北朝鮮の金正日総書記は、ブッシュ大統領の「油断を誘う作戦」に乗るか否か?

2007年02月14日 18時22分17秒 | 反日問題
◆やっぱりと言うか、案の定と言うか、北朝鮮のテレビが、「6か国協議」の合意について「核施設は、臨時に停止する」「重油100万トンをもらう」などと勝手な解釈を報じている。北朝鮮の代表団が、「美味しいこと」ばかり報告して、金正日総書記を誤魔化していることがよく窺われる。金正日総書記も、おそらくは、騙されているのであろう。
◆アメリカでは、ブッシュ大統領が「大変うまくいった」と手離しで自画自賛気味なのに対して、ネオコンの過激派・ボルトン前国連大使は、「北朝鮮にゴネ得された。6か国協議は、失敗だった」と酷評している。どちらが、アメリカの本音かと、疑われるが、ブッシュ大統領は、イラク戦争の失敗を糊塗するほどではないにしろ、これで外交政策に成功しているとの印象を国民に与えることができたと思い込んでいる。要するに、アメリカ国民に対する目くらましである。
◆しかし、肝心なのは、ブッシュ大統領が「金正日暗殺命令」を解除する気配を示していないことである。「重油100万トン」という「甘いアメ」をしゃぶらせ、安心して頭を出したところを、「ズドン」とやるつもりとも深読みできる。金正日総書記の「油断を誘う作戦」と見れば、ブッシュ大統領の「馬鹿笑い」の意味が分かる。
◆日本は、「兵糧攻め」の手を一段と強め、ブッシュ大統領の「金正日暗殺命令」が、うまく成功するよう祈祷なり、祈願なりを続けていようではないか。
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