鹿野道彦農水相を担ぐのは、早大卒「落選経験者・浪人互助会」が濃厚、「吸血集団」には首相輩出は無理だ

2011年08月19日 01時05分27秒 | 政治
◆いまの日本に必要な国家最高指導者、総理大臣像とは、どんな人物であろうか。民主党代表選挙にも、国会での首班指名投票にも参加できない国民有権者ができることは、お茶の間談義か、床屋談義か、スーパー銭湯談義か、公園談義か、行きつけの庄屋談義か、まずは、こんなところである。政治家の品定めならぬ、悪口三昧を酒の肴にダボラを吹きまくるのが、関の山である。
◆それでも、あえて民主党代表選挙に名乗りを上げる政治家に注文したいことがある。それは、以下のようなことだ。
 ①池田勇人元首相や中曽根康弘元首相に優るとも劣らない「経済成長政策」を打ち出せるか。竹下登元首相以降、約23年間、「経済成長政策」を打ち出した政治家は、1人も出現していない。
 ②佐藤栄作元首相の「人事力」や田中角栄元首相の「人心収攬術」に負けない力を発揮できるか。鉄道省の高級官僚出身の佐藤栄作元首相、中央工学校出身の田中角栄元首相に見習うことは、いまでもたくさんある。そのなかで、一番は、現職官僚の使い方であろう。
 ③総理大臣に指名・任命されるまでに、基本政策をまとめておくべきである。就任してから、政策研究会や懇談会、あるいは私的諮問機関などを設けて、報告書が出るのを待ってから、新政策と法案づくりをするようでは、結局、何もできない。最近の失敗例の最たるものは、菅直人首相が手当たり次第設置した機関である。何も実績が上げられず、結果を出さないうちに退陣とは、時間と税金のムダ使いである。
◆さて、代表選挙に立候補予定の政治家はみな、貧弱である。野田佳彦財務相は、「大増税」「大連立」、馬渕澄夫前国土交通相は「増税反対」「大連立反対」「世代交代」、鹿野道彦農水相は、不明。中間派が印象的だ。樽床伸二元国対委員長も、不明。海江田万里経済産業相は、「もう泣きません」、おまけは、仙谷由人代表代行は、「野田クンがダメなら、私ではどうでしょうか」とドサクサに紛れて、図々しい。これでは、政策論争にもならない。
◆笑ってしまうのは、鹿野道彦農水相だ。担ぎ上げようと奔走している衆参呼びかけ人のメンバーが、可笑しいのである。筒井信隆農水副大臣、山田正彦前農水相、増子輝彦前経済産業副大臣、中津川博郷郷衆院議員、生方幸夫衆院議員。これらのメンバーに共通している言葉は、「落選」だ。
 鹿野道彦農水相(学習院大政経学部卒)は、2003年の総選挙では山形県第1区で自民党の遠藤利明に敗れ、比例復活により辛勝したものの、2005年9月11日の総選挙では再び遠藤に敗れ、比例復活もできず議席を失っている。以後、4年間浪人した。
 筒井信隆農水副大臣(早大法学部卒)は1993年、日本新党が巻き起こした新党ブームの煽りを受け、138票差で次点で落選した。1996年の総選挙では社会党を離党し、新進党、旧民主党の推薦を受けて無所属で新潟県第6区から出馬したが、自民党の高鳥修に敗れ、落選、その後民主党に入党した。
 山田正彦前農水相(早大第一法学部卒)は1996年の総選挙では長崎県第3区から出馬したが、自民党の虎島和夫に敗れ、落選している。
 増子輝彦前経済産業副大臣(早大商学部卒)は1994年、自民党を離党。鹿野道彦元農林水産大臣を党首に担ぎ新党みらいの結党に参加。この後、新進党に合流して、1996年の総選挙では、新進党公認で福島県第2区から出馬したものの、自民党の根本匠に敗れ、落選。その後民主党に入党し、2000年の総選挙には民主党公認で福島2区から出馬し、再び根本匠に敗北し落選。2003年の総選挙では根本匠に3度目の敗北をした。だが、重複立候補していた比例東北ブロックで復活し、7年ぶりに返り咲いた。しかし2005年の総選挙では、小泉旋風の追い風を受ける根本匠に4度目の敗北を喫し、比例復活も叶わず落選。増子は衆議院議員総選挙に通算7度出馬し、3勝4敗であった。 
 中津川博郷衆院議員(早大第一文学部卒)、2005年の総選挙で落選し、浪人。生方幸夫衆院議員(早大第一文学部卒)も同様に、2005年の総選挙で落選し、浪人生活している。
 早大卒の「落選経験者」の集団という「浪人互助会」の感が濃厚である。こんな狭い世界の「浪人互助会」が、世界を展望しつつ、全国民を対象とする国政を担えるはずはない。この集団も、明らかに国民の血税を吸い上げる「吸血集団」である。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、着々と勢力を拡大、すでに衆参240人の大勢力を築き、次なる戦略に驀進中という

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表が、民主党内を席巻している。それは、一言で言えば、多数派工作である。8月18日現在、「表部隊が180人。裏部隊が60人を集めている」という。トータル240人である。

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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊



もくじ

3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
羽田連合政権との決別の断を下した村山富市

「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
 中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
 長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。

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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.128

第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

 諾代表の試みた報告演説に依つて、螢働者の反政府的運動の最も広く進展して居る所は濁逸であることが判つた。決議文の作成に当たり極端説を唱へたのはレーニン、ラデツク(ユダヤ)、ローザ・ルユクセンブルグ(ユダヤ女)及彼等一味の党友連で、彼等は總同盟罷工とか、怠業叉は武装的叛乱と云つた断然たる手段により、戦争中止のために戦ふべきことを提議した。

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