みのもんたさんが、小沢一郎の「政治とカネ」を繰り返し批判、多くの視聴者が気分を悪くし視聴率低迷!

2010年09月12日 21時42分24秒 | 政治
◆「みのもんたが早朝から、『政治とカネ、政治とカネ』と言っている。気分が悪いので、いつもチャンネルを換えている」
 全国津々浦々を講演旅行していて、懇談の席で、必ずと言っていいほどこんな声を耳にする。昨日も、埼玉県東北部のある町で開かれた会合の後、やはり懇談会で同じような声を聞いた。
 みのもんたさんは、平日午前5時30分から午前8時30分までの「みのもんた朝ズバッ」に、土曜日の午前5時45分から午前7時45分までの「みのもんたのサタデ-ずばッと」に出演しているが、このところ、夏休みを取り休んでいた。静かになったと思っていたところ、9月11日土曜日の朝、夏休み明けで出演していたみのもんたさんが、民主党代表選に絡んで、また小沢一郎前幹事長の「政治とカネ」を取り上げ、民主党の若手議員を向こうに回して、性懲りもなく「政治とカネ、政治とカネ」と相変わらず、バカの一つ覚えのように繰り返していた。多くの視聴者は、この耳障りな声にほとほとうんざりして、というよりは、気分が悪くなり、チャンネルを切り替えているようなのである。
◆これで、一つの疑問が氷解した。タブロイド版の夕刊紙が、ときどき「みのもんた朝ズバ降板」と報道しており、そのワケを「視聴率低迷」と解説していたので、どうしてか疑問に思っていたからである。それが、みのもんたさんのしつこいまでの「政治とカネ、政治とカネ」発言にあったことが視聴者に嫌われたためであると分かったのである。
 小沢前幹事長の「政治とカネ」と言われても、その容疑を問われて端的に説明できる人は、果たして、いまの日本にどれだけいるであろうか。みのもんたさんも、ずばッと答えられるのであろうか。政治資金規正法に基づいて政治資金収支報告書に記載する事項に虚偽があったというだけで、殺人、強盗、強盗殺人、放火殺人などのような凶悪犯と同様に扱われなければならないのであろうか。東京で購入した農地を転用して登記するまでに時間を要し、それを政治資金収支報告書に記載した時期とにズレがあったことが、咎められたのであるとすれば、形式的に虚偽記載と言われれば、確かに違反かも知れない。だが、記載ミスは、どの政治家にもあり得ることであり、修正すれば済むことであろう。何も秘書3人を逮捕して、起訴するまでもない。東京地検特捜部は、小沢前幹事長が米軍沖縄普天間飛行場や辺野古の周辺に購入している土地に関しての疑惑解明を目的に、東京の土地購入を「引きネタ」にして捜査をはじめたと言われている。ところが、重要犯罪に結びつく容疑を解明できなかったことから、自らのメンツとうっぷん晴らしに「虚偽記載」に目をつけて、言いがかりをつけたようである。おまけに、「不起訴処分」せざるをえなくなった腹いせにいかがわしい「市民団体」を仕立てて、東京第1と第5検察審査会に審査の申し立てを促したと思われる。姑息で卑怯なのは、刑事事件であるにもかかわらず、「市民団体」の正体が依然として謎に包まれているということでけある。これでは、日本国憲法が規定している「公開裁判」の原則に反して、「秘密裁判」を促すことになりかねない。暗黒裁判に道を開くことになる。行田邦子参院議員に「検察が1年かけて不起訴になった」と意見を述べたところ、京都大学法学部出身の老コメンテイターの一人が、「不起訴はシロということではありませんよ。限りなくグレーの疑惑が持たれている」と追及していた。だが、この言い方は、近代刑法の原則である「推定無罪の原則」をないがしろにする発言であり、法の支配を根底から否定しかねない暴言であり、耄碌発言であった。こんな横暴な老コメンテイターをいつまでも使っていること自体、視聴者の気分を悪くしてしまうのである。猛反省を求めたい。
◆みのもんたさんは、まず、この謎めいたいかがわしい「市民団体」の正体を明らかにして、小沢前幹事長の「政治とカネ」問題を報道すべきであろう。また、多くの視聴者が疑問に思っている検察による捏造、冤罪の疑い、事件発生の背景などについても、解明すべきである。そうでなければ、だれかから資金提供を受け、頼まれて行っている「プロパガンダ」と看做されてしまう。この辺りの説明責任は、みのもんたさんにある。
 さもなければ、日々、気分を悪くする視聴者が増え続けて、ついには、長期低迷から脱出できずに、みのもんたさんの降板はもとより、番組そのものが中止に追い込まれることになるであろう。間違いない。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
民主党代表選は、岡田克也、野田佳彦、樽床伸二、原口一博、前原誠司、玄葉光一郎、細野豪志の戦いだ!

◆民主党代表選は、「菅直人首相VS小沢一郎前幹事長」の構図で大詰めを迎えているけれど、これを次世代のトップリーダーの下馬評の高い「岡田克也外相(羽田派、57歳)、野田佳彦財務相(松下政経塾1期生、53歳)、樽床伸二衆院国対委員長(元は野田派、松下政経塾3期生、51歳)、原口一博総務相(元は野田派、松下政経塾4期生、51歳)、前原誠司国土交通相(松下政経塾8期生、48歳)、玄葉光一郎公務員制度改革担当相(羽田派、松下政経塾8期生、46歳)」という塊と、さらにその後を追っている「細野豪志幹事長代理(前原・枝野派、39歳)」の存在から見た場合、別の風景が見えてくる。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(月額1000円)

板垣英憲マスコミ事務所

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コメント (27)
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