◆仕事をしようにも、党員資格停止処分を受けているので、官職に就けない。にもかかわらず、東北地方、とくに岩手県の有権者は、「小沢さんは何をしているのか」と批判の矢を集中に浴びせてきた。手足を縛られた者に、そんな言い方は、あまりにも過酷である。現代の有権者は、自分たちにプラスになるか否かで、政治家の効用を打算的に考える傾向が強い。
だが、政治家は、ただの議員であるだけでは、何の力も、発揮できない。だからと言って国会議員に被災地で瓦礫の処理に従事せよというのは、筋違いというものである。国会から議員がいなくなって、復旧・復興に必要な予算や法律が制定されなくなってしまったら、被災地の被災民は、一体どうなるか。と考えれば、無責任なことは言えなくなる。
◆東日本の被災地では、当然予測されていたことではあるけれど、入梅から猛暑にかけて、いまや悲惨なことが起き始めているという。それは、害虫との戦いである。冬物の衣類、布団などのなかで、多く被災者が、「シラミ」に悩まされいる。避難所が猛烈な厚さに見舞われているので、窓を開けるが網戸がないので、蚊をはじめ害虫の集団に襲われる。こうしたなかで、疫病に罹る被災者が次第に増えているという。さらに福島第1原発の周辺では、何と「小児ガン」に罹っている子どもが増加しているいるということだ。
これらの緊急異常事態に対して、菅直人政権は、一切無策と言わざるを得ない。最大の不幸は、野党自民党が、被災者の不幸に無関心であるということだ。これでは、政権を奪還することは、不可能に近い。これも、すべては国民の責任である。東日本事情に通じた小沢一郎元代表を座敷牢に閉じ込めている報いである。我慢強い東北人が、政府に向かって言いたいことを言わず、押し黙っていることも、罪が大きい。近代国家においては、沈黙は、現状を認めたことを意味する。要するに、「権利の上に眠っている者は保護されない」のである。主張すべきことは、堂々と口に出して言わなくてはならないのである。そうでなければ、いまの苦しい生活を認めたことになる。
◆それから、大震災直後、各地から押し寄せてきていたボランティアが、いまは、10分の1に激減してきているという。ボランティアにも、生活と仕事がある。だから、エンドレスにいつまでも続けるわけにはいかないのである。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国リチャード・アーミテージ元国務副長官が、岡田克也幹事長、枝野幸男官房長官に「菅でまとまって行けるところまで行け」と督励かつ命令した
◆特別情報①」
国会が70日延長になり、菅直人首相が「政権延命」して「粘り勝ち」した。この背景には、来日していた米国リチャード・アーミテージ元国務副長官の強い働きかけがあった。
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊
もくじ
2章 田中角栄門下生たちによる骨肉の争い
―自民党内の小沢一郎包囲網の暗躍
亀井静香がなりふり構わず集めた、細川護煕のダーティ情報
野党に転落した自民党は、一時、虚脱感に襲われていた。だが、しだいに元気を取戻し、平成六年に入ってから、獰猛なまでに政権奪還の意欲を示し、水面下で猛烈な工作を開始していた。このように、「平成動乱」の最中、自民党の核分裂は、とめどなく続いていたので、これを食い止め、組織防衛を図るためにも、たとえ、「汚い」と非難を浴びようとも、非常手段を使うしかなかった。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.118
第二章 第一世界大戦
前回からの続き
前述の如く今世紀始めからバルカン方面の形勢は複雑化し、三國同盟と三國協商は対立したが、特にオーストリアは千八百七十八年に占領したボスニア、ヘルツエゴビナを併合するに及んで益々セルビヤとの間の関係は面倒になつて來た。千九百十四年六月下旬オーストリャの皇儲フエルデナンド大公は公妃と共に新領ボスニアに旅行し、二十八日其首都サライエウオに赴いた。
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先日、予告いたしました新刊本がついに発売されました。全国一般書店にて好評発売中!
「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著(←amazonへジャンプします)
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)
だが、政治家は、ただの議員であるだけでは、何の力も、発揮できない。だからと言って国会議員に被災地で瓦礫の処理に従事せよというのは、筋違いというものである。国会から議員がいなくなって、復旧・復興に必要な予算や法律が制定されなくなってしまったら、被災地の被災民は、一体どうなるか。と考えれば、無責任なことは言えなくなる。
◆東日本の被災地では、当然予測されていたことではあるけれど、入梅から猛暑にかけて、いまや悲惨なことが起き始めているという。それは、害虫との戦いである。冬物の衣類、布団などのなかで、多く被災者が、「シラミ」に悩まされいる。避難所が猛烈な厚さに見舞われているので、窓を開けるが網戸がないので、蚊をはじめ害虫の集団に襲われる。こうしたなかで、疫病に罹る被災者が次第に増えているという。さらに福島第1原発の周辺では、何と「小児ガン」に罹っている子どもが増加しているいるということだ。
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2章 田中角栄門下生たちによる骨肉の争い
―自民党内の小沢一郎包囲網の暗躍
亀井静香がなりふり構わず集めた、細川護煕のダーティ情報
野党に転落した自民党は、一時、虚脱感に襲われていた。だが、しだいに元気を取戻し、平成六年に入ってから、獰猛なまでに政権奪還の意欲を示し、水面下で猛烈な工作を開始していた。このように、「平成動乱」の最中、自民党の核分裂は、とめどなく続いていたので、これを食い止め、組織防衛を図るためにも、たとえ、「汚い」と非難を浴びようとも、非常手段を使うしかなかった。
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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.118
第二章 第一世界大戦
前回からの続き
前述の如く今世紀始めからバルカン方面の形勢は複雑化し、三國同盟と三國協商は対立したが、特にオーストリアは千八百七十八年に占領したボスニア、ヘルツエゴビナを併合するに及んで益々セルビヤとの間の関係は面倒になつて來た。千九百十四年六月下旬オーストリャの皇儲フエルデナンド大公は公妃と共に新領ボスニアに旅行し、二十八日其首都サライエウオに赴いた。
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ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)