小沢一郎は、弱小政党乱立と創価学会全面協力で勝算に自信タップリ、無党派層には寝てて欲しい

2010年04月11日 17時47分52秒 | 政治
◆「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表は、「打倒民主党」「日本復活」「政界再編」の3点を党の使命として掲げてスタートしているが、「本当の使命」が隠されている。それは、「打倒民主党」と「政界再編」を結びつけてみれば、明白になる。「政治とカネ」問題で支持率を落としている民主党、そのなかでもとくに、小沢一郎幹事長を助けることにある。
◆ズバリ言えば、参院選挙は、基本的に組織戦であり、無党派層は撹乱要素にすぎない。気まぐれな無党派層の投票行動が選挙結果を揺り動かすのを回避するため、乱立した「弱小政党」に誘い込む。できれば投票に行かないで寝させてしまい、投票率を低下させる。
◆参議院比例区は、約110票に1人の割合で当選者を得ることができる。この計算でいけば、「国民新党」「新党日本」「みんなの党」、仮に結成された場合「首長新党」など弱小政党は、何人当選者を出すことができるだろうか。「国民新党」=1人、「新党日本」=〇人、「みんなの党」=4人~5人、「たちあがれ日本」=〇人、仮に結成された場合「首長新党」=〇人となり、大半は、死に票となる可能性が高い。加えて無党派層が投票に行かず、投票率が低下すれば、漁夫の利を得るのは、民主党ということになりそうである。
◆小沢一郎幹事長は、「2人区」「3人区」「5人区」の複数区に、2人擁立作戦を強引に進めている。これは、創価学会の秋谷栄之助前会長との会談により、創価学会が民主党に全面協力するのと引き換えに参院選挙後、公明党を連立政権に入れるとの密約を交わしているためで、小沢幹事長の強い自信の表れである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする