「小沢さんが総理大臣になれば、景気がよくなる」と「銀座の夜」が沸いている

2010年09月07日 23時21分53秒 | 政治
◆「小沢さんが総理大臣になれば、景気がよくなる」と「銀座の夜」が沸いているという。長い、長い景気低迷が続き、白タクが銀座に割り込んで、客の奪い合いにも悩まされているのが、夜の銀座だ。数多くのクラブが店をたたみ、ますます小さくなるパイをめぐっての熾烈な争いである。そこへ小沢一郎前幹事長が、総理大臣に就任しそうな形勢になり、銀座の蝶も、タクシー運転手も大きな期待感を膨らませつつある。小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫、そして菅直人といずれも、「しょぼい景気政策」を掲げる国家最高リーダーが続いてきたからである。最低は、「最小不幸社会」を掲げる菅首相であるという。どうして、「最大多数の最大幸福」という景気のよい言葉で、国民を元気づないのかという欲求不満がたまりにたまって、夜の銀座で大爆発しそうな状況だ。
◆私がいつも提唱しているように、景気を力強く押し上げるには、
①強力なトップリーダーの登場
②政財官学界と労働界から実力者が集まり、景気をよくすることを目指すチーム(5人から10人)を編成する
③これか日本が向かうべき国家目標を描く
④新しい国家建設の資金を調達する
⑤官民一致、国家総動員態勢により、景気押し上げに向けて全力を発揮する
-という「5つの基礎条件」を揃える必要がある。
 大東亜戦争に敗れてから65年、これまでにこれら「景気を押し上げの5つの基礎条件」を揃えて、現実化した総理大臣は、吉田茂、池田勇人、中曽根康弘のたった3人の総理大臣しかいない。現在、並み居る国会議員のなかで、4人目の総理大臣になる可能性が大なのは、拡大経済政策を約束している小沢前幹事長ただ1人である。しょぼい経済景気政策を掲げている菅直人首相ではない。日本の景気循環は、平成24年秋から10年続く景気低迷期に突入するので、いまさらジタバタしても手遅れなのだが、それでも、最後の努力を怠るべきではないのである。、
◆それゆえに、民主党代表選の勝敗の行方は、大いに気になる。9月7日現在、諸説ふんぷんである。「小沢一郎圧勝」というのもあれば、「5分5分でいい勝負」というのもある。仙谷由人官房長官が、潤沢な官房機密費を要所要所にバラ撒く、「買収選挙」が功を奏して、現職閣僚の大半が、菅首相支持に回っていると言われる。もちろん、国政選挙ではないので、買収、供応なんでもありなのだ。小沢チルドレンやガールズのなかでも、小沢前幹事長と秘書軍団の恩義を忘れて、菅首相支持に転んだ新人議員も少なくないと聞く。ゆはり目の前の札束には弱いらしい。
◆しかし、9月8日付けの日刊ゲンダイの記事から意外なコメントを発見した。「私は小沢一郎を支持する」(連載③)に、評論家・佐高信さんが登場、「権力の周辺をウロつくウロ菅には”役害”を排除できない」という記事のなかで、次のように述べている。
 「菅直人首相とは長い付き合いだが、新党さきがけをつくった盟友、田中秀征らを裏切って、民主党に走った経緯をみても、信用できないところがある。その田中が『小沢一郎は自分からは人を裏切らない』と言っているんです」
 佐高さんは、さらに「小沢の政治とカネは完全クリア」という項において、「政治とカネの問題についても、国民は検察があれだけ調べて起訴できなかった事実の重みを知るべきです」と力説している。
小沢前幹事長の「政治とカネ」をめぐる事件について、国民はこれが「政治事件」、言い換えれば「国家権力による弾圧事件」であると認識すべきなのである。特高警察(秘密警察)、憲兵隊などによる国家犯罪に意識を向けなくてはならない。剛腕小沢と言えども、強大な国家権力の前には、か弱い一市民にすぎないのである。一般国民やマスメディアなどが、「弾圧」する側に回ってどうするのか。誠に情けないのは、弾圧側の太鼓持ちになっている連中が少なくないことである。TBSの番組「朝ズバ」の「みのもんた」は、権力の手先であろう。朝っぱらからバカの一つ覚えのように「政治とカネ」「政治とカネ」と大騒ぎしてきている。TBSの番組では杉尾秀哉解説委員が、「反小沢」の論調をしつこく繰り返している。9月6日のTBS番組「ニュース23」に出演した小沢前幹事長に対して無礼な態度を取っていた。視聴者の多くから顰蹙を買ったのは、極めて当然であった。「小沢一郎の代表選出馬はありえない」と言い続けていたのが、大外れして、面目つぶれとなったのが、よほど悔しいらしい。小沢前幹事長に当り散らすのは、ほどほどにして欲しい。見通しが当たらなかった責任は、当然取らされるであろう。
 テレビ朝日が9月5日昼の番組で、テリー伊藤さんが、小沢前幹事長の代表選出馬について「気持ちが悪い」と怒鳴ってコメントしていた。そこまで感情的に言うのなら、テリー伊藤さんのピンクの帽子の方がよほど気持ちが悪い。報道の守るべき原則「不偏不党・公正中立」に反しているからである。テリー伊藤さんは、狂気じみていて、単なる感情、好き嫌いでコメントすべきではないのであり、異常である。テリー伊藤さんの見識が問われている。
 
板垣英憲マスコミ事務所

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