民主党の野田佳彦、前原誠司、馬渕澄夫、海江田万里、小沢鋭仁ら私利私欲の政治家に総理大臣を任せられるか

2011年08月09日 21時28分33秒 | 政治
◆こいつらは、一体何を考えているのか。菅直人首相がまだ何時辞めるとも明言していないのに、8月末に代表選挙を行うことが決まっているかのように走り出している。こいつらとは、岡田克也幹事長や仙谷由人代表代行、玄葉光一郎政調会長(戦略担当相)、安住淳国対委員長、枝野幸男官房長官、輿石東参院議員会長の「6人組」だ。
 それに代表選に名乗りを上げようとしている野田佳彦財務相、前原誠司前外相、馬渕澄夫前国土交通相、海江田万里経済産業相、小沢鋭仁元環境相らである。
 これらの代表選立候補予定者は、本当に「代表=首相」に相応しいのか。菅直人首相と比較して、果たして、彼を上回る政治家なのか。どう見ても疑わしい。岡田克也幹事長や仙谷由人代表代行の策謀家、陰謀家の策動に踊らされているだけではないのか。私利私欲で総理大臣になりたいだけではないのか。小沢一郎元代表の復権封じ込めに利用されているにすぎないのではないかなどと、いろいろと不純な動機ばかりが、憶測される。
◆「南洲翁遺訓」の冒頭、西郷隆盛翁は、次のような言葉を示している。
 「廟堂に立ちて大政を為すは天道を行うものなれば、些(ちっ)とも私を挟みては済まぬもの也。いかにも心を公平に操(と)り、正道を踏み、広く賢人を選挙し、能く其の職に任(た)うる人を挙げて政柄を執らしむるは、即ち天意也。夫れ故真に賢人と認る以上は、直に我が職を譲る程ならでは叶わぬものぞ。故に何程国家に勲労有るとも、其の職に任(た)へぬ人を官職を以て賞するは善からぬことの第一也。官は其の人を撰びて之れを授け、功有る者には俸禄を以て賞し、之れを愛し置くものぞと申さるるに付き、然らば尚書仲虺之誥(しょうしょちゅうきのこう)に、「徳懋(さか)んなるは官を懋んにし、功懋んなるは賞を懋んにする」と之れ有り。徳と官と相い配し、功と賞と相い対するは此の義にて候いしやと請問せしに、翁欣然として、其の通りぞと申されき」
 ※現代語訳(政府の閣僚となり国政の枢要に関わるのは、天道を行なうのであるから、少しでも、私利私欲を出してはならない。故に、どんなことがあっても心を公正公平にして、正しい道を歩み、広く賢人を選んで、その職務に忠実に実行できる人に政権を執らせることこそ天の意志である。であるから本当に賢人で適任だと認める人がいたら、すぐにでも職を譲る程でなくてはならい。つまりどんなに国に功績があっても、その職務に不適任な人物を官職に就けるのは第一に良くないことである。官職は、人物をよく選んで授けるべきで、功績のある人物には、俸給を多く与えて奨励するのが良いと南洲翁が申されるので、それは尚書(書経=政治史、政教を記した中国最古の歴史書)仲虺(紀元前1600年前、殷の湯王の大臣)の誥(朝廷が下す辞令書)のなかに『徳の高い者には官位を与え、功績の多い者には褒賞を多くする』というのがありますけれど、そいう意味でしょうかと尋ねたところ、南洲翁は大変喜ばれて、まったくその通りだと答えられた)
 果たして、野田佳彦財務相、前原誠司前外相、馬渕澄夫前国土交通相、海江田万里経済産業相、小沢鋭仁元環境相らは、「徳の高い者」と言えるだろうか。どうみても、否である。徳のない菅直人首相以下どころか、「未満」ではないか。
◆民主党の代表任期は、2012年9月である。それでなくても、いま世界経済が大変なことになっているというのに、のんびりと代表選挙などにうつつを抜かしている暇があるとでも言うのであろうか。政治感覚のプアさが問われる。
 野田佳彦財務相が8月9日に立候補宣言する予定だった。文藝春秋(8月10日発売)に「政権構想」を寄稿しているというけれど、消費税アップと日米同盟基軸という政策が中心で、自民党政権の政策を準えたにすぎず、国民にビジョンを少しも示していない。いま最大のテーマである経済再建、景気浮揚策がゼロの財務省頼りの政策で、文字通り頼りない。まさにバカ丸出しである。
 日刊ゲンダイは8月10日付け紙面の「2面」で「大誤算 野田財務相 状況が読めない男 最悪の出馬表明」「経済危機の中、代表レースにかまけている場合か」と厳しく批判している。これは、そのまま、岡田克也幹事長や仙谷由人代表代行、玄葉光一郎政調会長(戦略担当相)、安住淳国対委員長、枝野幸男官房長官、輿石東参院議員会長の「6人組」に対する批判でもある。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、オバマ米大統領から米国債約100兆円の債権放棄にサインしない菅直人首相に対する「内閣不信任決議案」の提出要請を受けている

◆〔特別情報①〕
 戦後66年を経ても、日本は依然として完全独立国ではない。駐日米大使館内の「日本管理委員会」を現地最高司令部として日本の統治権を事実上、掌握し続けている。平和憲法を与えられてはいても、米国が軍事力を振るい、日本の自衛隊を補完部隊として組み込み、使い勝手のよい準軍事大国にして、憲法を形骸化しているのは、周知の通りである。

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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊



もくじ

3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
村山富市の第一の使命は、党財政の立て直しだった

 社会党は、細川連合政権の誕生とともに、「万年野党」から一転して、政権与党になった。結党以来最低の議席数に落ち込んだ総選挙後にめぐってきた与党第一党という皮肉な政治力学のなせる業だった。その裏では、
「野党のままでは、党勢はもとより、財政的にもじり貧となり、社会党そのものが、政界から消滅してしまう。とにかく資金を得られる立場に立たなくてはならない」
 という思惑が働いたのである。その意味では、「政治改革を成功させる」という大義名分はともかく、社会党から細川連合政権に閣僚を送り込んだのは、得策だった。

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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.127

第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

先づ挙げるのは國際的の努力である。既述の如く第ニインターナショナルとしては一応大戦勃発を以て機能を失つた。何となれば各國の社会党は戦争を是認し、軍事豫算の可決に参加したからである。併し、仔細に観察すると必ずしも然らずである。

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