野田佳彦首相は、不退転の決意で消費税増税と引き換えに民主党を消滅させる覚悟だ

2011年12月30日 17時15分28秒 | 政治
◆この1年は、多くの日本国民にとって散々な年だった。私ごとながら「3.11」に東京・お台場のビルで講演の最中、大地震に見舞われて、交通機関のすべてが動かなくなり、徒歩で17時間かけてさいたま市のJR武蔵浦和まで帰ったことなどは、大震災・大津波・福島第1原発大事故などで亡くなった人々や遺族の悲しみに比べれば、大したことではなかった。講演では、「関東大地震、東海大地震、東南海大地震、南海大地震が4連発同時に起きる可能性が大だ」と話している最中だったので、我ながらさすがに驚いた。だが、太平洋での大地震により大津波が発生した場合、東京湾も無事では収まらないと気づき、冷や汗が出た。お台場などは、大津波に飲み込まれるだろうからである。
◆いま住んでいる、さいたま市浦和区あたりは、海抜7メートルというから、高さ15メートル以上の大津波に襲われたら、必ずしも安全とは言えない。それでも、「災害の少ない埼玉県」というのが定説になっているので、なるべくなら東京くんだりまで出かけない方が、身のためと思ってはいても、仕事の都合によっては、そうもいかない。それでも、とにかく、池袋駅周辺には、絶対に近寄るまいと密に堅く決心している。赤羽駅までわずかな距離であるにもかかわらず、真っ直ぐな道がない。徒歩で何と5時間もかかった。まっすぐなのは、線路のみなのである。許可なく線路に入るわけにはいかない。だから、私にとっては、池袋駅周辺は、鬼門中の鬼門である。それなら、むしろ上野駅の方がよい。皇居(旧江戸城)の東北方向、すなわち鬼門が、私にとっては、皮肉なことに幸せの方向に当るのだ。
◆関東大震災(1923年9月1日)から88年を経ている。過去の記録から計算すると、サイクル上、本当に関東大震災が起きてもおかしくない時期にきている。これほど通信危機、通信手段が発達しているのに、いざというときは、何の役にも立たない。昭和40年代まで、新聞社には、「ハト課」というのがあった。電話の繋がらないところへ取材にいくのに、伝書鳩を連れて行っていたその担当部署である。たとえば、東京湾の海上で船舶が火災を起こしたようなときは、必ず伝書鳩を伴い、第一報を短い原稿にまとめて、それを伝書鳩の足に括りつけて放つと、短時間で東京本社の伝書鳩を飼って入る場所に帰ってくる。そういう時代があったのだ。その後、無線電話が開発されて、伝書鳩はリストラされて、空に放たれたという。その子孫たちがいま、東京・日比谷公園などで逞しく行き続けている。
 だが、東日本大地震では一時、携帯電話が普通、回線電話も通じなかった。京浜東北線・東海道線沿線の道を歩いていて、公衆電話ボックスはなく、ローソンなどのコンビニにも公衆電話は一台も設置されていない。これは、携帯電話が普及したことによるいわば「副作用」とも言える。こんな情報時代、IT化時代と言われていながら、大東京が、通信過疎地帯となるのだ。家族の安否を確かめることさえできなくなる。せめて、行く先々で通り過ぎるローソンに「緊急電話」が設置されていれば大助かりなのにと思いながら、夢遊病者のようにひたすら歩き続けたのが、つい最近のように思い出される。
◆人間の記憶もアテにはならない。時間の経過とともに記憶は薄れ、風化していく。そしてやがては、東日本大地震・大津波・福島第1原発大事故のことも、保存映像のなかでのみ、生き続けているという事態にも陥っていく。そして、同じような過ちを繰り返すことになる。人間の忘却機能がそうさせるのである。悲しいことをいつまでも記憶の止めておいては、前に進んでいけないからである。
 しかし、それにしても、日本の政治家は、一般の国民よりは、忘却機能が活発に作動しているらしい。その代表が、いまや大蔵官僚に先祖がえりしたようなのが、民主党の藤井裕久税調会長だ。この老害政治家にそそのかされて、消費税増税に命懸けで取り組んでいるのが、野田佳彦首相である。
 中国の次にはインドを訪問、すなわち、むかし流に言えば、「天竺」を回ってきて、その挙句の果てに、強引に消費税増税を決定してしまった。若いときから、東映時代劇の悪代官顔で知られたが、まさか本当に「悪宰相」になるとは思わなかった。
 小沢一郎元代表がせっかく政権交代を成功させたのに、菅直人前首相が2010年7月の参院選挙で急に「消費税増税」を打ち上げたため惨敗し、衆参ねじれ現象を起こしてしまい、これを境に、民主党は、ドングリさながらに急な坂道を、コロコロところがり落ち続いてきた。そして、ポチャンとお池に嵌った。すると、「どじょう」が出てきて、「コンニチワ」と挨拶されたのもつかの間、どじょうは、天竺に勝手に出かけてしまい、「一緒に遊ぶ」時間もない。帰ってみると、一緒に遊んでもらえないドングリの1部が、池から逃げ出していた。消費税率は「2014年4月から8%、2015年10月から10%」になるという。だが、そのころ、いまの民主党が存在しているか否かは、不明だ。おそらくは、消費税増税を見ない前に、消えてなくなっているのではないか?
 民主党が政権政党だったことさえ、国民の記憶から消えている可能性が大だ。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表と野田佳彦首相を裏切った前原誠司政調会長の前には、総理大臣の目は1つもない

◆〔特別情報①]

 一体、この政治家は何を考えているのかと疑念にとらわれ続けた男がいる。それは、何を隠そう、民主党の前原誠司政調会長である。

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米CIA・対日工作者らが、「暗黒人民裁判」を終結させ小沢一郎元代表を救出へ

2011年12月30日 00時26分37秒 | 政治
◆小沢一郎元代表の「暗黒人民裁判」をめぐり、小沢一郎元代表の弁護団と、米CIA・対日工作担当者(リチャード・アーミテージ元国務副長官、マイケル・グリーン戦略国際問題研究所日本部長、カート・キャンベル国務次官補ら)との間で、激しい駆け引きが最近、行われたという。米CIA・対日工作者らは、小沢一郎元代表が、米国の政策に全面的に協力すれば、「暗黒人民裁判」を早期に終わらせるという条件を提示したようである。
この結果、小沢一郎元代表は、「言いたいことは率直に言わせてもらう」ことを条件に了承したという。「暗黒人民裁判」は、米CIA・対日工作担当者らが、日本の政治家や日本人右翼を使って小沢一郎元代表に仕掛けた悪辣な「えん罪」だった。これが、元東京地検特捜部所属の田代政弘(捜査報告書に虚偽報告=虚偽公文書作成罪容疑)や大阪地検特捜部の前田恒彦元主任検事(証拠改竄事件で有罪判決、服役中)の公判延での証言で明らかになっている。
このうちとくに、田代政弘検事の証言は、東京第5検察審査会が小沢一郎元代表に対する「強制起訴」議決の最大の根拠をくつがえすものとなっており、小沢一郎元代表の政治生命を奪おうと企んだ米CIA・対日工作者の意図を根本的に打ち砕いたものとなっている。すなわち今回の事件は、米CIA・対日工作者が、日本保守政治家や日本人右翼を使って、東京地検特捜部にいい加減な罪状を告訴させ、これが2度も不起訴処分となるや、今度は東京第5検察審査会に不起訴処分を不服とする申し立てを行わせた。しかも、今日に至るまで申立人の正体が不明であり、まさに「暗黒人民裁判」となっている。おまけに、東京第5検察審査会の審査員の顔ぶれが全く「秘密」になっていることは「暗黒人民裁判」のイメージを余計に悪くしているのだ。日本国憲法で保障された「公開法廷」での「裁判を受ける国民の権利」が、根底から否定されていると言っても過言ではない。そもそも、こんな「暗黒人民裁判」は、日本国憲法のどこにも書いていない。
◆「暗黒人民裁判」で、小沢一郎元代表を政界から刑務所に突き落として、政治生命を奪おうとした米CIA・対日工作者らの黒い陰謀工作は一転、失敗に終わろうとしている。こればかりではない。民主党政権樹立の最大の功労者を葬り、松下政経塾出身の野田佳彦首相(1期生)、前原誠司政務調査会長(8期生)、玄葉光一郎外相(8期生)らを手玉に取って操り日本政治を壟断しようと試みた米CIA・対日工作者らは、この企てが思い通りにはいかないことを思い知らされた。
政治的経験浅く、訓練も十分でない若手政治家は、日本の政治家も府省も上手に動かせないことがバレてきたからである。
 それは、東日本大震災・大津波大被害・福島第一原発大事故の処理で、露呈してしまった。とりわけ、府省の高級官僚を思い通りに動かせないのである。
これとの対比で、小沢一郎元代表の力量に目を向けざるを得なくなった。小沢一郎元代表は、長年取ってきた「杵柄」で、府省の高級官僚たちをそれこそ電話一本で動かせる。ゼネコン、防衛産業、環境産業の実力ある経営者らも、一声かければ、サッと応じてくれるからだ。
 このスゴ腕に、やっと気づき、その実力を思い知らされたのだ。
いま米国は政府、産業界ともに、大変な時期にある。言い換えれば、米国を経済的に再生、復興するのに必要なのは、日本であり、そのなかでも、小沢一郎元代表の力を借りなければ、もうどうしようもないことを痛感させられているということだ。
となれば、一刻も早く「暗黒人民裁判」を終結し、小沢一郎代表を救い出さなければならないという結論に至らざるを得ない。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が2012年3月、新党結成し、衆院解散・総選挙を経て、小政党を糾合し連立政権を樹立する

◆〔特別情報①〕

 小沢一郎元代表が2012年3月に新党をつくると内々、側近たちに宣言しているという。「暗黒人民裁判」の判決が、これまで「2012年4月」と言われていたのに、なぜ新が「3月」なのか。

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