東京地検特捜部、公安調査庁、警視庁公安部は、「獅子身中の虫」に目を光らせよ

2007年06月14日 14時05分58秒 | 政治
◆「獅子身中の虫」(組織のなかから災いを起こす者)とは、このことである。公安調査庁長官を務めた弁護士が、重大な調査対象である朝鮮総連との不適切な関係、もっと言えば、癒着関係を疑われる事件が発覚した。この弁護士は、元検事である。公安調査庁が、検察庁と関係の深い組織であるのに、東京地検特捜部が、捜査のメスを入れざるを得なかったところが、この事件の深刻さを示している。北朝鮮による日本人拉致事件の捜査も、こういうところから妨害されていたとも疑われる。
◆公安調査庁は、内閣調査室、陸上自衛隊情報保全隊とともに、日本版CIAたり得る機能を託された機関である。元長官が、北朝鮮関係の調査に絡んで、日本政府に大切な情報を上げてこなかったとともに、日本側の調査情報を朝鮮総連に漏らしていたのではないかとの疑いが濃厚である。日本にスパイ防止法があれば、反逆罪で逮捕し、死刑が言い渡されてもおかしくない。こういう反国家的な人物が、検事であり、公安調査庁長官であったこと自体、許し難い。
◆昭和40年代、学園闘争の最中、過激派のヘルメットを被り、ゲバ棒を持って暴れていた学生のなかには、司法試験に合格し裁判官に任官し、のちに検事となり、現在は地方検察庁の検事正に出世している者もいる。
◆東京地検特捜部はもとより、公安調査庁内部に、北朝鮮と繋がり、反逆的な行動をしている者や若かりしころの「過激思想」を放棄していない者が紛れ込んでいることをよく認識し、日ごろから、調査対象として厳重に監視し、目を光らせておくべきである。シロアリは、どこにでも生息している。警視庁公安部もしっかりして欲しい。
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コメント (1)
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