犬や猫など小動物は「器物」ではなく、人間社会のために、しっかり働いているのを忘れてはならない

2014年08月31日 06時11分38秒 | 政治
◆NHK朝ドラ「花子とアン」の第22週(8月25日~30日)「新しい家族」のあらすじから。「村岡家では旭とももの娘・美里(岩崎未来)は、養女となる。動物が好きな美里のために村岡家では犬を飼い始める。だが、戦争が続き、村岡家の飼い犬テルが軍用犬として連れていかれる。きっと元気で帰って来ると言う花子の言葉を信じて美里は毎日テルの帰りを待ちわびる。そんな美里を不憫に思う花子は想像の翼を広げて活躍するテルの話を聞かせる。美里を元気づけようと花子はラジオの原稿を独断で軍用犬のニュースに変更し放送。スタッフから厳しい注意を受ける」
 この場面は、家族の一員になっていた飼い犬まで、戦争に駆り出されて行ったという悲しい話である。婦人会が「お国のため」と言って、嫌がるテルを無理矢理連れて行った。美里ばかりでなく、村岡家の人々はみな、心を傷つけられる。多くの視聴者も同様だったに違いない。
◆筆者が住んでいるさいたま市の全盲の男性(61)が飼っている盲導犬が7月下旬、「仕事中」に鋭利なもので刺されたとみられるけがをしていたというニュースが流れた。痛ましかったのは、盲導犬が、刺されたその場で鳴くのは我慢していたようだということだ。刺されてケガをしているのに、ずっと鳴かないでいた。盲導犬は、日々の暮らしの中で、。むやみにほえないよう訓練されている。しかも、全盲の男性には見えない。
 朝日新聞デジタルが8月28日午後8時32分、「盲導犬刺されけが 意図的な虐待か 我慢してほえず?」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「さいたま市の全盲の男性(61)が飼う盲導犬が7月下旬、鋭利なもので刺されたとみられるけがをしていた。日々の暮らしの中で、むやみにほえないよう訓練されており、その場で鳴くのは我慢したようだという。埼玉県警は、何者かが意図的に虐待したとみて調べている。
 武南署などによると、男性は7月28日午前11時ごろ、オスのラブラドルレトリバー「オスカー」(8歳)を伴い、通勤のために自宅を出た。最寄りのJR浦和駅から電車に乗り、同県川口市の東川口駅で下車。職場に着くと、同僚がオスカーの出血に気づいた。公共の場で抜け毛を散らさないよう着せていたシャツをめくると、右腰の辺りに、フォークなど先のとがったもので刺されたような、深さ約1~2センチの傷が3、4カ所あった。シャツは破れておらず、犯人がシャツをめくって刺したか、シャツがその時だけめくれていたのかは不明という。治療した獣医師は「日常生活では起こり得ず、よほどの力が加わらないとできない傷だ」と話す。職場近くのコンビニ店の防犯カメラに、男性と血を流して歩くオスカーが映っていたといい、署は駅のエスカレーターや電車内などオスカーが止まっている場所で、背後から刺された可能性があるとみて、器物損壊容疑で捜査している。 けがは順調に回復しているが、男性は取材に「オスカーは私の体の一部。私を刺すのと同じことで許せない。また狙われるかと思うと外出が怖い」、オスカーを訓練したアイメイト協会(東京都練馬区)の塩屋未来(みき)さん(35)も「こんなことは初めて。視覚障害者の方の命を危険にさらす卑劣な行為」と話している」
 生命のある小動物でも、飼い主が所有している「器物」としか扱ってもらえないというのは、どうしても釈然としない。しかし、法律がそう扱っているのであるから仕方がない。
 犯人が、さいたま市内の住人かどうかは不明だが、一生懸命に仕事をしている盲導犬を傷つけるとは、余程、根性の歪んだ人間であろう。情けない世の中だ。
 ちなみに、殺処分される寸前に心ある人に助けられて、いまは警察犬として頑張っている犬もいるというニュースに接すると、「犬でさえ、一生懸命に仕事をしているのだから、人間も見習わなくてはならない」とつくづく思い、励まされる。
◆猫の受難も、相変わらず続いている。長崎県佐世保市の高1女子生徒(16)が同級生の女子生徒を殺した事件で、犯人の女子生徒が一人暮らしをしていた自宅マンションの部屋の冷蔵庫から、猫の頭がい骨が見つかったという報道は、怪奇映画さながらに猟奇的であるだけに衝撃的だった。
 しかし、猫に関する残酷物語は、佐世保市に止まらず、東京都内でも多発している。朝日新聞DIGITALが8月26日午後4時1分、「猫29匹不審死 餌に有害物質、不安広がる 東京・大田」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 東京都大田区の住宅地で、4月から今月にかけて猫の不審死が相次ぎ、住民が不安がっている。区の把握では計29匹。死体は口から泡を吹き、付近では餌に混ぜた有害物質が見つかった。不妊・去勢手術を施したうえで住民らが世話をする「地域猫」もいたが、野良猫への餌やりをめぐり住民間に不和もある。今月15日、大田区蒲田2丁目の一軒家の庭先に、白と灰色の模様の野良猫がうずくまっていた。住人の女性(77)が言う。「雨戸を開けて大きな音がしたのに、まったく動かないのでおかしいと思ったら、死んでいました」。よく見かける猫だった。数日後、近所でさらに2匹が死んでいるのが見つかった。以前から周りでは野良猫が多く、庭の通路に砂利を敷く女性宅も猫のふん害に悩まされていた。「でも生き物を殺すなんて信じられない。エスカレートするのではないかと思うと本当に怖い」 猫の不審死が続いているのは蒲田2丁目と大森西6丁目の半径約400メートルの範囲内。京浜急行梅屋敷駅から続く商店街を挟んで家々が軒を連ねる。(重政紀元)」
 猫に関するトラブルは、全国各地で多発している。しかし、多数の猫殺しは、異常だ。地域住民の間に精神異常者が散在しているとして、「社会防衛」上、厳重に真相解明を行う必要がある。
 その場合、猫は社会にとって「公衆衛生」のために極めて有益な小動物であることを啓蒙教育することも忘れてはならない。14世紀のヨーロッパではペストの大流行により、全人口の3割が命を落とした。ハエ、ダニ、あるいはイエネズミなどのような人間に害を与える小動物によって蔓延したと言われた。感染の予防策としてはペスト菌を保有するノミや、ノミの宿主となるネズミの駆除であることに気づいた。不吉の象徴とする迷信があり、魔女狩りなどによって黒猫を殺したため、とくにネズミが繁殖しすぎ、「ネズミ王国」が出来上がっていたため、公衆衛生が劣化していたのである。公衆衛生維持に猫が大きな役目を担っていることを認識した人々は、猫を大事にするようになり、やがてペストは終息に向かったという。このことを忘れてはならない。猫たちに感謝し「にゃあ」ならないのである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」


米国の「ジャパンハンドラーズ」たちが、内閣改造・自民党役員人事以後、「安倍晋三首相イジメ」を開始する


◆〔特別情報①〕
 米国のいわゆる「ジャパンハンドラーズ」(日本操縦者)と言われているリチャード・アーミテージ(アーミテージ・インターナショナル会長、元米国務副長官=ブッシュ政権1期目)▽マイケル・グリーン(戦略国際問題研究所=CSIS=上級副所長〔アジア〕兼ジャパンチェア)▽ジョセフ・ナイ(ハーバード大学ケネディ・スクール教授)▽ジョン・ハムレ(戦略国際問題研究所=CSIS=所長)▽アーロン・フリードバーグ(プリンストン大学教授)▽デニス・ブレア(笹川平和財団米国会長)のほか、カート・キャンベル前国務次官補(オバマ政権第1期目)らが9月3日の内閣改造・自民党役員人事以後、「安倍晋三首相イジメ」を開始するという。これは、一体どういうことなのか?

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『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
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『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
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コメント (4)
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