日本資金を守る尊皇攘夷派・野田佳彦、小沢一郎、勝栄二郎、斉藤次郎と米対日工作者との熾烈な戦い

2011年12月15日 02時34分53秒 | 政治
◆野田佳彦首相が就任して3か月が過ぎて、小沢一郎元代表、前原誠司政調会長、仙谷由人政調会長代行の4人の関係が、大きく変化してきている。これを「情報の4重構造」で分析してみると、意外な事実が炙り出されてくる。
 ①表の情報(マスメディアに報じられた情報)=消費税増税に不退転の決意を持って臨んでいる野田佳彦首相(松下政経塾1期生)は、消費税増税に反対している小沢一郎元代表と厳しく対立しているように見える。民主党の政策担当首脳である前原誠司政調会長(松下政経塾8期生)は12月12日、東京都内で講演し「野田佳彦首相は3~4年、リーダーとして頑張って欲しい。支えていく」と述べている。朝日新聞が12月14日付け朝刊「4面」の記事中で伝えている。この演説からは、先輩である野田佳彦首相を全面的に支えているように窺える。
 ところが、前原誠司政調会長は、同じ記事のなで、小沢一郎元代表をとくに名指ししたわけではないが、日米中の関係について、「党内に「日米中は正三角形だ」と言った方もいたが、同盟関係を結んだ国とそうでない国との関係が正三角形であるはずがない」と述べたという。前原誠司政調会長は、この秋にワシントンで講演した後でも、米国要人たちに「小沢さんは、コロコロ言うことが変わる」と悪口を言っていたという話がある。仙谷由人政調会長代行は、一応、前原誠司政調会長を支える立場にある。
 ②裏の情報(裏事情・・欲望の対立、利権の争奪)=野田佳彦首相は、小沢一郎元代表が、代表選挙の際、小沢別働隊(60人)に指示して、「野田佳彦候補」に投票したことで、当選できたと思っている。だから、消費税増税に反対している小沢一郎元代表に対する悪口は、一切口にしていない。参院本会議で問責決議された山岡賢次諸費者担当相と一川保夫防衛相を辞任させず、守っている。2人は、小沢一郎元代表の側近だからである。
 これに対して、前原誠司政調会長は、小沢一郎元代表を恨んでいる。代表選挙で支援してくれなかつたからだ。
 だから、「ポスト野田」を狙う立場から、野田佳彦政権が一刻も早く「一丁上がり」になることを願っている。仙谷由人会長代行は「前原ができないことは、オレがやる」と公言してきたが、野田佳彦首相から。いまだに何も言ってこないので、頭にきて、歯軋りしている。しかし、野田佳彦首相は、代表選挙で、自分を二階に担ぎ上げておきながら、土壇場で梯子を外した仙谷由人会長代行をいまや相手せず、むしろ、目障り、邪魔な存在として、「切捨て」ている。
 ③陰の情報(表裏の世界を動かす勢力)=野田佳彦政権を背後で絵を描いて操っているのは、財務省の勝栄二郎事務次官(実は、この後ろには、日本郵政社長の斉藤次郎元大蔵事務次官(香川俊介官房長の義父)、それに小沢一郎元代表がいる。斉藤次郎元大蔵事務次官は、大蔵省内の後輩たちを各派閥を乗り越えて差別なく面倒を見てきたことから、今日でも人望が厚い。主計官時代から小沢一郎元代表とは、親密だ。香川俊介官房長は、竹下登内閣時代の小沢一郎官房副長官秘書官だった。この人間的絆の強さから、財務省を陰で支配しているのは、小沢一郎元代表であるとも言える。
 小沢一郎元代表は、消費税増税の「絶対的反対論者」ではない。「時期が悪い」と言っているにすぎない。しかも、直ぐに消費税増税を断行するというのでは、「4年間はやらない」と明示していた「マニフェスト」に違反し、国民有権者を裏切ることになると言っているのだ。だから、「実施時期」という条件で折り合えば、対立しなくても済むことなのである。
 従って、いまは、落ち着きどころをめぐって、操り人たちが、霞ヶ関村で下手な田舎をしているというだけの話である。
 ④闇の情報(策謀、謀略)=財務官僚の本流、つまり主流は、「尊皇攘夷派」である。目前の最大の敵は、米国の対日工作者マイケル・ジョナサン・グリーン戦略国際問題研究所日本部長、オバマ政権の国務官僚であるカート・キャンベル国務次官補らである。
 米国の歴代政権は、日本の財力に目をつけて、いつもいつも、「口実」を設けては、巨額の資金を「無心」してくる。日本は、米国の体のいい「ATM」扱いをされてきた。資金があるかのようなスキを見せると、その臭いを嗅ぎ付けてくるのだ。
 国地方の借金を合わせて約1000兆円と言っても、日本の財力と人財力から見れば、驚くような大した金額ではない。けれども、米対日工作担当者からの攻勢を防ぐには、日本の財政が危機に瀕していることを言い募らなくてはならないのである。このためのカムフラージュ作戦を勝栄二郎事務次官らが、懸命に展開している最中である。その「闇の渦中」に小沢一郎元代表も、「闇将軍」として存在している。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米対日工作者マイケル・グリーン日本部長やカート・キャンベル国務次官補らが、大阪市の橋下徹・次期市長との絆づくりや「民意形成」に対日戦略を変更した

◆〔特別情報①〕

 米国が対日戦略を変更したという。「米対日工作者マイケル・グリーン日本部長=カート・キャンベル国務次官補」とつながっていた前原誠司政調会長が、どうも見捨てられてしまっているらしい。代わって、新しい絆を築いて、対日工作に臨んでいるという。

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