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ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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太田房江大阪府知事 甥や母親のマンションの事務所経費計上問題で逆切れ!

2007-11-08 10:07:10 | Weblog
母宅に政治団体の事務所費 「問題ない」と太田知事 2007年11月1日 共同通信
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20071101010003431.asp
 大阪府の太田房江知事(56)の政治団体「太田房江を支える東京の会」が2006年4月から今年8月まで、東京都江東区の知事の母親が住むマンションを「主たる事務所」として届け、事務所費を支出していたことが1日、分かった。
 太田知事の特別秘書によると、東京の会は以前、関係者宅を事務所として活動していたが、関係者が転居したため、父親名義で母親が住んでいるマンションに事務所を移転。東京の会と名義人の父親とは月5万円で業務委託契約を結んでおり、母親は郵便物の管理などに携わっていたという。
 太田知事は「事務所としての実態もあった。問題はない」と説明している。
 東京の会は03年に発足。経済産業省や国土交通省のOBら約60人が会員。都内のホテルで政治資金パーティーや知事を囲む朝食会などを開いている。

大学生の甥宅にも事務所費 太田知事の政治団体 2007年12月2日 共同通信
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20071102010004061.asp
 大阪府の太田房江知事(56)の政治団体「太田房江を支える東京の会」が2004年8月から06年3月まで東京都江東区に住む大学生だったおいの賃貸マンションを事務所とし、事務所費を計上していたことが2日、分かった。
 太田知事の特別秘書によると、当時都内の大学に通っていた太田知事の妹の長男と月5万円で業務委託契約を結び、郵便物の受け取りや保管などを依頼。事務所費として04年に約72万円、05年には約76万円を支出していた。
 おいが就職で転居する可能性があったため、06年4月に事務所を江東区内の母親が住むマンションに移転し、一時使用していた。
 事務所を母親宅にしていたことが明らかになった1日に報道各社から取材を受けた太田知事は、おい宅にも事務所を置いていたことは明らかにしていなかった。
 太田知事は「おいに迷惑を掛けたくなかったが、なんら問題はない」と説明している。

太田・大阪府知事が事務所費の明細開示を拒否 2007年11月8日 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071107/crm0711072346033-n1.htm
 大阪府の太田房江知事は7日の定例会見で、最近明らかになった事務所費問題などについて説明した。しかし疑いを払拭(ふっしょく)するために、振り込み明細などを公開することは拒否した。説明義務を果たすよう求めていた自民党大阪府議団は「不十分」として、一両日中にも質問状を出す方針を固めた。
 会見でのやりとりは次の通り。
 --「太田房江を支える東京の会」について自民党府議団から説明要請があったが
 「真摯に対応したい。『東京の会』は小規模な組織で、財政基盤が脆弱。安価に信頼できる形で運営のために、業務委託契約で運営してきた。いい形がどうか助言もしてきた。事務局経営は契約に基づき、正当に、実態をつくり、やってきた。特に問題があるわけではない。この点をしっかり議会に説明したい」
 --知事の母親は事務所について「知らなかった」と言っているが
 「母にも確かめたが、現在は母親のところには事務所はなく、『いまはありません』と答えた。母が業務をしていたことは私の目で確かめている。郵便物の収受もしっかりやっていた。みなさんもふつうの生活をしているとき、なんとか新聞、なんとかテレビと言って訪れられたら動揺すると思う。その中で知っている限りのことを答えたと思う。ご指摘のことは一切ない。本人もしっかりと自覚し、業務契約の中で仕事をしていた」
 --甥が住んでいたマンションの事務所に実態はあったか
 「電話による連絡調整、郵便物収受でスペースを借りていた。1年中の事務所として使っていたわけではない。それをやれば一月30、40、50万円かかる。業務委託契約に書かれている業務をやっている瞬間瞬間に、使っていた」
 --振り込み明細などを示して疑惑を払拭する考えは
 「プライバシーに関することも入ってくるので、ご容赦願いたい。おかしなことは一切ない」
 --振り込み明細はあるのか
 「事務所には残っていると思うが、政治資金規正法に則ってやっている。これ以上のことはしない。これ以上すればプライバシーの侵害になる」
 -母親の事務所問題が発覚した際、なぜ甥のマンションを言わなかったか
 「甥も業務委託の考え方は同じ。隠している意識はなかった。その場で指摘があれば答えた。考え方は同一で、おかしな点はない」
 -母親のマンションを事務所にしていた時期に、東京出張の交通費に公費を使ったことは
 「それはおかしいですか。そんなに大きな問題ではないのでは。ただ、家族にこれ以上迷惑をかけたくない。今後は細心の注意を払っていきたい。一瞬たりとも府民に誤解を招くことは二度としない」
 -反省や軽率だったという言葉はないか
 「政治家としてえりをただしていきたい、というか、府民に疑惑を抱かれないよう心がけたい」
 「もういいでしょう。これだけしゃべったんだから」(会場を後にする)



 一方、こちらは、母親と大学生の甥が住んでいたマンションを事務所の経費として計上していた問題の記者会見で太田大阪府知事が逆ギレしたという記事。
 当人は「事務所としての実態もあった。」と言い訳しているようですが、たかだか、郵便物の受け取りや保管に月5万円も払っていたなんて、そのような言い分を本気で信じる方がどうかしているでしょうし、母親や甥だって別にそのマンションに張り付いているわけではありませんから、事務所の経費として申請する方に問題があるように思いますが、最期は会見を強引に打ち切るなど、『やましいことがあるから突っ込まれたくない』と受け止められても仕方ないように思います。こういう態度を取られると、ますます庶民の反発を招くだけなのですが、雲の上の人になってしまった大田知事(隣県の京都府山田知事とはえらい違いです!!!)にはそういう庶民の感情がわからないのですか。庶民派知事の名が泣きますね。


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