元妻・片山さつきのエキセントリックさに迷惑している元夫・舛添要一も迂闊だった

2007年06月08日 16時25分35秒 | 政治
◆自民党内が錯乱状態に陥っている。もちろん宙に浮いた「年金保険料納付記録問題」でだ。良識派の舛添要一参議院議員(参議院自民党政審会長)もたまりかねて、「首相が年金記録漏れ問題で菅直人民主党代表代行の責任に言及したが、これはまずい対応だった。年金問題への対応も後手後手になり、国民は『自民党にお灸を据えないとダメだ』という感覚になっている」と危機感を隠さない。読売新聞6月8日付け朝刊「4面」(政治)で報じている。安倍首相が橋本内閣の厚生大臣を務めた菅民主党代表代行を口汚く罵り、いつもはピント外れ発言で顰蹙を買っている後見人・森喜朗元首相が「そう言う言い方はまずい」と珍しくまともな発言をしたため、民主党中傷ビラ(数十万枚)から菅民主党代表代行の名前を急遽外さざるを得なくなった。
◆しかし、舛添参議院議員が、危機感を抱いたのは、自民党広報局長を務めている片山さつき衆議院議員が、テレビ出演して、きゃあきゃあわめき散らして菅民主党代表代行を非難し続けたからである。片山衆議院議員が、坂東眞理子さんの著書「女性の品格」から見れば、「下品」極まりないバカさ加減を電波を通じて天下に曝け出し、その反射効果が、次期参議院議員選挙の自民党候補者を直撃するのが、甚だ困る。舛添参議院議員も改選議員の1人であるから、大変迷惑しているのだ。頼むから、誰か口をふさいでくれ!といったところだろう。
◆片山衆議院議員のエキセントリックさは、元夫である舛添参議院議員は、百も承知。頭のてっぺんから発射されるあのキーキー声にホトホト参って、夜も眠れず、不眠症に苛まれ、ついに離婚を決意せざるを得なかったのであろう舛添参議院議員も、迂闊であった。元妻が自民党の拡声器・広報局長に任命されそうになったとき、「その人事は、まずい」と自民党執行部に注意を促しておけばよかった。だが、もはや手遅れである。
◆ついでに、社会保険庁の村瀬清司長官以下、職員が6月8日朝、東京駅頭などに立って、「反省ビラ」20万枚を配ったのは、一体、何たることか。ビラを配布する暇があるなら、どうして「宙に浮いた記録」の点検と照合作業に当らないのか。大体、配布したビラの印刷代は、だれが負担しているのか。舛添参議院議員と片山衆議院議員は、元夫婦として手に手を取り合って、社会保険庁長官に問い詰めるべきではないのか。これでまた、自民党は、大失点を重ねた。
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