小沢一郎元代表、仙谷由人官房副長官、亀井静香代表の3者が、「菅直人首相降ろし」のクーデター画策

2011年04月19日 22時54分48秒 | 政治
◆ここのところ、暴力団・総会屋専門の弁護士出身である仙谷由人官房副長官の動静がマスメディアにも取り上げられないので、「えらく静かだ」と思い、「ひょっとしたら、仙谷由人官房副長官小沢一郎元代表と陰で手を結ぶ画策でをしているのではないか」と憶測していたところ、何とズバリ大当たりと欣喜雀躍してしまいそうな記事が出た。サンデー毎日が5月1日号に「小沢一郎元代表、仙谷由人官房副長官、亀井静香代表の3者が、「菅直人首相降ろし」のクーデター画策
菅・岡田と心中できるか」という特集企画の1本の柱に「小沢と仙谷国難同盟▽「総スカングループ」75人の「内閣不信任案」クーデターほか」という記事を掲げている。
◆小沢一郎元代表の最近の動静は、次の通りである。
 ①4月10日、統一地方選挙前半戦
 ②4月11日、民主党敗北判明
 ③4月12日、小沢一郎元代表は、鳩山由紀夫前首相と都内で会談し、統一地方選の敗北や原発事故の対応について菅政権を批判する共同声明文をまとめる調整に入る。
 ④4月13日、小沢一郎元代表は、見解をまとめる。ただし、鳩山由紀夫前首相は、24日の統一地方選挙後半戦への影響を考慮して、外れる。その全文は、以下の通り。
「今回の大震災で大変な被害に遭われた方たちは、菅政権に対して、「本当にわれわれの暮らしとふるさとを復活させてくれるのか」と強い不安を抱いていると思います。地震、津波による被災者の方々への対応は遅々として進んでいません。また、福島第1原発の初動対応の遅れをはじめ、菅直人首相自身のリーダーシップの見えないままの無責任な内閣の対応は、今後、さらなる災禍を招きかねない状況となっています。政治家が最後に責任を取る覚悟を持てないのであれば、何のための政権交代だったのか。統一地方選挙の前半戦での大敗は、国民からの菅政権への警告であると強く受け止めています」
 (なお、この「見解」は、だれに向けて発せられたのか、すなわち、「名宛人」はだれか?)
 ⑤4月17日、鳩山由紀夫前首相は、菅直人首相に面会を申し込むも、黙殺される。小沢一郎元代表も、菅直人首相との会談を申し込むと発言するも、その後の結果は、不明。
◆仙谷由人官房副長官は、この経緯のどこかで、国民新党の亀井静香代表の仲介で、小沢一郎元代表と会談したという。1説には、「見解」をまとめる前という。小沢一郎元代表、仙谷由人官房副長官、亀井静香代表の3者会談で、何が話し合われたのか?
 これら3者の共通点は、いまは亡き、「最後の総会屋」と呼ばれた広島市出身の超大物総会屋の「小川薫」。広島市は暴力団の名産地、どうも意気投合したらしい。
 広島市内で高校時代を過ごした亀井静香代表は広島県の山奥・庄原市生まれ警察官僚出身、仙谷由人官房副長官が東大法学部学生ころから、全学連スパイとして活用していたので、付き合いは長い。小沢一郎元代表は近年、「日本郵政」を媒介に不即不離の関係にある。
 仙谷由人官房副長官は、衆院議員に初当選当時、小沢一郎元代表に接近したが、側近たちに阻まれて、懐に飛び込めなかった。これが、いわゆる「反発心」となり、「反小沢」という本心とは異なる歪んだ政治行動を誘発することになる。
◆権謀術数渦巻く政界である。「一寸先は闇」と言われるなかで、いよいよ「菅直人降ろし」で一致団結。
 その接着剤は、実のところ、「小川薫」ではない。有り体に言えば、「東日本大震災の復旧・復興をめぐる巨額利権」である。小沢一郎元代表に本心とは裏腹に反発していたので、官房副長官に就任して首相官邸に返り咲き、早速、「事務次官会議」を復活していた。
 だが、東日本、そのなかでも岩手県で「瓦礫撤去」「プレハブの架設住宅建設」から本格的な復興事業を推進しようとするとき、小沢一郎元代表という存在を抜きにしては、
何事も進まない。
 何しろ、岩手県の達増拓也知事は、小沢一郎元代表の「子分中の子分」である。小沢一郎元代表の「威光」が強く、廃棄物処理業者から土木建設業者に至るまで小沢一郎元代表を外しては、何事も動かない。
 さすがの仙谷由人官房副長官も、このことを思い知らされたのであろう。小沢一郎元代表の「威光」は、国土交通省から防衛省までいまでも、行き届いていて、ゆるぎないのである。
 問題は、いつ、どの党が、どんなタイミングで菅直人政権に対する内閣不信任案を提出するか、「ポスト菅」にだれを擁立するかに焦点が急速に移りつつある。

先日、予告いたしました新刊本がいよいよ発売されました。全国一般書店にて好評発売中!



「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著
(←amazonへジャンプします)

ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)

新刊、孫正義の成功哲学!『孫の二乗の法則』が立読みできます(PHPのサイトへジャンプします)



本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
福島第1原発周辺地域に、20年から30年住めないのは厳然たる事実、菅直人首相は、早く避難住民に移住先を用意して、新たな町村づくりに踏み出してもらった方がよい

◆〔特別情報①〕
 東京電力関係者の話によると、東京電力が4月17日、発表した「福島原発収束に向けた当面の取り組み」すなわち「工程表」は、「すべてウソ」であるという。米国ヒラリー・クリントン大統領来日が迫るなか、菅直人首相の強い圧力を受けて、いかにも事態収束に向けて計画通り進めているかを取り繕う目的で、無理矢理、作成させられたもので、実態からまったく乖離した「絵空事」にすぎない、つまり「デタラメだ」というのである。ならば、本当のところは、どうなのか。聞いたことを以下、列挙しておこう。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

メルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


■有料メルマガ 購読開始月を選択できるようになりました

ご好評いただいているメルマガ版「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」ですが、この度、読者さんがメルマガ定期購読の際に、購読開始月を選択できるようになりました。
http://foomii.com/topic/7

購読方法は、ご希望のメールマガジン詳細ページで、「購読手続きへ進む」をクリック後、「購読開始月」で「来月
(20XX年XX月)から」を選択いただくと、翌月月初の最新号から購読することができます。

メルマガの購読申込はこちらからお願いします。


こちらも連載↓
『平成動乱 小沢一郎の野望』1993年9月25日刊



終章 新聞・テレビ報道を裏読みする12のポイント

 終章 新聞・テレビ報道を裏読みする12のポイント

 ポイント9 大道具と小道具

 連合政権の大道具は、「政治改革法案」である。舞台の背景を飾る。政権の使命を象徴するものでもある。

づきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.105

第七章 シオン長老會議

前回からの続き

 ニルース氏の子息の語る所では、その父親が議定書を世に出したのは千九百〇二年から三年にかけての冬であつた、それはモスコースキヤ・ウエードモスチ誌上であつた、又千九百〇三年八月廿八日、及九月七日のズナーミヤーに掲載された。ニルースが始めて「小の内に大、そしてキリスト反対が蒋來政治上の可能性」と題する本の中に議定書を入れたのが千九百五年である。千九百〇一年のにはまだ入れてなかつた。千九百〇六年にジヨージ・ブトミと云ふロシヤの著述家が「眞實暴露、人類の敵」と云ふ本の中に議定書を公にした。

づきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

メルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


板垣英憲マスコミ事務所
にほんブログ村 政治ブログへ
ブログランキング
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする