3人の子どもを殺した今林大容疑者を「殺人罪」に、福岡市はオリンピック開催候補地の名乗りを取り下げよ

2006年08月29日 16時27分07秒 | 社会
 福岡県警東署は8月27日、はしご酒の後、泥酔状態でドライブ中、福岡市東区の一家5人の乗った車に追突して海に転落させ、子ども3人を死亡させた福岡市役所職員、今林大容疑者を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)で福岡地検に送検しているが、この容疑がおかしい。「業務上」というのは、何の業務なのか。勤務外であり、酔ったままスナックに行き、さらに飲み、泥酔状態でドライブするのが、業務とはおかしい。これほど犯罪事実が明白であり、「未必の故意」も認定できるのであるから、「殺人容疑」で送検すべきであった。警察がこんな甘い判断をし続けている限り、これからも同様の「事件」は、後を絶たないであろう。断言してもよい。
 山崎広太郎市長も弔問に姿を現したけれど、日頃から厳しく「飲んだら乗るな」と戒めていたにもかかわらず、今林大容疑者がこれを完全に無視したのであり、弔問はよいとしても、市長がわざわさ詫びることではない。これは、職員の間でここ数年、飲酒運転による人身・物損事故が相次いでいるからだろう。これからも、福岡市役所の職員のなかからは、市長の戒めをコケにして飲酒運転する「度し難い」職員が出てくるに違いない。要するに、福岡市の職員採用試験にも問題がある。「質の悪い職員」を集めているとしか思えない。はっきり言って、情実採用の臭いを感じる。
 さて、山崎市長には、甚だ気の毒ではあるが、「オリンピック開催地」として名乗りを上げているのを、この際、取り下げるべきである。こんないい加減な職員ばかり抱えていると思える福岡市がオリンピックを開催できるはずはない。開催すれば、必ず事故を起こすに決まっているからである。この勝負は、東京都の勝ちである。
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