◆「ペテン師」と謗られ、不名誉なレッテルを貼られた菅直人首相の周りから、これまで味方として仕えた政治家たちが、一斉に逃げ足早く離反し始め、政権の末期症状を曝け出している。だれも、菅直人首相の言うことは、聞かない。命令にも従わない。哀れな首相となり果てて、天下に恥を晒している。これも、欲どしいだけ無能な菅直人首相の身から出たサビのなせる業だった。
◆人の心が、いかにあやふやな、移ろいやすいものかを知るのに、最も相応しい材料が、政権移行期に入っている現在の永田町にある。あの一時代を築いた田中角栄元首相でさえ、1985年1月25日、当時の側近であった竹下登蔵相に背かれた。田中派所属の政治家たちが、竹下登蔵相の立ち上げた「創政会」に逃げ去り、「カネの切れ目が、縁の切れ目」であることを多くの国民に思い知らせた。落胆した田中角栄元首相は、長女の眞紀子に「お父さんは、また1人から始めるさ」と言ったという。権勢を誇った大政治家も、末路はさびしい存在になるという典型である。菅直人元首相も、例外ではない。
◆朝日新聞6月5日付け朝刊「2面」で「『早期退陣』身内の包囲網」という見出しをつけて、「菅首相擁護の立場で政権運営や党運営、国会対策を担ってきた幹部が4日、そろって立場を翻した」と報じている。というわけで、朝日新聞6月5日付け朝刊に現れた菅直人首相を裏切り、離反している政治家たちの言動を、以下整理しておこう。
①枝野幸男官房長官は午前のテレビ番組で「首相はそんなに長く居座るような気持ちはない」。
②少なくとも表向きは「菅降ろし」の火消し役だった岡田克也幹事長も、宮城県白石市で記者団に「首相は居座るつもりはないと確信する。自ら道筋をつけて身を引かれることは明らかにしている」と早期退陣を容認した。
③安住淳国会対策委員長は「首相は早晩、重大な決断をなさる」と公言した。
④石井一選挙対策委員長「名誉ある撤退を」
⑤旧民社党系のベテラン議員「菅さんには完全にだまされた」 読売新聞は6月5日付け朝刊「総合面」(3面)で「「居座り」否定に躍起」「政権幹部 党内反発拡大で 「早期退陣」一斉に言及」という見出しをつけて報道。このなかで、「4日朝には、党常任幹事会メンバーの渡辺周国民運動委員長がテレビ朝日番組で、『(首相が)言ったことは退陣表明だ。(退陣まで)そんなに長い時間は残っていない』と、早急な決断を促した」と書いている。渡辺周国民運動委員長は、これまで菅直人首相の熱烈な支持者、擁護者として知られてきた。その人ですら、早くも離反しているのだ。
読売新聞は6月4日付け朝刊「総合面」(3面)で、「居直り「反菅」急拡大 グループ議員『辞めるように言う』」という見出しをつけて、松本龍防災担当相の「頭の中には6月いっぱいというのがある」という発言を掲載。また、「『菅降ろし』の動きは、首相の足元にも芽生えている。菅グループの中堅議員は3日、『国のかたち研究会(菅グループ)で、菅さんに辞めるように言う。このままじゃ、菅さんが晩節を汚すことになる』と語った」と伝えていた。
◆これまで菅直人首相を懸命に支持、擁護する論陣を展開していた朝日新聞も、いつもながらとは言うものの、今回も、ドサクサに紛れて、ちゃっかり、コロリと豹変している。6月4日付け朝刊の社説(オピニオン面=12面)は、「『一定めど』 菅さん、それはない」という見出しをつけて、「結果的に、与野党議員を欺いた発言に、『菅さん、それはないでしょう』というしかない」と批判に転じている。朝日新聞論説委員も、さすがに菅直人首相に「騙された」と傷つけられたようだ。「巧言令色少なし仁」とは菅直人首相のような人間のことを言う。「ウソつき菅」に気づくのが、遅い。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、前原誠司首相による大連立政権樹立を目指して、比較第1党の「新党づくり」の協議に取りかかっている
◆〔特別情報①〕
永田町が風雲急を告げている。小沢一郎元代表が「新党づくり」の協議に取りかかっているからだ。菅内閣不信任決議案採決に際して、衆院議員71人を集めたことに自信を得たのが、「新党づくり」の原動力になっている。
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊
1章 小沢一郎に奪われた利権の奪還作戦がはじまった
小沢一郎対自・社連合、利権の構図
ゼネコン疑惑に包まれた小沢一郎を葬れとの、自民党指令
一年足らずの野党生活にピリオドを打って政権に復帰した自民党は、今度は、小沢一郎から利権の奪還に全力を挙げはじめている。
利権を掌握し、支配し、その資金源によって多くの同志を抱えて行動している政治家にとって、利権を奪われることは、政治家としての死を意味している。そのことを承知している自民党は、小沢一郎の政治生命を奪い、政界から葬り去るところまで意識した戦いである。
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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.114
第六篇 近代のユダヤ運動
第一章 概 説
日露戦争をロシア革命に利用……フリーメーソン公認を拒絶した首相殺さる……倫敦から革命費百萬磅ロシアに送らる。
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先日、予告いたしました新刊本がついに発売されました。全国一般書店にて好評発売中!
「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著(←amazonへジャンプします)
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)
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