中村修二、天野浩、赤崎勇の3教授がノーベル物理学賞、エジソンの白熱電球から135年経ての大革命だ

2014年10月09日 02時42分26秒 | 政治
◆いまから約10年前、カリフォルニア大学サンタバーバラ校・材料物性工学部の中村修二教授が、世界に先駆けて実用に供するレベルの高輝度青色発光ダイオードや青紫色半導体レーザーの製造方法を発明・開発した技術の特許をめぐって日亜化学工業を訴えていたころ、徳島県阿南市を訪問した際、商工会2階の階段を上ったところに、丸でクリスマスツリーを感じさせるような青色で彩られた飾り物が置かれていた。商工会の人に尋ねると「これは中村修二教授が発明した青色発光ダイオードです」と教えられた。当時から「ノーベル物理学賞受賞は間違いない」と評判だった。人によっては、「訴訟を起こしていると、ノーベル賞物理学賞受賞は、難しくなるのではないか。ノーベル財団の調査員が、悪い評判を聞かされて印象を悪くするのではないか」などと心配する声も聞かれた。
 その一方、中村修二教授の出身地である愛媛県西宇和郡瀬戸町(現在の伊方町)では、「阿南市は、中村修二教授が勤務していた日亜化学工業が、青色発光ダイオードのお陰で、景気がよくなっている。こちらは、中村修二教授を取られた感じだ」と羨ましがるやら、残念がるやらの声が聞かれた。
◆あれから、中村修二教授のノーベル賞受賞の話は、何度も聞かれて、その後、忘れられるかに思われていたところ、スウェーデン王立科学アカデミーが10月7日、今年のノーベル物理学賞を、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授、天野浩・名古屋大教授、赤崎勇・名城大教授の3氏に授与すると発表した。まさに「待ちに待った朗報」であり、国民の多くが、歓喜した。
 ロイターは10月 8日午後0時18分、「ノーベル物理学賞に中村氏ら3人、青色LEDで『21世紀照らす』」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「[ストックホルム/ロンドン 7日 ロイター] - スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞を、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授、天野浩・名古屋大教授、赤崎勇・名城大教授の3氏に授与すると発表した。エネルギー効率に優れ、環境に優しい発光ダイオード(LED)を開発したことが授賞の理由。
白色光源を可能にした青色LEDの発明は、19世紀末にジョセフ・スワンとトーマス・エジソンが発明・商用化した白熱電球に代わる省エネ電球を作り出し、家庭や職場での照明を変えつつある。王立科学アカデミーのメンバーであるペル・デルシング教授は、記者会見で『赤色と緑色のLEDは前からあったが、青色が欠けていた。エネルギー効率が非常に高く、寿命も極めて長い白い光源を私たちが手にできているのは、青色LEDのおかげだ』と称賛。選考委員は声明で『白熱電球が20世紀を照らした。21世紀はLEDが照らす』としている。また、英国物理学会のフランシス・サンダース会長は、LED照明によって大きな省エネの可能性がもたらされたと指摘。『世界の電力の20%が明かりに使われているが、LED照明の最適な利用で、これを4%にまで減らせる可能性がある』と語った。中村氏は『夢のLED照明の実現にとても満足している』とのコメントを発表。同氏は日亜化学工業に勤めていた時代に青色発光ダイオードを発明したが、その対価をめぐって同社を提訴。東京地裁は日亜化学に対し、中村氏が求めていた200億円の支払いを命じたが、会社側が控訴し、最終的には8億4000万円の支払いで和解した。ノーベル物理学賞の賞金は800万スウェーデンクローナ(約1億2000万円)。授賞式は12月10日にストックホルムで行われる」

◆エジソン(1847年2月11日~ 1931年10月18日)が1879年、石清水八幡宮に生えている竹が電球の命ともいえるフィラメントの材料として 最も適していることを知り、電球発明の灯火(ともしび)の革命ともいえる炭素白熱電球を発明した。114年を経た1993年に中村修二教授が高輝度青色発光ダイオードを開発。それから21年、やっとノーベル物理学賞を受賞した。エジソンの炭素白熱電球から135年経ての大革命だ。
 世の中では、白熱電球を使用する器具は、電球形蛍光灯やLED電球へ移行している。甘利明経済産業相が2008年4月、2012年末までに生産と販売を自主的にやめるよう電機メーカに要請する方針を表明したのを受けて、東芝ライテックが2010年3月17、国内大手電機メーカーで初めて白熱電球生産事業より撤退。続いて三菱電機オスラムも2011年3月限りで生産を終了(一部製品を除く)、NECライティングも2012年内に生産を終了している。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相が平壌へ政府代表団派遣、麻生太郎財務相・崔煥企画財政相会談の2つが深く関係している

◆〔特別情報①〕
 安倍晋三首相が、北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査について聴取するため、平壌への政府代表団派遣を週内にも決定、政府代表団は外務省の伊原純一アジア大洋州局長をトップに、警察庁や内閣官房拉致問題対策本部事務局の職員らで構成する。一方、麻生太郎財務相が韓国の崔煥企画財政相と今週後半に会談する方向で最終調整に入った。北朝鮮への日本政府代表団派遣、麻生太郎財務相が崔煥企画財政相と会談という2つのことが、深く関係しているという。一体、どう関係しているのか?

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