小沢一郎元代表は、実は野田佳彦首相とベッタリ、次期総選挙で左翼勢力との決別を図る

2011年12月22日 00時48分40秒 | 政治
◆小沢一郎元代表が、元気いっぱいだ。民主党内の小沢派(3グループ240人=正規軍180人、別働隊60人)の会長に就任した。
 3グループとは、①衆院当選1回生でつくる「北辰会」(約50人)②衆院の当選2~4回生でつくる「一新会」(約40人)③参院小沢系(約20人)。このほか、3グループに属さない原口一博前総務相、山岡賢次国家公安委員長(消費者担当相)、山田正彦元農水相らもいる。これらの大半は、民主党離党の予備軍である。少なくとも民主党衆院議員302人から61人離党すれば、過半数62人が離党すれば、政権が、崩壊するので、小沢派衆院議員の数は、野田佳彦政権にとって、生殺与奪権を握っているといえる。
◆小沢一郎元代表は、「暗黒人民裁判」の第9回公判(12月15日)で、元東京地検特捜部所属の田代政弘検事が、自身の作成した「捜査報告書」に事実と異なる虚偽記載(公文書虚偽記載罪の疑い)があることを認め、12月16日の第10回公判で、元会計責任者の大久保隆規被告を取り調べた大阪地検特捜部の前田恒彦元検事(証拠改竄罪で服役中)が、「わたしが裁判官なら無罪とする」と証言したことに意を強くしている。
 MSN産経ニュースが12月21日、「小沢“野田つぶし”本格始動!100人超が民主“離党”予備軍」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「民主党の小沢一郎元代表(69)が動き始めた。自身を会長とする政策研究会の初会合を21日午前、国会内で開催した。呼び掛け人だけで国会議員85人が名を連ねた会合には、100人以上が出席。小沢氏は財務省主導で野田佳彦首相が推し進める消費税増税に強く反対しており、勉強会を“離党予備軍”と位置づける向きもある。『訴えてきた政策理念を忘れては、今までの政治の延長だ。現時点で、国民の不信感は増幅しているのではないか。官僚主導の政治から、国民主導、政治主導に変えなければならない』小沢氏は勉強会冒頭、野田首相の政権運営を念頭に、こう訴えた。当面、政策提言を目指す同会だが、小沢氏に近い若手議員は『消費税増税をつぶす会だ』と明言した。政府・与党は、年内をめどに消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革大綱素案をまとめる方針だ。これに対し、小沢氏に近い議員は続々と反対運動を展開している。小沢氏に近い中堅グループ「一新会」会長の鈴木克昌筆頭副幹事長は20日、藤村修官房長官に会い『消費税増税議論に入る前に、われわれが身を削るなどやることがある』として、反対議員の署名を集めていることを伝えた。署名も100人を超えたという。一方、中間派の旧民社党系の田中慶秋副代表が『消費税増税を慎重に考える会』を立ち上げ、小沢氏に近い原口一博元総務相や山田正彦前農水相ら30人が参集した。小沢氏も精力的に動いている。16日には、野田首相が福島第1原発事故の『収束』宣言したことに対し、『冷温停止というが、本当に大丈夫なのか」と異論を唱え、『野田君は持つのかな』と周辺議員に懸念を漏らした。20日には大阪市の橋下徹市長(42)と会談している。陸山会裁判を感じさせない怒濤の動きに、『次期衆院選では、子飼い議員ととも《増税反対》を大義名分として離党して新党を立ち上げ、橋下氏と連携して戦いたいのだろう』(みんなの党幹部)との見方は根強い」
◆しかし、いま、表向きは、理解不能な不可思議な関係がある。それは、小沢一郎元代表と野田佳彦首相とが、「ベッタリの関係」にあるということだ。
 つまり、単純に「反消費税増税=反野田佳彦首相」ということには、なっていないのである。それは、そうだろう。小沢一郎元代表は、元々は「消費税増税」であるからである。用は、「タイミングが悪い」というだけの話である。結局、将来の消費税増税を認めつつ、タイミングをどう図るか、これを法律の付則にどう書き込むかのいわゆる「条件闘争」に入っていることだけのことにすぎないのである。
 しかし、小沢一郎元代表は、次期総選挙で民主党惨敗を予測して、民主党内「左翼勢力」との決別のための総選挙を希望している。その時期は、次期通常国会後の「2012年6月」を想定しているものとみられる。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
北朝鮮の金日正総書記死亡の「泣き女」は伝統、遺体解剖は、反伝統的な異例な出来事だ

◆〔特別情報①〕

 北朝鮮では、葬儀のとき、「泣き女」が雇われる。「あいごー、あいごー」と号泣する声を張り上げて、悲しみを盛り上げる。葬儀が終われば、ケロッとして、葬式饅頭と謝礼をもらって、いずこともなく去っていく。金正日総書記が亡くなり、市民の多くが、大げさに泣いているからと言って、驚くことはない。みな、「泣き女」と同じなのである。日本の葬儀では考えられない。朝鮮民族特有の風習である。序に言うならば、人が亡くなったからと言って、北朝鮮でまったく常識的でないことは、「解剖」である。

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