スタジオに持ち込んで写真撮りました。
ギュッツオルトはPIKOから分離したグループの起こしたメーカーと聞きます。
「走行優先の欧州形」らしからぬ「外観優先の究み」と感じます。
墨入れする前で最高に「見られる姿」の蒸機模型です。
実機は出力ではゼロイチに劣りますが、ブレーキ性能が更にUPしたらしく最高速度140km/hです。
ドイツではC53が2気筒でC59が3気筒なのです。
第一動輪横のステップが緩んでしまって情けないです。
此の際、瞬着で付いたフリをしてもらった方が良いかもしれません。
重油炊きです。
従輪横の巨大なエアタンクが無いと印象がだいぶ違います。
ゼロイチの軸重20tに対して軸重18tのライトパシフィック。
3気筒ですが独立したワルシャート式弁装置を持つ。 第一動輪を駆動。
グレズリー式ではない様です。
それは狭軌では無理だが遥かに優れていると感じます。
煙室が前のめりと感じますが実機を見た時は気がつきませんでした。
“BRAWA”“Roco”より外観では勝る感じ・・ですが華奢な造りです。
ストラルズンド行 D-zug Berlin Richtenberg 駅
Dresdenn のゼロイチなので古い製品の古いイモン仕上ですが、毒をくらわば皿まで食べてしまいます。
01 137 は原形の鋳物のシリンダーブロックで、実機は砂箱にバケツを被った姿です。
マイクロキャスト水野さんがワグナーデフゼロイチ(Lemacoブランド)を計画した時、大量の写真とシリンダーブロックと砂箱で4種類(118、120、137、204)を提案しました。
適切な提案だったと感じています。
墨入れの仕方も少し宜しく無い時代です。
石炭炊きです。
いずれ墨入れは追加ですね。
走らせる模型としては正しい選択と思います。
ドレスデン時代は調子が悪かったのか余り運用に入りませんでした。
1979-03 メッセツークを牽いて夜明け前の暗い道を急ぐ。
絞り開放で流し一発で決める必要があります。
バケペン+150mmF2.8
46年以上前なのですね。
砂箱にバケツが載せられていないのは模型として残念すぎます。