「孫子は祖先」と自認するソフトバンクの孫正義社長が、米国政府のセキュリティ関係者に警戒されるワケ

2014年04月05日 02時39分17秒 | 政治
◆「トルコがツイッター遮断を解除、憲法裁判所の判断受け」という見出しをつけて、ロイターが4月4日ロイターが4月4日午前8時38分、以下のように配信した。
 「[イスタンブール 3日 ロイター]トルコの通信当局は3日、2週間続けていたツイッターへの接続遮断を解除した。憲法裁判所が、遮断は表現の自由を侵害していると判断したことを受けた措置。3月30日に実施された地方選挙を前に、政府当局者の汚職疑惑などに関する盗聴内容などが投稿されたことを受け、通信当局は3月21日からツイッターへの接続を遮断していた。ただ、グーグルの動画共有サイト、ユーチューブへの接続は依然遮断されたまま。ユーチューブはツイッターが遮断されてから1週間後に遮断された」
 この判決は、公権力が一般国民のツイッターを遮断したことに対して「憲法違反」と判じたものである。こんなことは、中国では日常茶飯事の如く、北京政府が堂々と行っていることだ。基本的人権がほとんどと言っていいほど保障されていない。
 それに比べると、トルコは、基本的人権の砦である「憲法の番人」が、しっかり機能している。日本の最高裁判所よりは、数段上だと言ってもよい。
◆憲法というものは、国家権力から国民を守るためにある。同時に私人間の「基本的人権」を守るためにも機能している。すなわち、個人対個人、企業・団体対個人、企業・団体対企業・団体などの関係も律している。
 「ポータルサイト」を運営している企業と個人の情報提供者との関係においても、たとえば、「ポータルサイト」が、個人の情報提供者の「言論、出版その他一切の表現の自由」を侵害すると、日本国憲法第21条違反となる。
 「ポータルサイト」と個人との情報提供者の関係では、企業の方が圧倒的に強いけれど、憲法違反の疑いをかけられた「ポータルサイト」は、社会的信用、信頼を失うという多大なダメージを受ける。
◆さらに、このサイトで4月3日付けブログで米連邦議会下院の諜報委員会(U.S. House of Representatives' Intelligence Committee)が2012年秋、中国の大手通信機器メーカーである「ファーウェイ(Huawei)」と「ZTE」の2社は米国の安全保障を脅かす可能性があるとして、携帯通信事業者各社に両社との取引を取りやめるよう勧告したという事実を記載した。この2社の通信機器は、入力された情報・データを中国に送る機能が内臓されているといい、使用者は知らないうちに情報・データを中国に盗まれているというのだ。
 これに対して、中国政府は当然、米下院報告書に猛反発していた。けれども、中国人民解放軍の特殊部隊から、米国政府機関、企業などに向けて、「サイバー攻撃」が繰り返されている以上、オバマ政権が、神経質になるのは、これもまた当然のことである。
 個人の情報提供者の情報・データが、知らないうちにどんどん中国に流れて行っているとも言える。実に恐ろしい話である。
そんな状況のなかで、ソフトバンク(孫正義社長)が、無鉄砲にも、米国携帯電話市場に進出を図り、「世界1の企業」になろうとしている。中国・中国春秋時代の武将・兵法家である孫武(兵法書「孫子」の著者)を「わが祖先」と仰ぎ、「孫の二乗の法則」を作成して経営指針としてきた。このため中国人の多くは、孫正義社長のこと「華人」と言っている。「孫子の兵法」(始計篇第1~用間篇第13)は、戦いの上で「情報収集」の重要性を説き、「間=間者=スパイ」に千金を支払って重用することを力説している。
 こういう孫正義社長の人物像を知れば、米国政府のとくに「セキュリティ」担当者が、警戒しないはずはない。

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
孫正義社長は、米国携帯電話市場で「世界1の企業」を目指し、「一丁上がりにならなければいいが」の声

◆〔特別情報①〕
ソフトバンクの孫正義社長が、米国携帯電話市場で真っ向勝負を挑んでいるけれど、米連邦通信委員会(FCC)などの米政府当局が、何せ、事は「国家機密」のセキュリティに関わる「情報部門」であるだけに、承認するのは、絶望的である。それは、世界支配層(主要ファミリー)がしっかり押さえている岩盤のようなテリトリーに土足で踏み込むのに等しいからである。岩盤のようなテリトリーとは?

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第 5 章 米国「軍産協同体」が防衛省を食い物に ―― 米国の肩代わりをする「国防軍」の建設
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目次

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 坂本龍馬は、江戸幕末、物凄い勢いとスピードによる「パラダイムシフト(paradimshift)」に見舞われようとしていた激動の時代、土佐藩(いまの高知県)の郷士の家に生まれました。階級的には十佐藩の武家の最下層ながら、本家の「才谷屋」は土佐有数の豪商であり、上士よりはるかに裕福な家庭環境にありました。

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板垣英憲マスコミ事務所
コメント (3)
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