年間の爆発では山頂周辺の積雪が融解し、大規模な泥流が発生した。▽樽前山(北海道)▽有珠山(北海道)=約30年周期で噴火している火山。明治新山、昭和新山、1970年代に噴火があり、平成の噴火も記憶に新しい。▽北海道駒ヶ岳(北海道)=約100年前に大噴火した。▽浅間山(群馬県・長野県)=短期間で噴火を繰り返す活発な活火山▽伊豆大島(東京都)▽三宅島(東京都)▽伊豆鳥島(東京都)▽阿蘇山(熊本県)▽雲仙岳(長崎県)▽桜島(鹿児島県)▽薩摩硫黄島(鹿児島県)▽諏訪之瀬島(鹿児島県)
 ●ランクBの火山〇北海道―知床硫黄山=知床半島にある高純度の融解硫黄を噴出させた活火山、羅臼岳=知床半島にある溶岩円頂丘を持つ活火山。摩周湖、雌阿寒岳=時々噴火し入山禁止になる。恵山、渡島大島。
〇東北地方―岩木山、十和田カルデラ=915年の噴火は、最近2000年間の国内最大の噴火。秋田焼山、岩手山、秋田駒ヶ岳、栗駒山、鳥海山、蔵王山、吾妻山、安達太良山、磐梯山。
〇関東・中部地方―那須岳、榛名山、新潟焼山、草津白根山、富士山=日本の最高峰にして代表的な成層火山。箱根山、伊豆東部火山群、焼岳、御嶽山=2014年9月27日噴火(死者、行方不明63人)、7年ぶり。
〇伊豆・小笠原諸島―新島、神津島、西之島=2013年11月新島確認、2015年3月現在活動中、硫黄島。
〇九州地方―鶴見岳・伽藍岳、九重山、霧島山。
〇南西諸島―口永良部島=2014年8月3日、約34年ぶりに噴火。2015年5月29日爆発的噴火。中之島、硫黄鳥島。
●ランクCの火山〇北海道―アトサヌプリ、丸山、大雪山=3万年前御鉢平カルデラを形成する大噴火が起こり、層雲峡を形作る溶結凝灰岩を噴出し、その厚さは200mに達した。その後、旭岳等が形成された。利尻山=登山の好きな皇太子徳仁親王も登った山。恵庭岳、倶多楽、羊蹄山、ニセコアンヌプリ。
〇東北地方―恐山、八甲田山、八幡平、鳴子火山群、肘折カルデラ=約1万2千年前に噴火。2003年に活火山となる。沼沢湖、燧ケ岳。
〇関東・中部地方― 高原山、日光白根山、赤城山、妙高山、 北横岳、立山火山、アカンダナ山、乗鞍岳、白山。
 〇伊豆・小笠原諸島―利島、御蔵島、八丈島、青ヶ島。
〇中国地方―三瓶山、阿武火山群。
〇九州地方―由布岳、福江火山群、米丸、住吉池、池田山川、開聞岳。
 〇南西諸島―口之島。
◆日本列島は、文字通り「火山列島」である。地下のマグマがつながっていて、どこから噴火してくるかわからない。どこからでも噴火する可能性は大である。阿蘇山が、活発化しているので、「ランクAの火山」には、要注意であるけれども、「ランクBの火山」「ランクCの火山」であるからと言って侮れない。油断していると、突然、活発化することがあるからである。気候変動がもたらす豪雨による大水害に加えて、火山噴火が多発する危険が高い。
【参考引用】 
 NHKNEWSwebは9月14日午後0時6分、「阿蘇山で噴火発生 警戒レベル3に引き上げ」というタイトルをつけて、以下のように配信した。
 気象庁によりますと、14日午前9時43分ごろ、阿蘇山の中岳第一火口で噴火が発生し、噴煙の高さが火口から2000メートルまで上がり、火口周辺に大きな噴石が飛んだのが確認されました。気象庁は午前9時50分に噴火速報を発表するとともに、今後も同じ規模の噴火が発生する可能性があるとして、午前10時10分に火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルをレベル2から入山規制を示すレベル3に引き上げました。そのうえで、中岳第一火口からおおむね2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけるとともに、風下では火山灰や小さな噴石に注意するよう呼びかけています。阿蘇山では、その後も噴火が連続して発生していて、午後3時まで噴火が続いた場合、阿蘇市と南阿蘇村で多量の降灰が予想されているほか、高森町でやや多量の火山灰が予想されています。気象庁は午前11時半から記者会見し、「今回の噴火では噴煙が水平方向にも広がっていて、火砕流が発生した可能性がある。阿蘇山では今後も同じような規模の噴火が発生するおそれがあり、中岳第一火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するとともに、風下では火山灰や小さな噴石に注意してほしい」と呼びかけています。
 熊本県の阿蘇山は複数の山からなる活火山で、最も高い高岳は標高が1592メートルです。去年11月に中岳第一火口でマグマ噴火が起きて以降、活発な噴火活動をくり返し、ことし5月末に噴火はいったん停止しましたが、先月8日に再びごく小規模な噴火が発生し、今月も3日と10日、それに11日にごく小規模な噴火が発生していました。
 専門家 昭和54年の噴火以来の規模
 阿蘇山の噴火について、京都大学の石原和弘名誉教授は「今回の噴火は火口周辺の堆積物が何らかの原因で一気に噴出したとみられる。阿蘇山としては昭和54年の噴火以来の規模で映像から見るかぎり、黒煙が火口からかなり広い範囲に及んでいて、火砕流も発生している可能性があると考えられる」と話しています。また、阿蘇火山博物館の須藤靖明学術顧問は、「阿蘇山では、今月11日に小規模な噴火が発生して以降、火山性微動の振幅が大きくなっていた。火山灰などを確認しないと詳しいことは言えないが、今回の噴火にはマグマが関与した可能性がある」と話していました。


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「海洋国家=海軍国家」日本は、大東亜戦争で敗北したのに、安倍晋三首相は再び、前車の轍を踏む

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