政界再編、「新党シルバーパワー」はいかがでしょうか?

2010年04月05日 15時03分44秒 | 政治
◆中央政界は、三世代が核分裂の様相を激化させている。「老害世代」「中二階世代」「若年寄世代」の三世代である。森喜朗元首相らの「老害世代」に担がれて総裁に当選したのが、谷垣禎一元財務相であった。
人事をめぐり不満を充満させているのが、安倍晋三元首相、河野太郎衆院議員、おしゃべり人形の山本一太参院議員ら「若年寄世代」である。安倍政権誕生により「中二階世代」は、一気に省かれたが、安倍元首相がパンパースを着用していても、激しい下痢症状に堪えられ、政権を放棄してくれたために、息を吹き返しかけた。
◆ところが、老害世代の福田康夫元首相、老害一歩手前の麻生太郎前首相と、政権劣化が著しく、「中二階世代」が、懸命に自民党の自力回復を試みたのも空しく、老害世代に魂を吸い取られた谷垣総裁の誕生により、自民党は、哀れ「馬糞の川流れ」の状態を加速し、バラバラになって下流に消えてしまいそうである。
◆元気印の老害世代は、すごい。何と言っても大東亜戦争を経験している最後の世代である。肉食で鍛えた老骨にムチを打って、厚化粧仕立ての新党結成に熱中している。この際、党名「新党シルバーパワー」にすれば、総人口の4分の1、約3000万人規模で、投票率が最も高い「プレ前期高齢者」「前期高齢者」「後期高齢者」「終末高齢者」「末期高齢者」のパワーを結集することも不可能ではあるまい。
「中二階世代」の鳩山邦夫元総務相まで「龍馬になりたい」と言っている。坂本龍馬が暗殺されたのは、32歳のとき、鳩山邦夫元総務相は、62歳。「若年寄世代」以下の若者たちの大半が、草食動物といわれるこの日本は悲しい。
◆かたや、与党民主党にも、「老害世代」「中二階世代」「若年寄世代」の三世代抗争が続いている。「中二階世代」の代表である小沢一郎幹事長は、「若年寄世代」の前原誠司・枝野幸男・野田佳彦らを「捨て子」として切り捨て、自民党離党組の元気印の「新党シルバー」と結託して老害政治を進めていくらしい。凄まじい限りである。

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